やって来たか・・・ロナウジーニョ。彼がミランでPlayしたいという発言はとても嬉しいことだ。
80年代後半、セリエAは 外国人選手3人までだった。
チームにより外国人選手の選び方は違った。ミランは オランダの、ファンバステン、グーリット、ライカールト。
インテルはクリンスマン、マテウス、ブレーメのドイツトリオ。
当時 ブラジル人で活躍したチームは少なかったように思う。南部のローマがそうだったか。
ウルグアイ選手のカリアリもあったなあ。記憶は定かでないが・・・。マラドーナのナポリには、カレッカ、アレマンのブラジル人が活躍してたっけ?
ミランがブラジル人選手に興味を持ち出したのは近年では、93年に日本で行われて敗れたトヨタ杯のサンパウロ戦であると思う。ミランが負けたから相手を称えるのより、選手個人の能力に衝撃を受けたようだ。
左サイドでのパオロ・マルディーニ対カフー。パオロ相手に堂々と勝負し、ミラン首脳陣を唸らせた。結果 カフーはその後 ローマを経てミランで現役を終えた。ブラジル代表ではキャプテンとして、02年W杯で優勝した。
レオナルド・・・。やはり93年のサンパウロでミラン相手のスピード、テクニックには驚いた。左サイドからミランのパヌッチを振り切りセンタリング。トニーニョ・セレードのゴールをアシストした。
レオは鹿島を経てミランで活躍し、現在はミランの役員としてスカウト活動を行ってる。彼は ミランとブラジル人選手とのパイプラインで レオの名前で選手も動く。
ミランは、対戦で苦しめられた相手チームの選手を上手に獲得するのが上手い、というよりセリエAでは当たり前だな。
ミランでも大勢のブラジル人選手が活躍したが、名ばかりの移籍もあったし、戦術上出場回数に恵まれなかったビッグネームも多かったが ロナウジーニョには頑張って欲しい。
カカ、パト、ロナウジーニョが オランダトリオを超えるには 結果を出すしかない。