先月末からの異常なまでの絶不調は10日ほど続いた。その間、理由を探ろうと主取引先や同業者さんを尋ねてみたのだが、誰もが「コロナの状況の変化によるものではないか。まだまだ動こうとは思いきれないのじゃあないのかな。」という返答であった。
今現在は徐々に予約や問い合わせの電話が戻りつつある。その依頼内容には少し変化が見られ、今までは全くなかった長距離の搬送依頼が来るようになった。
その理由を尋ねると「日頃小さい仕事や、キツい仕事ばかりで申し訳ないので…。」とか「ケアマネさんが二郎丸がいいと情報があるので使ってみたらと勧められた。」と、本当にありがたい理由であった。一昨日は、市の保健センターから「以前老人施設〇〇さんでコロナのクラスターが発生した時に二郎丸さんが患者さん全員の入院のための搬送をして頂いたとの報告が有りましたのですが、今後そのような場合にご協力頂けないでしょうか?」と電話依頼が有った。私は嬉しい反面、(また防護服やフェイスシールド、手袋などの準備をして神経をとがらせて動かないとならないのか…💦)と抵抗が有った。
市の担当者さんには今後の事を考え基本的には協力させてもらいます。と返答した。
その他には、今まで全く知らなかった(というか自分の調査不足)介護支援センターさんからのご依頼も来だした。これは以前は連絡手段として携帯電話のみでやっていたのを、この春先に固定電話を新たに取り付けてyahooやgoogleのサイトに載せたことが大きな要因だろうと思う。
しかし、実際には私一人でほぼ動いていることを知って驚かれる先方様がいるのが気掛かりでもある。そろそろ要員がもう一人欲しいのが本音である。
実は先月末に寝台タクシー(ストレッチャー車)の車検証上の乗車定員を7人から5人への構造変更の申請を陸運局に出して許可が下り、今までの大型車扱いのタクシーメーターを普通車のタクシーメーターに変更して料金的には少し安くなったのであるが、そのPRに営業に廻ろうと意気込んでいた初日に魔の10日が始まったのであった。これからは2台の車両を道幅の問題以外では区別することなく使えるのは非常にメリットがあるのでなおさら応援が欲しいとこである。