昨夜、同じ福祉関係で高齢者の身元保証や介護を伴う通院・外出などのサポートを幅広くやってこられている『ケアサポート下関』さんと、私が行きつけの地元でかなり人気の魚料理店『魚正本陣』にて二人だけの懇親会をやりました。彼は年齢的には二回り以上年下で私の息子と変わらない年齢ですが、経験や知識はかなり豊富で時々同じ利用者さんで行動を共にすることが有りました。その際、世間話程度に業界の事や利用者さんの色々な対応の仕方などを聞いていました。そうして何度かご一緒するうちにお互いの共通する問題や将来的な展望についても話すようになり、いつかじっくりと仕事以外の日に酒でも飲みながら話しをしたいとお願いしていたので、ようやく昨夜に出来た次第です。彼は以前在籍していた医療機関や介護施設でかなり苦労をしたようで上司からのパワハラも結構受けていたとのこと。親元からも遠く離れ若い頃から一人でやって来たようで、それが若くして独立開業をなしえた原動力になったのでしょう。この頃は色んなボランティア活動もしていて、講演会で講師として壇上に上がることもあるとか。やはり若い時の苦労は人間形成に大きな力になるのだと実感した次第です。
しかし、彼も最近になって良い意味での問題が出て来たらしいです。いわゆる簡単な経理、依頼者さん宅への介護行為を伴わない安否確認程度の訪問や買い物などの代行をやってもらえるスタッフが欲しいとのことです。
実は私も同じような悩みを持っていました。毎日ではないのですが、通常の営業時間より早く始めて事務所が閉まるギリギリに戻ってくる場合があります。それから日報を絞め売り上げ金の計算~入金をやって帰宅。そして自宅で夕食後に翌日以降の行程表作成。本当なら自分が一人で経営しているつもりであらゆる経費チェックと帳簿記入までやらなければならないのですが、時間が取れないということ。「手伝いのスタッフがひとりいてくれたらなぁ…」と思う日々です。
それと、燃料代がここまで高騰すると経費が掛かり過ぎる問題が発生しており悩みの種です。実際、今はオーナー会社の中の福祉タクシー部という名目でやらせてもらってるけど、4年目を来月に迎えるともなると、いつまでも負担を掛けてばかりではいけない。そろそろ負担を掛けないようにオーナー会社と切り離してどのような形になるかはわからないが独立採算を真剣に考える時が来ているのです。しかし現実問題として、介護タクシー個人営業での申請を初めからやらなくてはならないし、その為の資金や事務所の準備など不可能に近いのです。
そこでケアサポートさんの話しで、市内の中心部で車3台おける駐車場が有り、福祉機材のおける広さの事務所を借りて簡単な経理の出来るスタッフさんを1名雇って経費を折半しようではないかと申し出が有りました。
しかし何をするにしても先立つものは資金ですね。とにかくその夢に向かって前向きに頑張ろうと思います。