福祉タクシー二郎丸

下関市で福祉(介護)タクシーをやってます❣オーナーは新.中.自動車販売・鈑金・整備・レンタカーをやっている会社です。

心機一転で頑張るぞ~

2022年11月08日 | 日記

 今月11月2日で2年が経ちました。世の中にコロナ感染が広がり始めた真っ最中の開業でした。内心「まぁ来年になれば風邪の一種になっているだろう。しばらくの辛抱だ。」と甘く見ていました。しかし、開業後の6ヵ月間は一日に1件とか2件の日が続き、全く問い合わせのない日や予約0の日も有りました。そして気持ちもマイナス思考に陥り、「このまま続けていたら、赤字が膨らんでやめるにやめられない最悪の状態になるのではないか…切りのいい時点で見切りをつけることを真剣に考えよう。」と悩んだものでした。

           

 ただ、「事務所にいても何も生まれない、とにかく二郎丸号をひたすら走らせて人の目につくように、関心を持ってもらえるようにやれることは全てやり切ろう!」と馬鹿みたいに走り回りました。もちろん気が付いた時は躊躇せずチラシを手渡し、面談してもらえない施設にはポスト投函を何回も続けました。それらの行動は成果を全く期待しておらず、もしやめることになっても「やれることはやったのだから悔いはない。」と自分への言い訳づくりでした。

                                

 4月に入って春の陽気を感じだした頃、今まで全く反応のなかった施設から問い合わせが来ました。電話で簡単な説明をし、その日のうちに気持ちばかりのお菓子を手に「お礼を兼ねて詳しいご説明に参りました。」と訪問。いい感触を得て飛び跳ねるように事務所に帰ったものでした。それから連日新規の問い合わせが続き、手ごたえらしきものをうっすらと感じだした時に、それらの新規様からの予約が次々と入りだしました。特に嬉しいのは病院に入院されてる患者さんのご家族から「看護師長さんから勧められました。」とか、施設のスタッフさんから「事務所に二郎丸さんのチラシが張ってあって、同僚からここがいいよと聞いたので」などと聞くと天にも昇る気持ちになりました。

                             

 そして今月で3年目に入りました。うちをメインに使って頂いてる老人施設も数件、コンスタントに使って頂いてる基幹病院も二桁に及び、最近では、応援に来てもらってるスタッフさんと二人で目の回るように廻っても対応出来ずお断りせざるを得ないものが毎日1~2件出てしまいます。これが心底悔しくてたまりません。かと言って出来ないものを無責任に引き受けるようなことは絶対出来ません。

 本当に皆々様のおかげでやめることなく続けて来れましたことを心より感謝申し上げます。