福祉タクシー二郎丸

下関市で福祉(介護)タクシーをやってます❣オーナーは新.中.自動車販売・整備・レンタカーをやっている会社です。

あっという間の1年だったなぁ

2021年12月29日 | 日記

 年末年始の営業を検討中とか云ってるうちに、12/28~1/4までの会社の年末年始休み中、既に12/29 ,12/31 ,1/1 ,1/3 の予約が入っている。 今月から透析患者さんの定期便を受けたのもあるが、他に正月の外泊として老人施設からご自宅に帰られるお客さんもおられるのだ。未だコロナ騒動も続いているが、この頃いくらか小康状態になって来たので各施設とも規制を和らげてきたのが理由と思われる。それ以外でも、数件の年末年始の緊急対応をしてもらえるかとの問い合わせも来ている。 思い起こせば昨年末は予約どころか、問い合わせすら来ていなかった。この頃、月曜日が始まったと思えば金曜日が来るのが異常に早く感じる。 

               

 1年前の12月の件数を見てみたら、20件であった。そして今月の件数は80件、有難いの一言に尽きる。

事務所の最終日に、社長と各部責任者の4人で福祉タクシー部としての一年について話し合い「コロナ禍の中、何度も苦しい場面が有ったが、今ようやく明るい兆しが見えつつある。これも小さな努力の積み重ねが実ってきたものと思うので、石の上にも三年と云うように、もう少し頑張ろうよ。」というものであった。一時期あまりの不調に、会社から切り離して私個人でやろうと思うと、責任を感じた時も有った。

その時、社長は「それは一社員的な考え、実質はお前が社長としてやらなければならないのだからつまらないことを言うな ❣」と励まされた。社長とは中学校の同級生であって、日頃はお前、俺の中ではあるが、自分としては社長としての彼には大きな尊敬心を抱いてるが、彼もそれなりに私に対しての扱い方に苦労しているのを感じるところはある。二人の時は名前を呼び捨てなのに、他の社員がいる時はちゃん付けで呼ぶ。奥さんから「いくら親友でも、人前では呼び捨てはダメだ。」と言われたようだが、私は申し訳なく思ってる。 

 

給料泥棒の一年が過ぎ去ろうとしているが、来年こそは給料泥棒でなくなるようにしてみせるぞ  

                                                             

 


年末年始の営業を検討中 ❣

2021年12月16日 | 日記

               

 12月に入ってから何の業種も同じだと思うが、やたらとバタバタしている。 朝の時点では「今日は2件か…まぁたまにはゆっくりと慌てずに仕事をやろうぜ。」なんて考えながらオーナーの自動車会社の仕事を手伝っていると、凡そ9時過ぎた頃から「今日は忙しいですか?午前中か昼一でいいですからお願いしたいのですけど…。」とほぼ毎日電話がある。もちろん「はい!お受けします。〇〇時なら空いてますよ。」と、快諾しながら(やはり今日もか…❣)と喜こんでる自分。ただ一つ気になるのが、「なかなか介護タクシーさんを手配できないので本当に苦労してます。」の言葉。(他社が取れなかったからうちに来たのか?…なんで最初に電話来ないの?)という不満 !!! 

月初の月間予定表を見ても、1日に4件以上の予約日は数日しかない。仕事を進めるうちに入る予約を入れても月に10日~13日くらい。ひどい日は、1日に2件の日もある。そんな時は日頃使って頂いてる老人施設に、特に用もないかのように「ちわ~、いつもありがとうございます。」とただ顔見世に廻る。 間違っても「何か仕事はないですか?あればよろしくお願いします。」などの情けない言葉は言わない ❣ 

 若い頃は自動車販売の営業マンをやっていた経験から、「買ってください。使ってください。」などの下らない言葉は死んでも使わないように心掛けている。何故なら、先方様は自動車の営業マンが訪ねて来て、何が目的かがわからない者はいない。車を売りに来た事は一目瞭然。そこに「どなたか車を買いたい方はいないですかね??」という言葉を発する営業マンは馬鹿の典型。こんな奴は絶対に伸びないし、会社も期待していない。

                    

 私はこのやり方で一応業績を上げてきた(昭和56・57年度トヨタ自動車の優秀セールスマン表彰は誇り)自信が有ったので、そのやり方をこの業種にも使っている。昔し、先輩がよく言ってた「車を売るのは女性を口説くのと同じ。 いやらしいことではなく、落とせばやったー!と思うくらいに真剣にやれ ❣」を業種を変えて実践しているのだが、あの時代とは違うのだろうか…人間関係で仕事をやっていくことは古いのだろうか…。「うちはどこでもいいのです。電話した時に空いてる業者さんにお願いしてます。」と、聞く時は悲しくなってくる。

 しかし、数件の老人施設さんでは「最近忙しいみたいですね。お客さんが増えるのはいいことですけど、これ以上増やさないで欲しいです。お電話して、すみません予約が有って難しいです。と言われたら、うちとしては困ってしまいます。安心して任せられる業者さんと信頼してますので、うちの専属でやってくれませんか?」とおっしゃられるので、これも有難い悩みでもあるのです。

        

 それと、年末年始の営業の問い合わせが続いている。「この時期はどこに電話してもやってないのよね。おたくはどう?対応してもらえないかしら…?」正月くらいはゆっくりと思っていたが仕事優先に切り替えるべきか…。まぁすでに今月から透析患者さんを受けたので、月水金は13時と18時に送迎が有るし…。

 この1年で「福祉タクシー二郎丸」の名前も業界では知らない人はいないくらいまで認知されたが、まだまだ他社さんの穴埋め的な存在は否めないのが情けない。いつも笑顔で大きな声で応対 ❣で頑張るしかない。

 出来ることなら、先輩諸氏のアドバイスを期待しています。


都会のストレッチャー車輌はすごい ❣

2021年12月03日 | 日記

 12月1日、市内の著名な病院「昭和病院」が新築移転して「吉水病院」へと変わられた。今度の病院はかなり立派な最新鋭の建物のようだ。一見公立の総合病院ではないかと思うくらいである。私も元の昭和病院へは患者さんを何度となく送迎したものだ。

 実は数か月前に介護タクシー同業者の間で、「ストレッチャー(寝台)車を保有している市内の介護タクシーに12/1の入院患者の一斉移送に協力して欲しいとの依頼が九州の業者から来るらしい。」と聞かされていた。私のところは、その時ちょうどストレッチャー車を入れたばかりだったので、保有している情報はどこにも入っていなかった。初めは「うちにも来ないかなぁ…、宣伝にもなって最良のタイミングなのになぁ」と半分期待していたが、全くなしのつぶてだった。しかしよ~く考えてみると他社がそれに取られると、一般の利用者は困って空いてる業者を探すはずだから、それを待った方がいいのではないかと気が付いた。

    

 当日、そのせいかどうかは不明だが、ネットで検索したと私どもに個人病院からストレッチャー車の依頼の電話が有り、お迎えに行き総合病院への転院であった。その帰り道で7~8台のストレッチャー車が並んで走っているのにすれ違った。フロントに数字の書かれた張り紙をしていたので、これが昭和病院の移送車輌だとわかった。車内にはストレッチャー1台にそれぞれ看護師が1名づつ付き添っていた。ベッド数は300有余あるはずなので、かなりの台数と回数になるはずである。 しかし見たことのない車ばかりである。看板を見ると聞いたこともない社名ばかり。そこで目を凝らして登録ナンバーを見てみたら1台の知り合いの同業者以外は全て福岡ナンバーと北九州ナンバーばかりであった。 

      

 これっていいのかなぁ…、 タクシーというものは乗車地か降車地のいずれかがその営業地域内になければならないから、これらの業者は福岡県内でしか営業出来ないと思う。山口県内では料金体系も違うし、そもそも違法行為なのではと思った。 聞いた話では、九州の有名な大きな輸送会社が一斉に引き受けたらしいので下関の田舎業者には目もくれなかったのだとか…。

 「赤信号みんなで渡れば怖くない。」みたいにこれだけの大集団で堂々と走り回れば「凄いなぁ」で終わるのだろう。 悔しいけど、確かに車両はどれも立派なものばかりだった。

九州運輸局

介護タクシー(福祉輸送限定)の営業区域

営 業 区 域
(1)原則として、都道府県単位とする。
ただし、 都道府県の境界に接する市町村に営業所を設置する場合にあっては 山岳河川、海峡等地形・地勢的要因による隔たりがなく、経済事情等に鑑み同一地域と認められる隣接都道府県の隣接する市町村政令指定都市であって、九州運輸局長が適当と認める場合には、隣接市町村を含む区域を営業区域とすることができる。なお、隣接市町村を含む区域を設定した後に、合併等により、当該市町村の区域が変更された場合は、従前の区域を営業区域とする。

(2)営業区域内に営業所を設置するものであること。