福祉タクシー二郎丸

下関市で福祉(介護)タクシーをやってます❣オーナーは新.中.自動車販売・整備・レンタカーをやっている会社です。

一生懸命努力している人も夢中になっている人には勝てない

2021年11月01日 | 日記

 今日11月1日は『福祉タクシー二郎丸』を開業してちょうど1年になった日。もう1年経ったのか…と、月日の流れるのがあっという間であったことに驚く。

 開業した始めの1週間は当然どこからも電話はかかることもなかった。自分なりにどのような行動を起こせば世間に知ってもらえるのか、何が今一番の優先事項なのか…などを、ただひたすら二郎丸号を走らせながら思い悩んでいた。携帯電話番号を代表番号にした関係で当然電話帳に載らないから、ネット上で検索しても一切出てこない。車は派手派手しいくらいにカラフルに社名、電話番号、子供向きのアニメを張り付けて、とにかく目立つように人目に付く通りや病院、老人施設、公園、スーパー、果ては観光施設までを何度となく流して廻ったものだった。                                             

 宣伝手段として元々自分の得意な手作りチラシを作成し、会う人会う人に手渡し、施設は手当たり次第に訪問して配布していった。もちろん公共のあらゆる資料を探して福祉・介護関係の施設にもDMを送付し『二郎丸』という福祉タクシーが出来たのだなとわかってもらえることならなんでも挑戦した。そしてたまに総合病院の玄関先で、如何にもお客さんを迎えに来たというようなふりをして10分程度停車したりもやった。

 実は以前、テレビ番組でネット通販で大成功を収めている『たべちょく』だったかの若くて大変美人の女性社長さんの「どれだけ一生懸命努力している人でも夢中になっている人には勝てません。」との言葉にはものすごく共感を覚えた。「そうか、本当に好きで夢中にやっていれば努力という云わばネガティブな行動よりはポジティブに見てもらえるのだ。」     

 それ以来「上を向いて歩こう」の心構えで夢中になって一期一会を大切に1年が経過した。おかげさまで開業当初の1ヵ月の予約件数15件も先月は4倍以上に増え、もうこれ以上は一人では限界だなと感じている。せっかくお電話頂いたのに、既に予約がある為、どうにもならずお断りした時は悔しくて後ほどお詫びに訪問するようにしてる。

 また、売り上げには関係なくとも一度でも使って頂いたご老人のお宅には仕事の合間にちょくちょく「何か困ったことないですか?僕にできる用事ならやりますよ。気にせず言ってね  ❣」と近所のお兄ちゃん風に訪問してる。

 「とにかくこの仕事に夢中になる ❣ 後ろ向きなことは考えず前を向こう ❣ 上ではないけど顔を上げて歩こう」と、2年目に入る今日この日に決心した。



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