酔っぱらい一人旅

オール電化キャンプを推進します・・・

☆★2000年11月某日・・・内装業者に逃げられる!!!

2015-03-12 12:18:52 | 1999年バンコクで起業した回想記

 

印象に残っている出来事を時系列に沿って書いている。

 

2000年11月某日・・・・・

トンローの治療院は10月末で閉院した。

僅か4ヶ月に満たない開院期間で、ピヤワンさんにも勿体無いと言われたが、

店舗規模拡大のための移転なのだから仕方が無い。

11月に入り内装屋にベッドや備品を新店舗に運んでもらった。

この時点でオープンは11月11日(土)と決めていて広告の手配などは済んでいた。

マッサージ師もヌイさんの他に新たに5人雇い研修を開始していた。

そんな時、エアコン業者が来て1台だけ取り付けていった。

その時サムリスも立ち会っていて、残りは明日以降に順次取り付けるとのことだった。

 

翌日、業者誰も来ず・・・・・

サムリスに電話すると都合が悪くていけなくなったとのこと。明日は大丈夫だろうと・・・・・・

そして更に翌日・・・・またまた誰も来ず。

サムリスに電話したが出ない。

俺の携帯からだと着信番号を見て出ない可能性が高いので他の電話からかけた。すると出た。

今日も来ないじゃないか!どうなっているんだ?このまま警察に訴えるぞ!!

サムリス: いいよ、いいよ・・・・

こいつ逃げる気だな・・・・

すぐにヌイさんに同行してもらいトンロー警察署に行った。

警察署ではヌイさんがことの経緯を一生懸命説明していた。

一通り話を聞いた警官は・・・・そりゃ、俺たちにもどうしようもないよ

訴えるなら手続き踏めば可能だけど、この名刺の名前だって本当の名前か分からないでしょ。

この住所だって本当にここに会社があるか分からないでしょ。

そういうことを全て証明してくれないと動けないよ。

・・・・・・まっ、頭にきた勢いで警察署まで来たけど、どうせ何の解決にもならないだろうと端から期待もしていなかったけどな。

ここで何を言っても無駄だろうと、名刺に記載してあるサムリスの会社の住所に行くことにした。

タクシーで100Bを少し超えるくらいの距離だったか。

大体この辺だろうというところまでタクシーで行き、そこからは近所の人に住所を見せて目的の住所に辿り着いた。

古いタウンハウスで、会社がある雰囲気ではない。

中の住人に声をかけると中年の男性が出てきた。

名刺を見せて、この会社の住所はここですよね?と言うと、

住所はここに間違いないけど、その会社とは関係ないよ・・・という返答だ。

ヌイさんがことの経緯を話すと・・・・

・・・あっ、またか。年に何人かあなた達みたいな人が来るんですよ。

住人と話をしていると近所の人たちが集まってきた。

一人が名刺を手に取ると・・・「サムリス・ソンジャイ」

「ソンジャイだってよ!」と言ってプスッと笑っている。

なるほど、こいつは常習犯だな。

丸っきり工事をしないということはせず、最後の最後で何かを省き、とんずらするってことだ。

こちらの落ち度としては・・・最初に3万B支払ったのがいけなかった。

それ以降、常に工事の進行具合より3万B多く業者側に渡っていたということになる。

 

嫁が最初に覚えた違和感とは・・・・

サムリスは金を受け取ると、その金を数えることなくポケットにしまったらしい。

雰囲気も胡散臭いと思っていたとのことだ。

こうなると捕まえようが無い・・・いや、本気で捕まえる気があるなら新規客の振りをしてどこかに呼び出すことはできるだろう。

しかし、そんな暇は無い。

この時点でオープンまで1週間を切っていた。

マッサージ師の研修や残りのエアコン、カーテンの調達を進めなければならない。

 

 

・・・・・・書いてたら、思い出してムカついてきた!

 

 

 

 

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