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ベガス旅行記3 その弐拾

2012-10-30 00:07:18 | 海外
(ここまでのあらすじ)
ベガス最後の日。友人と別れてひとり空しくカジノとTV観戦と
ジェットコースターを楽しんだ私は、最後にルーレットに挑んだ。






3~4時間!
途中、トイレ休憩があるとはいえ、ひとりで黙々とルーレットを打つ。
よくやるわ。
ルーレットや、翌月マカオで大小やったときも思うのだが、この時だけ
発揮される持久力・忍耐力やいかに。

まあ、結果はマイナスでした。

もう今回はしょうがない。

過去2回のカジノ旅行はチョイ負けだった。今回は、リスク承知で
勝負に行くと決めていたので、この結果は仕方ない。

最後のルーレットも、ラスト2回までは勝っていた。3~4時間かけて
資金を倍以上にしたのだ。

で、それをラスト2回で全て失った。

それに悔いはない。今回は

自分の立てた作戦でコツコツ増やす

それを一気に投入して大当たりを狙う


という、ゼロサムの勝負をすると決めていたからだ。それに、
ラス前まで勝っていたと言っても、今回の赤字額が埋まる金額ではない。

だったら、それを一気に投入するしかない。


で、失敗したと。

なんか、今回と翌月のマカオは色々と考えさせられた。

おれ、ギャンブル向いてないなあ・・・と。

言葉で説明するの難しいので、ここでは書かないけど、ラスト2回の
勝負は、結構な確率で当たるような賭け方をしてるんですよ。
大儲けの可能性はそんな高くないけど、まあ何かしら引っかかって
当たるでしょう、と。

それが2回ともド外れだからね。


何かを得ようとする者は、何かを失わなければならない。
おれは、普通の人のように恋をして結婚して家庭を持って・・・という
フツーの幸せはもう諦めたんだから、せめてギャンブルの神様くらい
ほほえんでくれても良さそうなもんなんだが・・・。

ふつーの幸せも手に入らず、ギャンブルも負けるんであれば俺の
人生は一体どうなってしまうのか。


なんてことはアメリカにいる間は考えてられない。


とりあえず、持ち金数百ドルは、最後の2分で0になった。

ある意味、このときほど円高の恩恵をありがたがったことはない。

傷心しているヒマもなく、急いでモンテカルロに戻り、スーツケースを
引き取る。

やることは全てやった。あとは帰るのみだ。


to be continued

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