pokoのつれづれdiary

ブログタイトルを変えました。
これからも、ナムギルの応援は続けます。
それがなにか?

みなさま、よいお年をお迎えください

2010-12-31 05:48:05 | 日記
わたくし、現在、雪山見物に出掛けておりまして… そうして思うのは、ただひとつ。
わたしの新しいダーリンとこんな雪山を散策したら、どんなに楽しいか…
ナ:「poko、寒くないかい?」
ダーリンが腕を組んでくる。
poko「ううん、大丈夫…」そして、そして、そして…あ~書けません((○(>_
みなさま、こんな、おバカなブログにお付き合い頂きましてありがとうございました。
来年も、おバカさ加減に磨きをかけるよう精進いたしますので、よろしくお願いします。
では、よいお年を(^-^)/~~

こんなイメージで…

暴風前夜

2010-12-20 01:02:52 | 日記
 今月、衛星劇場で放映された「暴風前夜」
 
 
 

 きっとご覧になられて、皆さま、より一層ナムギル君の魅力の虜になっていらっしゃることと思います

 でも、ひょっとして見損ねた方はいらっしゃいますか?

 23日(木)20:30~22:30
 26日(日)11:00~13:00

 あと二回放送される予定なので、まだの方がいらしたらはまだチャンスはありますよ

 でも、一番最後の26日なんてお昼間だよ、子供とは一緒に見たくないし


 はぁ~しかし、この「暴風前夜」 ナムギル君の魅力爆裂だ。
 「美人図」の時も爆裂や~と思った気がする。
 「悪い男」の時も……………………………………………………
   
 つまり、どれ見ても爆裂なんだな。

 声に惚れ、
 身体に惚れ(なんか、いやらしい?)、
 表情に惚れ…


 
 
 孤独に飲むスイン。…ご一緒してもよろしいかしら?

  
 この時の、ちょっと間があってから息を吹きかけるのが色っぽいんだな…。
 この吹き方でソルロンタンをフゥフゥして、あたしに食べさせて

 
 かわいい

 
 あ~いかん、クラクラしてきた。

 では、みなさま、おやすみなさいませ
 

もしも、ピダムが…

2010-12-18 10:44:42 | 日記
 もしも、あのターニングポイントでピダムがこんなことをしていたら…

 色々書いてみたが、どうも明るい話題にはならなかった。
 なので、読まない方がいいかもよ。
 


1.もしも、ピダムがトンマンの言いつけ通りにチュファ郡の山城を造りに行っていたら…ドラマの結末はどうなっていたか?

そりゃ、文句なしにハッピーエンドだわな。

   
 
  こうなって、あぁなって…お幸せに…。



.最終話で、もしもピダムがユシンに付いて行ったら。

    
                                ピ:ヨムジョンに騙されただけで、本当はずっと愛してました…


 ピダムは騙されただけかもしれないけど、
やっぱり反乱だもん、
刺殺せよという命令はとても重大なもの。
 


 理由はさておき、命令を覆したら、
女王に賛成する家臣と、反対する家臣にきっと分かれる。
 
 朝廷は分裂、トンマンは王としての求心力を失って…結局多くの家臣たちの信頼を失ってしまうだろうね。

 それは新羅の国力が衰えることだから、絶対にトンマンは避けたいはず。

 ピダムは殺されるしかありせん。
 
 
 で、時間がたくさんあって、たくさんの言葉で自分の思いをトンマンに伝えても、ピダムの真意は却って伝わらなくて、余計に悔しい思いをしながらピダムは最期を迎えることになりそう



2´.トンマンは、ピダムをおびき寄せて、自分の目の前で殺すようにと命令していたらしい…という情報が… 
 
 もしそうなら、トンマンはまっこと恐ろしい女王だけど、これも考えよう…

 「人と人との信頼は、何ともろいものか。
      人の心を頼ることが、こんなに虚しいとは…」
 

 悲しいけど、この時点でトンマンはピダムを切ろうとしたはず。

 もう、他人に寄り添うことは二度としないと、
 自分自身に対する戒めとして、目の前でピダムを殺すようにと命令した…と考えたら…


 王としてして望んではいけないことを望んだ罰として、愛するピダムが目の前で死に向かう姿を目に焼き付けていたトンマン。
 


 これから先、望んでも手に入らないかもしれない程のピダムの純粋さと思いの深さと…、
それを思い知ったトンマンの心の痛みは、戒めや罰だなんて次元を超えたものだったろうな…。




3.もしもピダムの反乱が成功していたら。
 
 
 トンマンサイドの家臣たち、ユシンやアルチョンそしてチュンチュは殺されちゃうだろうね。
 ピダムがどう思っても、ピダムサイドの貴族たちは強硬にそうするように、きっと言うね。

 トンマンだって殺されちゃうかも…

 万が一、トンマンだけは助かったとしても、
トンマンのキャラ設定上、そんなピダムを決して許さないと思う。

 だから、こんなことには、
 
 
 ならないと思うんだな…

 だからピダムの乱が成功しても、ハッピーエンドじゃなかったと思う。

  

おまけ その1
 日食の時、ピダムは道士に扮して捕えられたけど、
あの時のやり取りで「わたしは神国の王より三日短い命です」と言いました。
 

 その言葉どおり、トンマンはピダムの死後、三日三晩眠り続け、目覚めてすぐに死んじゃった。

 有名なエピソードですが、書きたくて…


 
 おまけ その2
 
 ミシル派の反乱が失敗した時、ソヒョン公が「今すぐ処刑して、さらし首にするべきです」と言ってました。
 
 最終話でピダム派が粛清されて、ミセン以下全員さらし首ってことでしょうね。

 きっとピダムも、トンマンの気絶中に、そうなってるよ~



おまけ その3
最後はわたくしpokoの妄想だ!




…ミセン「えーへっへっへっへ、ピダム公」

 
…ピダム「いったい何なんだ?」


…ミセン「人生の楽しみと言えば…

  
…やっぱり、これでしょう」                                    


…ピダム「わぉ…


 …ひょっとして女王さまが、わたしの思いに気づいた? 


 …で、トンマンはどこ?」

 
…ミセン「んなわけないじゃないですか」 


…ヨムジョン「そそ、女は女王さまだけじゃありませんよ。ピダム公、脱 ファイト!」 
                         


…ピダム「わたしが、だって知っていたのか?」


…ピダム「許さん!」


…ミセン「やれやれ…」
 

善徳女王最終話(62話) 後半

2010-12-04 00:52:13 | 善徳女王
ブログを始めてよく分からないことがまだまだある。
 文字の数が多すぎるのか…警告文みたいなのが出たので、二つに分けました。




 翌朝?
 明活山城、陥落。
 

 ほとんどの人は捕えられたけど、ミセン、ハジョン、ポジョン、ピダムの行方が分らない…とのこと。逃げたんだな、これが。

 ミシルの血族ばかり。やっぱ、回転が速く、すばしこいのか…
 ちなみに、ポジョンの行方は最後まで分らずじまい。どこかで討ち死にですかね。


 

 ミセンとハジョン。
 
ミシルの陰に隠れてあまり目立たなかったけど、この人、相当才能豊かですよね。
 最後もカッコイイ
 キャプチャーしてて、惚れそうになってしまった


 ハジョンは、どこまでもみっともない。
 
 二人はとっつかまった。
 


 ピダム&サンタク・コンビ。
 

…ピダム「遠くへ…遠くへ行き、全て忘れよ。そして剣を捨て…土を耕して、生きるのだ」
 

…サンタク「上大等はどうされるのですか?」

…ピダム「伝えるべきことを伝えていない人がいる。それを伝えに行く」
 

…サンタク「わたしもご一緒します」
 チュクパンでもなく、コドでもなく、あのサンタクに泣かされるとは…

…ピダム「…カゴラ… なんていい声 行くんだ、早く」
 


 ピダムの気持ちを受けて去ろうとした時、女王側の兵士の放った矢がサンタクの腹に刺さります。
  

 サンタクの声に驚いてピダムが振り返ると、何本も矢が刺さったサンタクが……壮絶に死んでしまいます。
  
 
 パギィ公が兵士を引き連れて、ピダムに降伏しろと迫ります。
 
 パギィはいつもこの武器を持ってますよね。でも、振り回し方がヘナチョコくさい。
 しかも…吹き替えでは、ピダムに向かって「お縄を頂戴しろ」って言ってます
 翻訳される方、もう少し言葉は選ばれた方がよろしいかと思います、ハイ。


…ピダム「わたしを倒したものは、歴史に名を残すだろう…来い!」 きゃっ
 

 ピダム、こんな闘いや、あんな闘いや…
 

 トンマンのいる明活山城の前にピダムが現れた。
 

 ピダムを止めにユシンが現れる。
…ユシン「もう終わったのだ。これ以上、兵を殺すな。一緒に行こう」
 

 それには答えず、
…ピダム「陛下は…あそこに陛下がいらっしゃるのか…」
 

 どうしてこの瞬間に、ミシルの言葉をピダムが思い出したのか。
…人の心はもろくて壊れやすい。お前の夢はあまりにも幼い…
 

…ピダム「ユシン、お前とは本気で戦ったことがなかったな。
     俺と勝負してくれるか…」
 
 
 でも、ピダムは、ユシンを飛び越えて先に進む。

 
  でた~ムンノ直伝、人上歩行

 
                                                                 兵士たちの短い剣より、長いおみ脚で見事渡りきり、地面に飛び降りたピダム。        
                                                                 …ユシン、全てお前の勝ちだ。何の勝負でもない、俺はただ陛下に伝えたいんだ… 



 

 もうこの辺になると、涙なしには見られない 音楽も見てる方の気持ちにぴったり沿ってる感じ。
 

 …トンマンまで、あと70歩…
 
 

 ウォルヤの弓矢隊がピダムに矢をいっぱい放つ…
 
 もう止めて~

 …トンマンまで、あと30歩…
 

 元花郎たちが寄ってたかって、ピダムに挑んで斬りたおす…けど、致命傷は与えず。
 

 …トンマンまで、あと10歩…
 クリックで大きくなる 

 
 
 アルチョンやめて…、ユシンも斬るな~
 
 ユシンに阻まれても、それでもトンマンに近づこうとするピダム。
 

 ユシンが首を振ってダメだといっても、ピダムはきかない。

 …とうとう、ユシンがやってしまった…
 クリックで大きくなる
 
 クリックででかくなる。 
 吹き替えの福山さんの声は、ナムギルより泣く様な、すがるような感じだった。これはこれで泣けた。

 ユシンがピダムの前に現れた時、一緒に行ってれば命は助かっただろうに…という意見があるけど、
わたしはちょっと違う考え。これは、またの機会に語らせてください。


 


…反乱は鎮圧されました。以下、トンマンの感情を抑えた女王としての演説は、トンマンの冷静さが却って涙を誘う。
 

 

 万歳!って声を聞きながらピダムの亡骸を見ていたトンマンは、その場で倒れてしまう。
 
 クリックすると大きくなる。
  
 
 泣きながら鎮圧宣言をした女王を、臣下はどんな風に見てたのかな…あんなふうに気持ちを抑えて行動するから臣下に尊敬されるんだろうけど…


 トンマンが目覚めたのは、三日後。
 

 ピダムが死んで、空席になった上大等の職をアルチョンに託して、ユシンと話します。
  

…トンマン「ユシン公の耳元で、ピダムは確かに何かを言っていました。何と言ったのです?」

 不敬なことだから口に出せないと言って拒むユシンに、命令だと強制。

…ユシン「トンマナと言っていました」
 



 愛してる…でもなく、信じられなくて許してくれ…でもなく、
ただ「トンマン…トンマナ」と名前を呼ぶというそれだけのことに、こんなに涙してしまうなんて…
 

 反逆行為の上に更に反逆を重ねようとも、自分の心を純粋に表現して伝えたい…というピダムに感動
 

イヤな脚本家さんだけど、やっぱりスゴイです。
 



 お出かけするトンマンとユシン。
 

 人生を思い返すトンマン。
 色んな人がいたけれど、全てわたしを通り過ぎ、残ったのはユシン公だけです。
 ユシン公になら、今後の全てのことを安心して託すことができます。

  
 百済を滅ぼした爺さんユシンが、トンマンの墓に報告に行くと、墓守爺さんになっていたアルチョンと再会するシーンがあって少し笑わせてくれます。
 

…トンマン「昔したように、また駆け落ちをしましょうか…」

 やんわり拒否するユシン。

 

  
 こんなに頑張って生きてきたのに、人の頂点に立って人生の全てを賭けて事を成し遂げようとしてきたのに、
トンマンの心の渇き…ていうか、それが満たされることはなかったことに涙


 孤独の中で死んでいくトンマン。

 
 トンマンの死を見て、泣いているユシン。

 とことん君臣の関係を貫いたユシンだったけど、さすがにこの時はごめんなさいって思ってるかな?
 大業を成すためにトンマンとの恋愛を諦めたけど、彼女の心の支えになれなかった自分を責める気持ちは少しはあったかも…
 そう思うと、泣ける。


 この後にある、トンマンの夢に出てくる女性の正体がわかる話は、どう解釈してよいのやら…
 

 幼いころのトンマンの目の前に現れた女性は、女王になった大人のトンマンで…
トンマンのセリフが、

 愛する人たちを失い…とても孤独な日々を送る…砂漠にいるよりもずっと、荒れすさんだ日々だ。
全てを手に入れたように思えるけど、本当は何も手に入れていない…
 …それでも耐えるのよ…
 

 単なる夢の解説なのか…
 死んだ後も、魂が夢を見続けているのか…

 ちょっと息苦しくなるラストでした。
 

 わたしのざっくりした感想。
 今まで、ちょこちょこと韓ドラを見てきましたが、こんなにハマったドラマは初めてでした。
 どうして~と突っ込みを入れたくなる箇所がいくつもあったけど、62話の長いドラマですもの。
 山あり谷あり、多少の矛盾点があっても仕方ないかな…と。

 でも、ピダムがおバカさんに描かれているところが、ちょっぴり悲しかった。

 ピダムは、わたしの韓流初恋の人
 初恋の人は忘れないものだから、ナムギルが爺さん俳優になるまで見守りたい(注:あくまで希望。保証はできないけど


 うふふのピダム
 

善徳女王最終話(62話) 前半

2010-12-04 00:24:37 | 善徳女王
 最終話のDVDレンタルって、つい最近始まったんですってね。
 DVDが売り出されてすぐにレンタル始ったのかな…と思っていたので、いやぁどうもすみません。


 トンマン、ピダムがそれぞれの支持者の前で演説したところで終わった前回。


 トンマンが演説を終えて帰っている途中、大きな星が揺れて流れ星となって散った。


 民の支持にこたえて無理をしていたトンマンは、その瞬間、発作?を起こし、その場に座り込む。


 同じ夜空の下、流れ星を見ていたピダム派の支持者たち。


…「星は月城の方へ落ちた!」

 流れ星は縁起が悪いの?

…「これは、月城の敗北を意味する。天は我々の味方だ」とピダム。
 

 この言葉に大喜びの支持者たち。
 

…わたしが神国となる。そして、トンマン、お前を手に入れる… ピダムの心の声。
 

 なんと、ストーカーちっくなお言葉。
 「そして、poko、お前を手に入れる」……一回でいいから言って




 寝所に運ばれたトンマン。
 状態がよくないらしく、脈を診ている医官は戸惑うばかり…。
 

 トンマンは医官を下がらせて、アルチョンとユシンにある夢の話をする。
 
 

…「タクラマカン砂漠から新羅に来て、初めての夜でした。ある夢を見ました。

 わたしは夢の中で、ムンノを捜していました。
 捜している途中にある女性に会うのですが、その女性は突然わたしを抱きしめ、涙を流しました。
 

 昨夜、数十年ぶりにその夢を見たのですが、
その女性の顔が思い出せない…」

 
 夢の話をしていたと思ったら、突然、
 

…「上将軍の立てた計画を許可します。今夜、実行してください」だって。


 
 で、作戦会議。
 

 すっかり、兵部になじんでいるウォルヤ。
 だったら、最初からユシン兄さんの言うことを聞いて、
復耶会の長なんかしなけりゃよかったのに…




 ピダムたちの作戦会議。
 

 ピダム派に合流したい貴族はたくさんいるようで、その貴族たちが来るのにあと数日かかるとのこと。
 それまで、明活山城がもてば、ピダム派勝利という算段らしい。

 女王側が切羽詰まっているのに対し、ピダム派はニヤニヤしてゆるんでる。
 

 ミシルの乱の時もニヤけてたし…引締めが足らん。




 その夜のうちに、防御地点が攻撃される。
 

 報告を受けたピダムは、その動きをかく乱作戦とみて兵の移動は行わず、防御に徹するように配下に言う。


…「落ちたはずの流れ星が、空に戻っていきます」
 
 ピダムは外に出て、空を見上げます。
 

 城内の兵士たちも集まって、見ています。
 

 落ちたものが上がっていくのだから、兵士たちの不安は最高潮。

…ミセン「あれは星じゃない。凧です」
  
 さすが策士ミセン、心当たりがあったのか…すぐに見破って、またニヤけてる。 

…ピダム「…敵の攻撃の合図だ」
 
 

 ピダムもすぐに見破ったけど、遅かった。
 
 明活山城の兵士たちが空に気を取られている隙に、女王側の軍に東門、南門が破られた。
 

 女王サイドの兵に交じって、城内に入るサンタク。
 


 戦闘の準備をしようと向かうピダムの前に、サンタクが現れた。
 サンタクの報告を聞き、ヨムジョンに嵌められたことを初めて知るピダム。
 


 また、ヨレヨレ・ピダムになっちゃった。
 


 逃げる準備をしていたヨムジョンと顔を合わせたピダム。
  

…ピダム「お前が仕組んだんだな」


 以下、ヨムジョンの語りと、その後、ミセンの語りが入ります。

 ヨムジョンの言葉は、ピダムの心をえぐり出して、屈服させるために語られ、
 ミセンの言葉は、ピダムが本来どうあるべきだったのかを思い起こさせるために語った…のかな。

 でも、ミセンの言葉はわたしには難解。



 

…ヨムジョン「お前は何でも人のせいにする。
       ムンノを殺したのも、反乱を起こしたのも、陛下に刃向かったのも、みんな俺のせいか?

       俺がやらなくても、お前はムンノを殺していたさ。
       俺がやらなくても、お前は陛下を手に入れるために何でもした。 

       この十年間、権力の掌握に力を注いだのはなぜか…

 

       お前の心に潜んでいたのさ、王となり全てを手に入れたい欲がな」

…ピダム「そんなことはない…」

…ヨムジョン「あぁ、陛下への恋心か。
       お前が恋にのぼせて、おかしくなったのを、ほんの少し俺が軌道修正しただけさ。

       もし恋が成就していても、それでもお前は反乱を起こしたはずさ。

       不安だから。いつ見捨てられるかと怯え、信じられないから。


       ところで、知っているか? 陛下はお前を最後まで信じていた
 
 さっきのといい、これといい、憎たらしい顔してるわ~


 ヨムジョン、最後のとどめ。

       信じられなかったのも、揺らいだのもお前だ。
       
       お前たちの恋を壊したのは、お前自身だ、ピダム
 

 悔しいけど、ヨムジョンは正しい。

 殺されそうになったから、カァ~と来たのは仕方ないにしても、揺らぐのも信じるのも自己責任だにゃ~
 不安を抱え込んで耐えるのも、耐えられなくなって行動を起こすのも自己責任だにゃ~

 それが本当だと思うから、ピダムに救いがなさ過ぎて悲しい
 


 反論のしようもなくて? でもヨムジョンに従うわけにはいかなくて、ブスッとやっちゃう。
 



 そこにミセンが飛びこんで来る。
 

 頭のいいミセンは、瞬時に事態を呑みこむ。

…ミセン「貴様を信じ大業を遂げるなど、無理なことだったのだ。姉上も、お前を買いかぶりすぎた」


…ピダム「ミシルの夢のために生まれ、ムンノの夢のため育てられた。大業はお前たちの夢だろう」

…ミセン「姉上がお前を捨て、ムンノが愛情をかけてくれず、我々が恋路を邪魔したというのか…

     いいか、ピダ…いや、ヒョンジョン(王子として育てられていれば、この名で呼ばれていたんだな)よ…

     恋を壊したのは自分のせいだと認めたくないようだが、壊すことができるのは自分自身だけだ。
 
      
     (恋を失い、反逆者の仲間にされ、破滅させられたように思っているかもしれないが…こんな感じ?
     誰もお前を破滅させることはできない。全て、己のせいにほかならない。(ピダムの判断ミスってことか?)

     まったく哀れな奴だ」

…ピダム「なぜ今になって、そんなことを言うんだ」


…ミセン「言ったさ、姉上も、ソルォン公も、この私もな。

          トンマン公主は神国そのものです。わたしがそうなるようにしてみせます…と言うピダムに対して、
     ミシル (トンマン=神国となったとして、それでも、人の心というものは、ピダム自身の心も含めて)もろくて壊れやすい。
         (心の空白を埋めるものが、そのもろくて壊れやすい”人の心”=恋とは)お前の目標はあまりに幼い。
     
     ソルォン 人を目的とするのは危険です。もっと大きな志を持ってください。でなければ、わたしのように二番手の人生を送ることになります。

     ミセン 何か言ってたっけ? 記憶なし。


   わたしなりに言葉を補ってみたけど、これでいいのか、どうか…
   ミセンの言いたいことが、イマイチ分らないのです
     

     皆がそう言っていた(人の心を得ることより、大業を成せ)のに、お前は耳を貸さなかった」

 ピダムは、一人で出ていってしまう。

                                                             以上、前半終り。