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pokoのつれづれdiary

ブログタイトルを変えました。
これからも、ナムギルの応援は続けます。
それがなにか?

善徳女王48話

2010-10-11 02:17:27 | 善徳女王
 トンマンは、唐の使節団の前で公開尋問を要求。
  

 側には新羅の廷臣たちも。
 
 ミシルも体面上、それを守らざるを得ない状況に。

 ミシル派の会議で、何度もトンマンを殺してしまおう…という話になりますが、ああいう形で公主が出頭してきた以上、
トンマンの生死は全てミシルの責任ということに。
 

 トンマンが死ねば、ミシルが手を下したことになり、無党派層的な貴族の支持を得られなくなり、
生かせば、事の成り行きによっては、ミシルの悪事がばれることにもなりかねない状況。

 

 一方、伽耶の砦では、姿の消えたトンマンのことで、ピダム、チュンチュ、ユシンの三人がお話。
 
 トンマンがこの窮地を打開するために、ユシンの手引きで一人宮殿に忍び込んだことを知り、ピダムはユシンを責めます。
 

 ここでも、ユシンとピダムの立場の違いがくっきり。
 ユシンは恋心に苦しみながらも、君臣の結びつきを優先しようとするのに、ピダムは個人的な感情をむき出しに…。
 ユシンの抑えた情熱もよいけど、ピダムの熱い感じが今のわたしにはキュンキュンきちゃう



 トンマンの言葉をそのままピダムに伝えますが、
…ピダム「公主様を将棋をの駒のように扱うなんて
 ピダムの怒りは最高潮に達して、ユシンを殴っちゃう


 ユシンは昨夜、トンマンと交わした会話を回想。
 
 ユシンはさっきのピダムのように、トンマンを将棋の駒扱いできない…(思いはピダムと一緒なんですね)と言い…
 
 そして、
…ユシン「死に行く主君を止めない臣下もいなければ、死に行く思い人を止めない者もいない…」
 あぁ、とうとう本音を言っちゃいました。今まで、しらっとした顔で、君臣の絆ばかり強調してきたくせに…
やっぱりトンマンのこと忘れられなかったんですね。まぁ、知ってたけど。
 

 今度はトンマンが、しらっとやっちゃう。
…トンマン「感情に流され、大義を見失うような者は、わたしの臣下にも、思い人にもなれない…」
 もう、あんたたち勝手にやってなさい。
 まっ、そんなトンマンをカッコ良く思わないこともないんだけど…


…ユシン「だとしても、公主様やその他の人々を将棋の駒のように扱うことは、わたしにはできません」

…トンマン「わたしたちは、歴史の前では駒にすぎません」


 昨夜のトンマンの言葉を、そのまま繰り返すように呟いてピダムに伝えます。
…ユシン「我々は、歴史の前では将棋の駒にすぎん…」
 
 ユシンの心中をピダムが知るはずもなく…
…ピダム「公主様がどうなっても、新羅がよくなればそれでいいのか」

…ユシン「これが、公主様とわたしを繋ぐたった一つの絆なのだ」 

 トンマンとユシンの結びつきの強さに、嫉妬している(と、わたしは思う)ピダム。
 

 
 腹いせに(たぶん)、チュンチュが行けばよかったんじゃないか…なんて言い出す始末のピダム。
  
 思いっきり、指さし呼称のピダム。困った顔のチュンチュ。
 自分のアイディアじゃないことで言われても困るはず…
 同情いたします


 叔母様に触発されて、自分の役割を果たす決心をしたチュンチュ。
  
 

 
 トンマンが自分の潔白を訴えて宮殿に戻ったことで、あちこちに波風が立つ。

 大等たちが集まって、公開尋問は行うべきだ…と言いあったり。
 王様やトンマンに味方して拷問を受けた人たちも元気出していこうぜと励ましあったり。
 王様の宮殿前で、花郎たちが公開尋問を要求したり…。

それを聞いた王様が病気の体に鞭打って、花郎たちの前に出てきます。
 
 王様の軟禁を隠しているミシルサイドは大慌て。花郎たちに軟禁がばれたら、自分たちが不利になるから。

 
 武術の達人は、ツボ押しの達人 
 駆けつけたソルォンが、王様の首のツボ(と思われます)を押して気絶させ、
 

 こんな感じ。
 病状が悪化したように見せかけて再び軟禁。

 
 事を収めるため、ミシル登場。
 
 公開尋問を行うことを宣言します。

 でも、これはミシルサイドが最も避けたかったこと。
 公開尋問の場を借りて、不穏な画策するミシル。
 各々の貴族に私兵をミシルに帰属させるかどうか、確認して署名をさせ、しなかった貴族は殺しちゃう…という
  力づくのミシル様。こうして破滅に向かっていくのね

 
 一方、囚われたトンマンの代わりにチュンチュが動きます。
 
 ソラボルの周囲に一番多い数の兵士を待機させたチュジン公を説得します。
 トンマンがピダムと踏み込んで、取引の機会をくれるように頼んだあの人です。
 おしゃべりが上手なチュンチュは、言葉巧みにチュジン公を丸めこもうとしますが、そこに、夜なのにミシルとソルォンが訪ねてきます。
 

 チュジン公の兵士の数が一番多いので、ミシルサイドもこの人を押さえたいということらしい。
 
 ミシルと話しながら、様子を探るチュジン公。でも勘の良いミシルはチュジン公がトンマンサイドと接触したことに気づきます。
 
  
 
 ピダムとユシン郎は、花郎たちの説得を…  
 
 積極的にトンマンサイドと敵対はしないが、味方にもならない…という約束を取りつけますが、ユシンは国仙ムンノさえいれば花郎たちを味方に引き入れられると言います。
 
 ムンノの名が出て、おそらく心中複雑なはずのピダム。


 
 ムンノの墓に参るピダム。そこでの独白。
…「昔、(ムンノが)宮殿を去った時も国仙は仙人になったと世間は言った。国仙にはそれがふさわしい。
  国仙は死にません。
 死にません…というセリフが胸に突き刺さるよ 
  師匠、師匠はこのまま永遠に生き続けてください」


 公開尋問の当日。
 宮殿の内外に兵士を配置して、トンマンサイドの兵が近づけないようにし、
 

 …の割には兵士の数が少ない…エキストラが足りなかったのね

 
 
 公開尋問の場に呼ばれる前のヨンチュン、ソヒョン、アルチョン。
 前回からずっと同じ場所に座っている三人。
 ご飯は? トイレは? 余計なことが心配になります。
 そのままだったら、三人ともメチャメチャ臭いよな…とか



 トンマンサイドが全員公開尋問の場に呼ばれます。
 

 
 その頃、公開尋問に出席する貴族のうち、目を付けた者だけを集め、
私兵を兵部に帰属させてもよいと思っているかどうか、ソルォンが尋ねます。
 嫌がった貴族を一人、ポジョンが切り捨てます。最近、ポジョンは汚れ役が多いですね
 
 これで、ビビった残りの貴族たちは各自の私兵を帰属させます。



 ここからは、トンマンサイド、怒涛の反撃
 
 宮殿に向かうチュジン公を、ミシルの命令で殺そうとするソップム郎と郎徒たち。
 
 そこにトンマンサイドの兵士たちが現れ、チュジン公は命拾いします。
 で、結局、チュジン公とその仲間の貴族たちはチュンチュの下に付き、軟禁されている王様を助けるためソラボルへ進軍します。
 
 真中の青い服がチュンチュ
  ここでの兵士たちの高揚ぶりをみると、この後、王になるのはチュンチュって感じ。この状態でみんなトンマンについて行くのかな…またまた余計な心配をしてしまう



 ソラボルに侵入するウォルヤたち。
 
 少数精鋭ということなのか…、メチャメチャ少ない。トンマンサイドの人材不足なのか、ドラマのエキストラ不足なのか…
 
 ソラボルへ入るための城門を守っているのはハジョンですが、全然役目を果たせていません。思いっきり侵入されてますから。
 今回もこの人、いい味出してます。本当に風月主やってたんですかね…

 

 「義に従え  国仙」
 花郎たちに向かって放たれた矢に下がった赤い布には、そう書かれています。
  
 そこに、ムンノ(ニセモノ)登場
  
 意外に単純な花郎たちは、ムンノの格好をしたおじさんとユシンが一緒にいるのを見ただけで、
「風月主に従います!」

 花郎たちが素直なお陰で、王様は救出されます。



 公開尋問に招集された貴族は200名。でも、それに応じてやってきたのは50名も無い状態。ほとんどチュンチュに付いて、ミシルを裏切った形に…。
戒厳令の後の地道な説得が実ったということでしょう。

 早くも負けを悟ったミシルは、何を思ったかトンマンに弓を射ろうとします。
 
 
…トンマン「さぁ、射なさい。あなたの負けだ。ミシル」
…ミシル「そうだ、お前の勝ちだ。トンマン」

 こんなやり取りを心の中でしています。
 最後はミシル様が矢を放っておしまい。
 
 皆さん、ご存知のように、トンマン、死ぬわけないです。

                                     おしまい  

 
うふふのピダム
 
 







  

善徳女王47話

2010-09-30 00:17:32 | 善徳女王
 ちょっと、早いんだけど…アップしちゃいます。

 ピダムの活躍があまりない回です

  
 
 トンマンのアジト(ヨムジョンの砦)を襲うチルスク。
 
 更に、ソップム郎も合流して、より大勢の兵士が砦を包囲します。

 ここでも、ソファが犠牲的な精神を発揮。
 トンマンの影武者として、ソファがウォルヤ郎と共に包囲網を突破、チルスクたちの攻撃を引きつけます。
 
 手前の赤い服の二人が、ソファとウォルヤ。赤い服はチルスクが率いる兵士たちの服装。
顔を隠し、兵士に変装して逃げようとしていると、思わせるための恰好。
 

 
 ソファの作戦通り、ソップム郎もチルスクも影武者のソファたちを追って山の中に。

 その間にトンマンは、伽耶の砦にユシンと逃げます。
 
  しっかり手を繋いでいる二人。ピダムの入る余地が…ない

追手を引きつけて逃げるウォルヤとソファ。
 
 山の中だから仕方ないのでしょうが、ここでもよく転ぶソファ。
 若いころはそそっかしい…という設定でしたが、今のソファは年による運動不足?…細かい演出?に脱帽

 チルスクに追いつかれ、危機の二人。

 ウォルヤの攻撃をいとも簡単に交わし、トンマンの影武者であるソファをチルスクは追い詰めます。
 苦労しながらトンマンを追いかけてきた場面の数々が、チルスクの頭をよぎります。

 生まれたてのトンマンが空中に放り投げられたり
  当然、合成でしょうが…

 回転したり、早駆けの馬の上で激しく揺さぶられたり…
 揺さぶり症候群?だったっけ?生まれたての子にあんな激しいことして…大丈夫か…と心配になるシーンの連続でしたが、 

 こんなに立派に育ちました。
 
 

 渾身の力でトンマンに切りつけ、絶命を確信…
  
 ところが、倒した男(ウォルヤ)が、「乳母殿…」と声をかけるの聞いて、チルスク絶句。


 
 チルスクがソファに気づいた時は既に遅く、ソファはそのまま亡くなってしまいます
 
  結局、わたしたちはこうなる運命だったんですね…と息も絶え絶えに言うソファに涙
 ソファもチルスクのことが好きだったんでしょうね。でも、派閥の違いが障害に…

 ところで、ここでのソファのセリフでトンマンの年齢は30歳と判明。ピダムは32歳ぐらい?
 ユシンはトンマンより年下だから28~9歳?の時の出来事だということが分かります。
 オム・テウンさん、少しキツイかも


 

 トンマンとユシン、伽耶の砦に無事到着。
 


 一方、ミシル・サイドでは…
 
…ハジョン「なに、逃がしたぁ 自分のことを棚にあげて言いたい放題のハジョン
…ソルォン「本拠地を襲撃したのにぃ いつもハジョンに言われっぱなしのソルォンもチルスクには強気
 
 ミシルはチルスクの様子がおかしいことを察知しています。

 その後、チルスクと入れ替わりにソップムが状況説明。
 影武者がいて、それがソファだったことをミシルは知ります。


 ミシルとチルスクだけの会話。
 
…チルスク「今までいろんな危険な目に遭ってきましたが、よくぞ生き延びられたと思っていました。
 でもそれは違うと気付いたのです。わたしは死ぬ機会を失っていただけなのです」

…ミシル「それで…」

…チルスク「次の機会は逃しません」

…ミシル「そうなさい」

 この時のミシルは辛そうに見えました。

 ソファへの愛と、ミシルへの忠誠との間で揺れていたチルスク。
 その揺れを、ミシルは当然知っていたはず。

 でも、ソファの死が、チルスクを完全にミシルから離れさせた。
 全身全霊で仕えてくれたチルスクの支持を、完全に失ったと感じたからかもしれません。

 人の支持を失うのは、ミシルにとって敗北の一つだったのではないでしょうか。

 
 
 トンマンの無事を知って、安心、希望を持つ人たち。
 
 
 

 
 伽耶の砦に帰還したウォルヤ。トンマンはソファの死を知ります。
 
 泣き崩れるトンマン。
 ユシンは、慰めようとトンマンの肩に一度手を伸ばしかけますが、やめます。
 
  あくまで、君臣の関係を貫くためでしょうね。孤独だな…


 うずくまって一人泣くトンマンを見て、ピダムはこらえきれず慰めに行こうとします。
 
 それを止めるユシン。
 
 さっき、気持ちを押しとどめたユシンだからね。


 
 早速、作戦会議。
 
…ウォルヤ「伽耶の砦の警備は、十重二十重になっていて安全だけど、ソラボルに近いのが難点」

…トンマン「トンマンはもう逃げない…存在を世に知らしめ勢力を集め、前進する」

…チュンチュ「わたしは反対です。隠れていれば、戒厳令が長引き、皆が怪しみ始めます。時間を稼ぐ方がいい」

…トンマン「戒厳令で苦しむ民、わたしに味方するために拷問されて苦しむ人々、そして、(ソファのように)犠牲になるかもしれないこの場の人々のこと…
 これ以上、何一つ耐えられない」

 トンマンは作戦を実行させますが、ユシンにだけ秘密の命令をします。




 その頃、国を建てて10年目の唐の使節団が、新羅にやってきます

 政変のゴタゴタを知られて、弱みに付け込まれるのを避けるため、唐の要求は全面的に受け入れましょうとミセン。

 それに一応賛成したミシルでしたが、唐の要求は「千貫の黄金」と途方もないもの。
 千貫の黄金とは、新羅にある二か所の金鉱山の一年の産出量合計より多いものだそうです。

 そんな途方もない要求をしたのは、使節団がソラボルに入った時、空からチラシが降ってきて、今の状況を知ってしまったから。
 
 チラシを手にしている二人が唐の使節。このチラシはトンマンたちの作戦で、王女は無実で、陛下はミシルに軟禁されている。それを救出するように…という内容

 とにかく要求をのむつもりのミセンに対し、ミシルは堂々と使節に立ち向かい、要求を撤回させます。
 
 韓流にありがちなお国第一のエピソードですが、こんな駆け引き外交の出来る政治家が今の日本にも欲しい
 求む 和製ミシル。
 


 チラシは花郎の手元にも…。
 
 今まで、ミシルは大義を守り、正しいことをしてきたから、花郎たちはミシルに従ったが、
チラシが事実ならば、王女に従うべきだ…

 花郎たちに更なる動揺が走ります

 

 唐の使節団と共に歓談しながら歩く、ミシルの前にトンマンが突然姿を現わします(これが秘密の命令らしい)。
 
左から唐の使節二人、ミシル、ミセン、階段の下で剣を持って立っているのがトンマン。

 
 使節団の前で、自分が逮捕令の出ているトンマン公主であること、そして嫌疑のかかっている件で公開尋問を要求…は、次回のお話。
 

 うふふのピダム
 


 
 
 
 

善徳女王46話

2010-09-24 22:31:31 | 善徳女王
 今回はピダムの活躍が少ない…
 私的にはつまらん…です。
 
 勝てる当てのない、ただトンマンを救うためのだけのユシンの戦い。
 悲壮感が漂っていて、泣けます。

 ピダムの活躍もあって、トンマンとチュンチュは無事逃げます。



 チュクパンは相変わらず、神殿内の抜け道を探してウロウロ…
 なんて幸運なことに、ソファが囚われている部屋に行きつきます。

 ソファは、例のミシル刺殺命令書を持って、チュクパンと逃げ出します。



 ミシル様激怒
「トンマン公主とユシンに逃げられたですって!」

 いえいえ、ユシンは捕まってますよ、ミシル様。ソルォンさん、あんた、なに報告してますの?
 脚本ミスなのかなぁ


ソルォンの言い訳。
「ピダムが現れました。ヨムジョンが裏切ったようです」

同席してたミセンがビックリ
「殺したのではなかったのですか!」

 ミシル・サイド、バラバラになってきましたが、無理やり、次の段階へ計画を進めます。


 トンマンのアジト(ヨムジョンの砦)で。

トンマン「わたしは陛下の嫡子だから、どんな時にも、わたしに正当性がある。いまや、時間がわたしの味方」
 聡明すぎるトンマンの言いたいことは、わたしには意味不明

 場面変わって、
ミシル「問題は、時間がわたしたちの味方でないこと。新羅に二重権力構造が生じます」

ミシル様の言うことの方が分かりやすいな。

 再び、トンマンのアジト(ヨムジョンの砦)。

…ヨムジョン「遠くに逃げて身を潜めては…」
…チュンチュ「そうだ、そうだ

 ひとり、首をふるピダム。ミシルサイドの失敗と苦境を、トンマンとの掛け合いで、説明してくれます。

 逃げたくないから…とトンマンは皆を説得して、ソラボルにとどまります。


 ミシル様、捕えたトンマン・サイドの人たちを拷問にかけるように命令
 無理やりに嘘の自白を引き出すように…だって。

 嘘…つまり、トンマンが上大等暗殺の黒幕だってこと。

 さらに、ソラボル全域にトンマン公主の逮捕命令を出し、逮捕のどさくさで、殺しちゃうように…とのこと。
 とにかく、口封じですね

 会議が終わって、ソファのもとに急ぐチルスク。

 でも、もう逃げた後。
 どうしても同じ方向を向けない二人。チルスクが怒っていました
 最初、何気に流して見ている時は、チルスクってやっぱり怖い人だな…と思ったけど、こうして見てみると
好きだから、無理にでも自分の側に引き寄せておこうとする恋心からなのかな…と少し納得


 
 ここからは、普段よく知っている人たちの拷問シーン。



 いつもは立派な方々も、今回ばかりはボロボロ…



なんとか行動して活路を開きたいトンマン。

…ピダム「そんな危険なところに行かせられません
 ピダムが怒ります。
…トンマン「お前がわたしを守れ!」
 いいな、このセリフ。わたしも、ピダムに命令してみたいものです

 どこに行くのかな…と思えば、ピルタン郎のパパのところ。
 ソラボルの外で陣を張ってます。


 ピルタン郎のパパにミシルは王になるつもりだと、トンマンは教えます。
 
 当然、驚くパパ。ミシルに頼まれて動いたけど、ミシル自らが王になるとは想像もしていなかったよう。

…トンマン「ミシルを王にするために兵を動かしたのだから、より多くの見返りを要求すべき。わたしなら、
ミシルが示した報償よりもっと多くの見返りを提供します」

…ピダム「公主様は話の分かる方だぞ」

…トンマン「もしミシルが取引に応じなかったら、わたしにも取引する機会を与えてください」
 さすがトンマン。話の持っていき方がうまいです


アジトに帰ってきてから

 ・復耶会のウォルヤと連絡をとって、ユシンとアルチョンの救出の作戦を練ること
 ・今いるところは、ヨムジョンの砦のようですが、チュンチュを復耶会の砦に連れていくこと

 以上を、ピダムに命令します。

 チュンチュを復耶会に連れていく理由は、どちらかは生き残らなくてはならないから…というもの。
 トンマンが死も覚悟していることに、ピダムは少し辛そうな表情をします。
 



 ミシル様、ますます快調?

 廷臣を全員集めて、
・上大等暗殺の黒幕はトンマンであること
・陛下から、トンマンを捕まえる許可をもらったこと
・トンマン以外の逆賊を一掃する許可ももらったこと
・非常事態なので、護国府を設置すること
・護国府は上等大セジョン、兵部令ソルォン、璽主ミシルの三人で構成すること
・護国府は、和白会議より上位の機関であること

 そしてそして…
・陛下が病気だから、護国府令(一番権限がある人ってこと)はミシルが務めること
 ここまできても、王座をつかまないミシル。大胆な行動をとったのに、慎重…と思ったら、また大胆に…

 聖骨…という血筋に関する質問をした廷臣の一人を、ポジョンに切らせます。
 

 で、玉座に座っちゃう…かなり挑発的


 ここからミシル様、ぶち切れ
…気が昂ぶっていますので、言葉が少々乱れますがお許しください。 乱れるなんてもんじゃ…とにかくぶち切れてます

今まで、お前たちが何をしてきた! 
 お前たちが私腹を肥やしている間、このミシルはチヌン大帝、チンジ王、そして今の王を支えてきた。
 聖骨がどうしたというのだ。神国を支えてきたのは、このミシルだ! お品が悪いですが、コ・ヒョンジョンさん、チビりそうなぐらい怖いです
 

 そして、戒厳令を宣布します。


 不安がる花郎たち。
 
 殺された廷臣は、ワンニュン郎のパパだったよう。一番左端が、ワンニュン郎。
  
 この人

 ミシルの行動が、今までのような大義を通したものではないらしい…と花郎たちは感じ始めています。



 ソラボルの外で陣を張っているピルタン郎のパパ=チュジン公を呼び出して、軍の完全掌握を画策するミシル。
 
 チュジン公を大等に任命し、ソラボル在住という形にして、地方にある本拠地(チュジン公の軍)から引き離します。
 
 つまり、出世の代わりに兵力を失う…という羽目に。
 トンマンの言葉がよぎり、しまった…という風のチュジン公。

 ソラボルでは武器所有も禁じられて、貴族たちは力を身ぐるみ剥がれているといった状態です。



 トンマンの隠れ家を探し出せないミシル・サイドはチルスクの案を実行します。
 拷問に耐えきれず死んだ者たちを、宮殿の外の湿地に捨てに行くのですが、
 
 そこに息のある者をわざと混ぜておき、アジトに帰らせ、尾行するという方法です。

 これで、ヨムジョンの砦はバレます。


 チュクパンとソファが、ウォルヤの伽耶の砦に到着。
 
 空腹で、がっつくチュクパンに対し、ソファはほんの少し口をつけただけ。
 
 そのソファが大事そうに抱える書類にピダムは気付きます。
 


 
 ウォルヤの伴でヨムジョンの砦に行き、トンマンと再会するソファ。
 

 一方、逃げてきた部下(チルスクがわざと逃がした例の部下)の情報から、ユシン救出作戦を練り、ウォルヤに見せるヨムジョン。
 
 計画をその日の夜に決行することになります。



まず、拷問に耐えられなかった者たちの遺体が捨てられている湿地に、ウォルヤたちは潜み、
そして、王宮の兵士たちが遺体を捨てにやってくるのを待ちます。
 

 王宮の兵士たちがやってきたら襲い、服を奪って兵士になりすまし、王宮の牢に忍び込みます。
 
 真ん中が何も知らない王宮の兵士、その両隣りに、左ソルチ、右ウォルヤ

 そして本当の遺体とともにユシンを運び出し、救出します。
 

 ユシンの救出を成功させたのは、チルスクの策略。ウォルヤたちの行動は、全てチルスクに読まれています。 
 
 屋根の上にいるのは全てチルスクの率いる兵士。おもいっきりバレバレなのがわかります。

 ユシンをのせた荷車は追跡され、ヨムジョンの砦の場所が(つまりトンマンの潜伏先)がばれてしまいました
  

 襲われる砦。
 
 危うしトンマン

                                                おしまい


 うふふのピダム





善徳女王45話

2010-09-13 23:40:47 | 善徳女王
 今回、ピダムの出番は後半ばかり。前半は力を抜いて行きます 


 政治から締め出されそうになったトンマンが、自分の立場を守るために上大等を暗殺しようとして政変が起きた…というのが、
ミシルサイドの筋書きです。

 その筋書きにそって、ピルタン郎のパパは軍を動かします。

 この人って、ピダムの乱の時もいなかったっけ? フラフラとしたおじさんです。 


 宮殿内ではミシルが兵士を引き連れて始動。


 その先陣を切って、チルスクが王様の宮殿に押し入ろうとします。



 その一方で、ポジョンは花郎たちを固めます。

…「風月主と近衛隊のアルチョンが武装してファベク会議場に入り、そのことが上大等の暗殺を引き起こした」

…「ファベク会議の議題は、公主を国の政治から身を引いてもらうことだった」  

…「このことを裏で糸を引いているのは公主ではないか?」

 驚きつつも、ポジョンに従う花郎たち。


 宮殿の外での異変に素早く気付いたため、王様と王妃様とソファとお付きのおじさんの四人は、玉璽(王の印)を持って逃げ出します。

  これが王様の印
確か、ユシンたちがチョンミョン王女の要請でソラボルに移動になった時、勅?に印をもらいにミシルの部屋に
ソヒョン=ユシンのパパ、マンミョン=ユシンのママが行きましたよね。
 その時は、玉璽はミシルのところにあったはず。今回はなぜ王様の手元にあるんでしょうね??? 
まっ、いいけど


 
 王様の心配は二つ。
 
 一つは玉璽が ミシルの手に渡ること。そうなると、王様の名前で、何でもできちゃいますもんね。
 もう一つは、玉璽を手に入れることによって、トンマンを反逆の汚名を着せて告発するかもしれないこと。

 それを聞いて、ソファが玉璽を持って逃げると提案します、それができるのは私しかいない…と。

 渋る王様と王妃様でしたが、ソファのかたい決心に心を動かされます。


 
 ミシル派の部屋。


 狂言暗殺未遂の被害者セジョン公の治療は順調なこと。

 王様がまだ見つからないので、秘密の出入り口に軍を配備すること。

 王様の確保が最優先であること。
 
 そして、トンマンが確保されて連れて来られるのをとりあえず待つこと…などが話し合われています。

 

 テナムボ郎に捕えられたトンマンとチュンチュ。

 チュクパンとコドは、2人を救い出すため、知恵を絞ります。


 しらじらしく、テナムボ郎の一行にぶつかって派手に転ぶチュクパン。

この画像の下でチュクパンが転んでます。

 起き上がると、ないことをベラベラと喋りまくり、コドがでかい丸太を持って出る時間を稼ぎます。

 
 コドが丸太を運んでいる姿があまりに間抜けすぎて、トンマンを助けに来たとは夢にもテナムボ郎は思っていない。
 …どうして、そんなものを運んでいる? と聞かれて、

 会釈をして、そのまま立ち去ろうとするコド。
必死なチュクパンに対して、あまり責任感?のないコド。この場面、結構笑えます。


 チュクパンがタイミングを作って、トンマンとチュンチュは走って逃げ出します。

 追手を防ぐため、コドは丸太を投げつけます。

 相当重い丸太という設定らしく、テナムボ郎とその郎徒全員が抱えても持ち切れないほど。


 トンマンたちが必死に逃げている頃、秘密の通路を抜けたところで、王様と王妃様はミシル・サイドに確保されてしまします。

 

 王様たちが捕まって、兵士たちが立ち去った後、ソファが一人秘密の出口から出てきます、手には玉璽が…。
 

 玉璽のために、王様はおとりになったんですね


 ヨルソン閣(ファベク会議の会場)では、いまだ睨み合いが続いています。


 
 45話が始まって20分以上経過。やっと、やっと、ピダムが登場します
 

 お縄も解かれて、ヨムジョンの密偵から事情を聞くピダム。

 …待ってたのよ

 公主様を救い出しに行かなくては…ピダムは飛び出します。

 えぇ、もう画面から消えるの…


 逃げるソファ、でも警備が厳しく、王様の居住している区域から出ることができません。

 ミシルサイドのチルスクとばったり会うソファ。

 ちょっと甘えたような声で、「何が起きたのですか? 怖いからここから出たい」といいます。

 強面のチルスクも、惚れた女には弱いことが判明。

 人の出入りは一切禁じられているので逃がすことはできないけど、兵士の目に付かないよう安全な場所にソファをかくまいます。 
 そこは、神殿の地下のミシルの隠し部屋…らしい。


 王様を確保したミシルたちは、自分たちの筋書きをさも本当のように話し、トンマンを捕える命令を出すように王様に迫ります。

 でも、玉璽がないから正式な命令は出せないわけで…許可は後で取るということにして、全員逮捕の命令をミシルは出しちゃいます。


 ミシルの命令で、ヨルソン閣にいる面々を逮捕しに行くソップム郎。

ヨルソン閣の面々。

 正式な命令ではないことに気づき、少し動揺している花郎もいます。

 この人とか…。
 
 彼は、上大等の暗殺騒ぎの時、実際に刺したのはソップムだったということを知っています。見ちゃったんでね、彼は。

 強硬なソルォンやソップム。屋根の上から弓矢隊なんかが表れて、もう絶対だめ


 あぁ、今気付いたんですけど、You Tubeと、DVDとして日本で発売されているものとではバックで使われている音楽が違います!
 なんだこれは??? 採用する音楽ってその国で好きなもの使っていいの?
 DVDの方は三味線みたいな音楽です。You Tubeは普通の洋楽アレンジ?  どっちが韓国で使われていたものだろう?
 

 ここで、男ヨンチュン登場 このドラマ始って以来、初めて男らしい気概を見せました
 
 逮捕したら、死んじゃうもん!!


 そう迫って隙をつくり、アルチョンとユシンを、トンマン&チュンチュ救出に行かせます。

 でも、この後がヨンチュン公らしい。
 ソップムに蹴られて、叩かれて…もみくちゃにされる。

 せっかくカッコイイところ見せたのに数秒後には……お気の毒に。
  
 
 ミシルの隠し部屋。
 かくまってもらっているけれども、囚われてもいた…ソファ。出て行きたくても、外から鍵がかかっていて出られないことに気づきます。

 その代わり、いいものを見つけちゃいます。チヌン大帝がソルォンに出した命令書。

 …チヌン大帝の死後、ミシルを殺すこと…でも、ソルォンは大帝を裏切って、ミシルを助けて今日に至ってるんですよね。


 すぐにでも玉璽を見つけるつもりだったのに、見つからなくて焦るミシル派。


 チルスクはピンときて、ソファのもとへ。
 この二人…ちょっと悲しい。

チルスク…「玉璽をもって逃げるなんて、陛下のために利用されてばかりだ。命がけで動いて…死んでもいいのか」

ソファ…「あなたも、ミシルの命令なら命をかけるでしょう」

 玉璽を出さないと死ぬことになる…というチルスクの言葉に必死に抵抗するソファ。

 あ~ん、この二人も悲恋だわねと思っていたのに、あっさり床に転がっている玉璽。

 
 チルスクに取り上げられ、玉璽はミシルの手に。
 おそらく、愛する女性の命を助けるつもりで玉璽を取り上げたのだと思われます。
それしてもソファは喜ばないし…。チルスクの悲しい愛情ですね

 

 その頃、ユシンとアルチョンは追手から逃れようと必死。
 なかなかカッコイイです。
 二人の息もぴったりだし。
 ユシンが旗を振って戦うのもいい
 アルチョンの蹴りもいい… アルチョン様 惚れなおしそうですぅ…もともとアルチョン・ファンだったんです。

 アルチョン様の犠牲によって、ユシンはひとまず追手から逃れます。

  
 玉璽を得たミシルは、早速正式な体裁を整えた命令書を出します。
 
 ・大等(ソヒョン、ヨンチュン)の逮捕と取り調べを許可する。
 ・トンマン公主を逮捕する。

 これで、ミシル派は本格的に始動したことに…。

 
 トンマンを探して宮中をさまようユシンは一人の花郎とばったり出くわします。

 おお

 でも、彼は…


 上大等の暗殺はソップムが噛んでいて、狂言かもしれないことをしている彼。

 兵士からかばってくれただけでなく、西門が見張りが少ないことを教えてくれます。
 カムサムニダ~

 
 トンマンとチュンチュ、チュクパンは、王宮の兵士の恰好で逃げようとしています。

 チュクパンが神殿の内部に下見に行っている間に、トンマンとチュンチュは兵士に見つかり再び二人で逃げる羽目に。

 危機一髪の二人の前に、ユシンが登場。

 またまた、旗を振りまわして周囲を威嚇します。


 今回、武器ではない旗を振り回すシーンが多いですが、かっこいいです。
 旗萌えかしら、新しいジャンルだと思います。


 なんとか頑張って逃げていたのに、チュンチュが兵士につかまってこんなことに…

 武器を捨てて、降伏するしかないユシンとトンマン。
 ね、ちゃんとユシンの武術訓練をまじめに受けてれば少しは身が守れたかもしれないのに…

 もう、本当にダメなのね…と思ったその時!

 うっ、きゃあ 今回のハイライト ピダム登場

あぁ、本当にここまでが長かったこと…

「遅くなって申し訳ありません、公主様」
あぁ、もうそんな、来てくれたらそれでいいのよぉ~


 こんなことやら、あんなことやら…大活躍

 でも、やっぱり多勢に無勢。

「公主様が生き残ることが、我々の勝利…」
 ユシンはトンマンとチュンチュをピダムに託し、自分は西門を閉ざして、追手を引きとめます
 ここが泣ける 

「ピダム、何をやっている! 公主様をお連れしろ!」

 ピダムの少し複雑な表情。

 ここからの曲調が悲しくて、余計に涙が

 こういうの見ると、やっぱりユシンとトンマンの絆の強さに、ピダムは入りきれないよね…と思ってしまう。

 今回、ピダムの登場時間はとっても短い。
 でも、おもいっきりカッコイイから、まっいいっか

                                     おしまい   

 
 うふふのピダム
 見返り美人なピダム




 

 








 

 
  

善徳女王44話

2010-09-06 03:07:26 | 善徳女王
 ファベク会議が満場一致を貫き続けては、会議としての意味をなさないから、多数決制を提案するトンマン。


 それに賛成する中小の貴族、庶民。


 ファベク会議に参加する大貴族は動揺。


 ピダム、チュンチュ、ヨムジョンの三人でお話し中。


 税制改革は、9対1で否決されたことにビックリのピダム。
 ヨムジョンが、ファベク会議の議決の方法について、説明します。

チュンチュ「セジョン、ミセン、 ハジョンがいるのに、9の賛成票があったのか」



ピダム「すべて、ミシルの指示だろう」


 チュンチュが税制改革を通したくないが、批判もさけたい彼らの心理を見抜きます。

 ヨムジョンは、トンマンが提案した多数決制なら、すぐに結果が出ると利点を説明。
しかし、ファベク会議を通過するのは無理だろう…と。

チュンチュ「でも、悪い作戦じゃないかも…」
 若いけど、一応頭が切れる設定だもんね

 改革を望む貴族にとっては、今日の否決は不満を助長する…と。

 それを聞いて身を乗り出すピダム。


 うまくいくかも…と嬉しそうな三人。


 
ファベク会議では、トンマンの提案である多数決制が否決。

 赤が反対票、緑が賛成票でしたよね。これはつまり…否決


 終了後、中小貴族や花郎の間に不満をいう者が続出。

 おなじみ、チュクパンとサンタクの喧嘩。

珍しいところでは、パグウィ郎やソップム郎が言い合いしたり…


 宮殿の廊下で、トンマンとミシルがたまたま出会います。
 ここでの会話で…ファベク会議の伝統の満場一致は700年続いてきたらしい


トンマン「こんなやり方は過去のもので、今の時代には合わない。有力貴族にとって有利なだけ」
…こんな感じ

ミシル「その満場一致が公主様を助けていることをご存知ですか?
多数決なら、たった6票で公主様を政治から退けさせることも可能です」

 う~ん、さすがミシル、痛いところを突きます。 
 ミシルの全てを見透かしたような態度も怖い。



 ところ変わって、ミシルの部屋で…。

 ハジョンの話によると、トンマンの思惑通りに中小の貴族たちに動揺が走っているとのこと。

 今までのファベク会議の制度を変えることは無理だというハジョンに対して、ファベク会議の制度は、
もはや実効性のない制度だと言えるとミシル。 

 結局、トンマンもミシルも考えていることは同じ…ということですか

 トンマンの部屋でも…

 ファベク会議は廃止して、即断即決できるよう変えていくべきだ…と。

 この頃、トンマンとミシルが交互に出てきて、政策の対比や似ているところを見せる…というパターンが多いですね。
 
 再び、ミシルの部屋。

 ソルウォンが徹夜で考えた案を提出、頑張ったみたいな誇らしげな表情です。
ミシル…「なんて卑怯で下卑た謀略でしょう」???
ソルウォン…「ええ、もちろんです」
ミシル…「もっと卑怯で、もっと下卑たやり方がいいわ」
ソルウォン…「考えてみましたが…」

 何言ってんだか、この二人。チンジ王のときみたいにキレイにまとめないぞっ…てことらしい。

 まだまだ手ぬるいて言うことで、ソルォンが提出した案が書かれた書類を燃やしてしまいます。 

 これが結構ぼうぼうの火で、火事を心配してしまいました。



 ミセンとミシル。
 ミセンは少し不安そう、「こんなことを本当にするのですか?」って聞いている。
「こんなことは、姉上らしくない…」とも。



 ピルタン郎のパパとワンユン郎(これって誰?)のパパがトンマンに面会。

 ちなみに、これがピルタン郎。いたかもしれないけど、影うす

 トンマンの提案した税制改革で恩恵を受けるグループの貴族らしいけど、これが曲者。

 

 ピルタン郎のパパは、あとでセジョンに会いに行ってます。
 とにかく、利害で貴族たちが錯綜してます。



 ミシルがヨムジョン(ピダムの手下になった商人、チュンチュとも手を組んでいる油断ならないアノ人)に会いに行く。

 このおっさんです。

 ミシルの依頼は、ピダムを二日ほどソラボルから遠ざけてほしいというもの、もちろん報酬付きで。

 お金を見ても渋るヨムジョンに、出来なければピダムの意志に反することになっても、無理やりにでもするように…と。

 うぅいよいよ始まるのね


 その頃、ミシル様の策が進行中。
 ソルォンの策はまだまだ甘すぎる…それ以上にひどいやり方でと、ミシルが言った、
 ミセンが嫌がった、
 例の策です。

 ソルォンは、チュンチュの叔父さんのヨンチュン公に会いに…

 チュンチュに王位を継がせたいという点については、利害が一致する…などと言葉巧みにヨンチュン公の疑心をとこうとしている。

 ハジョンは、ユシンのパパのソヒョンに会いに…

 ユシンに嫁いだ娘とその婿、そしてその父に、純粋に会いに来たなんて言ってるし

 
 トンマン・サイドの2人は政争に慣れてないのか、すぐに信じて?油断して、お酒に睡眠薬を入れられてしまう

 
 翌朝は緊急のファベク会議。議題は、トンマンを政治の場から締め出すこと。
 睡眠薬でぐっすり寝てしまっているヨンチュン公とソヒョンは、召集がかかっているのに、起きれない。
 
 確かにベタにひどい手だわ


 同じ日の夜、ミシルに言いつけ通り、ヨムジョンはピダムを呼び出す。
 
 もうこの時点でピダムは怪しんでいて、話したいことがあるなら、今すぐ話せ!っていってる。

ヨムジョン…「一緒にどこかに出かけるか、酒を飲もう」
 ヨムジョンとピダムが2人でお出かけなんて、ありえな~い。ミシルも無茶言うわ。
 あまりに苦しまぎれなお誘いをしていることをヨムジョンも自覚、ピダムを怒らせることが分かっているから、気が狂いそうッ…て。
ヨムジョンのビビり方がおもしろいです。


ヨムジョン…「出かけるのは面倒だから、飲もう。俺の見るところ、酒に強いだろう」

 なんて、馴れ馴れしい態度をとった途端に、「殺されたいか!」とピダム。

 いやん、ピダムったら乱暴…なんだけどステキ

 ビビりつつも、ヨムジョンはしたたか。しらふじゃ言えない…一杯だけと言って、無理にお酒に付き合わせちゃう。

 翌朝、椅子に手足を縛られた状態でお目覚めのピダム。縛られるのは、二回目ね。 
 
 
ピダムが怖くて、ヨムジョンが相当ビビってます。                     この時と二回目…

ピダム…「これは何だ? 酒に何を入れた? 頭がおかしくなったのか? 死にたいのか!」また言ってますね



ヨムジョン…「静かにしてくださいよ、こっちは気が狂いそうなんだから」
あ~確かに、ピダムみたいな男を相手にこんなことをしなくちゃいけないなんて。見てる分には面白いけど、このおじさん

ピダム…「ほどけよ、こんなにきつく縛って」

ヨムジョン…「ちょっと待って、少し考える間をくださいよ」

ピダム…「マジで気が狂ってるだろう? どうして俺のことを縛るんだよ!」こんな感じかな…ピダムのことを想像しながら書くセリフって楽しい

ピダム…「こっちに来い! 来いってば!」二人っきりの時に言っていただければ… 




 慌ててファベク会議に駆けつけるヨンチュンとソヒョン。

  白い服がヨンチュンとソヒョン

ミシル側の兵士に阻まれて入場できない。


 そこのところを、ユシンやアルチョンと郎徒たちが駆けつけて突破、決議にはなんとか間に合う。

 トンマンの危機は免れたか!と思った矢先、
会議の場にいたユシンとアルチョンが剣を抜いたままでいたのに、セジョン=ミシルの夫=上等大が突っ込みを入れます。

セジョン…「ファベク会議という神聖な場所に、武器を持ちこんだ理由を説明しなさい」

これです。ヨンチュンとソヒョンをファベク会議の会場に誘導する時についうっかりしちゃったんですね

 下の策とはいえ、ミシル様は十重二十重に策を巡らせています


 ピダムとヨムジョン、まだやってます。

ピダム…「公主様が危険なんだ!」

ヨムジョン…「じゃあ聞きますけどね、どうして公主様が危ないんです?」

ピダム…「時間がない、これは俺しか気付いていないことなんだ。みんな、トンマン公主の考えが正しいと思っている…だから、行かないと」

ヨムジョン…「わたしが納得できるような理由を言ってくださいよ。ミシルが何をしようとしているのか? あんたとミシルの関係は?」

ピダム…「縄をといてくれ~」

ピダム…「これは政変で、みんなミシルが企んでやっていることだ」

 ビビるヨムジョン。この人、ビビってばかりです。

 一方、ピルタン郎のパパはソラボルに近い所に軍隊をもっていて、その軍を率いてソラボルに向かいます。もちろん、ミシル様の策です。
 それを聞いて、あり得ない…と慌てて宮殿に戻るトンマンとチュンチュ。

 ピダムの予想通りになってきました。

 ピルタン郎のパパの話が飛び込んできて、やっとヨムジョンも決心しました。



 
 ファベク会議の会場に、ソルォンが兵部を率いてやってきます。これもミシル策。

 ファベク会議場の外に武装した兵が待機している(ユシンとアルチョンの郎徒たちのこと)という理由です。一触即発。

 全然、その気のないユシンとアルチョンは、間に入って、一旦収めます。

 ミシル様の策は本当によく出来てます。下の下らしいですが。以下、全てミシル策。

 危険なファベク会議場から大等たちを守るため、兵部誘導で避難が始ります。
 誘導してたソップム郎が、セジョン上大等の脇腹を皆に分からないように、そっと刀で刺します。
 
 前の晩に、チルスクとソップムとセジョンで密談。いざという時は、八番目と九番目の肋骨の間を刺すように…とソップムは指導を受けてたんですね。

 セジョンが痛い!と大騒ぎ。

「上大等が暗殺!」と周囲は大騒ぎ。

 その声を聞きつけて、「政変だわ…」とトンマンはようやく気付きます。

ピダムの出ないシーンは力が入りません

                                        おしまい

 うふふのピダム