目が覚めた早々、明日の健康診断に備え、検便に取り掛かる。
一通り説明書を読んで、例のブツを受け止めるシートをセッティングし、いざ精神統一。
一番搾りを投下し、体を入れ替えて、いざ採取。
しかし、シートの上にあるはずのブツがない。
そこにあるべきものがない。
あれ?チャイナシンドローム?
それとも、いよいよ万華鏡写輪眼開眼?俺の神威で異空間へスッ飛んで行ったか?
つか、たんに検便用のシートを突き抜けてブツは湖底へと。
私の全てを受け止めてくれるって言ったじゃない!ウソつき!
You are liar!
オッホッホ。汝が落としたブツは金のブツか?銀のブツか?
私が落としたブツは湖底でユラユラと黄金色に輝くそれでございます。
オッホッホ。無理じゃの。
あぁ、さよなら神様。って、来たばっかじゃーん!
淡い期待を胸に、再浮上してくるのを待つも比重がアレらしく、湖底に鎮座まします状態。(アレって
海猿気取りで、意を決してダイブ。
(ここからは想像にお任せします)
で、無事にミッション完了。
手、キレイに洗わなくっちゃ。