福祉タクシー二郎丸

下関市で福祉(介護)タクシーをやってます❣オーナーは新.中.自動車販売・鈑金・整備・レンタカーをやっている会社です。

世の中の変わりように戸惑ってます。

2023年06月11日 | 日記

 コロナが5類に引き下げされて1ヵ月が経過したが、世の中は思っていた以上に大きく変わって来たと思う。医療関係を主体的な顧客に持つ我々としては戸惑うことがよくある。今までの過剰な対応は何だったのか…あそこまでやるべきだったのか?と疑問を持つ時がある。

                             

 病院内或いは老人施設などに入る際、「ここまでです。これから先はスタッフが参りますのでお待ちください。」とか「書類に記入したうえで入れるのは1名だけ、他の方はここでお待ちください。」などと時間と余計な手間を取られていた。今はというと入口で体温測定さえすればナースステーションまでスムーズに入れるし、場合によっては病室までお迎えに行ける変わりようだ。もちろん3年近く出入りしていると私が何者であるかをスタッフさんが承知しているからも有るだろうけど、大変にスムーズに出はいりが可能となり、ありがたいの一言に尽きる。それに伴い今まではほとんど無かった医療機関への診療以外の外出・外泊が大幅に増加してきている。その為、土曜日の午後や日曜日・祝日に依頼の入ることが常となって来た。もちろん緊急性を伴わない当日の依頼はお断わりするが、事前に予約頂いているものは対応している。結果、5月中旬以降一日ゆっくり休めたという日がない。

                                                        

 それと、相変わらず深夜に「すみません〇〇に1台お願いします。」という一般タクシー会社と思い違いしている人からの電話が掛かってくる。中には福祉タクシー業者とわかっていても一般タクシー車輌も有ると勝手に思っている場合もある。最近は翌日の業務に差し支えるので20時~翌7時までは留守電設定にしている。その上で着信ランプが点滅しているのが分かった際、顧客や取引先からであればこちらから深夜であっても掛けなおししている。電話帳に無い番号は90%ほぼ間違い電話なので放っている。ただし、複数回掛かっている場合は緊急性も考えられるので掛けなおすことにしている。しかし、緊急性のある場合なら伝言メモにメッセージあるのが通常だ。

                                                                     

 おかげさまでこの頃は昼食をゆっくり取れる日はほぼないという忙しさ。ほとんどコンビニのパンやおむすびをかじりながら走っているのが現実である。それと最近、旧豊浦郡エリアからの問い合わせや依頼が目に見えて増加している。こちらについてはボランティアではないので、1時間かけてお迎えに行って10分程度の実車というものは失礼ながらお断わりさせていただき、送り先が旧市内方面の場合だけお受けしている。しかし、旧豊浦郡方面には介護・福祉タクシー業者がなく、市内のどの同業者も断るので心情としては何とかしてあげたい気持ちである。当社がもっと売り上げが伸び人員・車輌を増やせれば旧豊浦郡エリア担当を作っていく考えは持っているのだが、いつの事やら…