よもやまカンボジア

カンボジアの日本語学校で起こった不思議な出来事を…。

とんぼに秋(いや乾季)の気配。。。

2005-10-23 16:08:51 | Weblog
日本はそろそろ肌寒くなってきたころだろうか。紅葉もはじまり秋の気配が感じられるころだろう。栗、芋などの秋の味覚が懐かしい今日この頃。インターネット通販の魅惑の秋の新デザートも、さすがにカンボジアまでは届けてもらえない。あー今年の新作モンブランを食べたいものだ。

こちらには四季はないけど、雨季と乾季、それに生活していれば微妙な季節の変化が感じられる。最近はまだまだ雨が降るけれども、それでも風が乾季に確実に近づいてきたような気がする。朝夕をはじめ、昼間でもけっこうさわやかな風が吹いている。エアコンなしの生活になれると、不思議と自然の微妙な変化も感じられるようになる。自然の風の涼しさに感動。といっても、日本人や欧米人、そしてこっちでもエアコンの中で生活している人には、まだまだ「暑い」とひとくくりできる程度の暑さではあるが。。。

そして、妙にとんぼが多い。まんねん夏のカンボジアととんぼってなんだかイメージがわかないが、涼しくなるこの時期にけっこう多い。道でもどこでもけっこう群れをなして飛んでいることも多くてびっくりする。とんぼを見ると夏が終わって、秋になりはじめのあの頃を思い出す。楽しかった夏がもう終わってしまう、どこかさびしい感覚。でも、カンボジアではそんな感傷にふける間もなく、ふと床を見ると、死んだとんぼを蟻がすごい速さで運んでいてびっくりする。

野菜や果物もやっぱり旬があって、その季節限定のものや季節によって値段が変動するものも多い。私は個人的には雨季の果物の方が好きだけど、そろそろカンボジア人の大好物、緑色のマンゴーがではじめた。旬の4月はまだまだ先だけど、あの緑のマンゴーを見ると、また暑い乾季がやってくる予感がする。