12月1日、市内の著名な病院「昭和病院」が新築移転して「吉水病院」へと変わられた。今度の病院はかなり立派な最新鋭の建物のようだ。一見公立の総合病院ではないかと思うくらいである。私も元の昭和病院へは患者さんを何度となく送迎したものだ。
実は数か月前に介護タクシー同業者の間で、「ストレッチャー(寝台)車を保有している市内の介護タクシーに12/1の入院患者の一斉移送に協力して欲しいとの依頼が九州の業者から来るらしい。」と聞かされていた。私のところは、その時ちょうどストレッチャー車を入れたばかりだったので、保有している情報はどこにも入っていなかった。初めは「うちにも来ないかなぁ…、宣伝にもなって最良のタイミングなのになぁ」と半分期待していたが、全くなしのつぶてだった。しかしよ~く考えてみると他社がそれに取られると、一般の利用者は困って空いてる業者を探すはずだから、それを待った方がいいのではないかと気が付いた。
当日、そのせいかどうかは不明だが、ネットで検索したと私どもに個人病院からストレッチャー車の依頼の電話が有り、お迎えに行き総合病院への転院であった。その帰り道で7~8台のストレッチャー車が並んで走っているのにすれ違った。
フロントに数字の書かれた張り紙をしていたので、これが昭和病院の移送車輌だとわかった。車内にはストレッチャー1台にそれぞれ看護師が1名づつ付き添っていた。ベッド数は300有余あるはずなので、かなりの台数と回数になるはずである。
しかし見たことのない車ばかりである。看板を見ると聞いたこともない社名ばかり。そこで目を凝らして登録ナンバーを見てみたら1台の知り合いの同業者以外は全て福岡ナンバーと北九州ナンバーばかりであった。
これっていいのかなぁ…、 タクシーというものは乗車地か降車地のいずれかがその営業地域内になければならないから、これらの業者は福岡県内でしか営業出来ないと思う。山口県内では料金体系も違うし、そもそも違法行為なのではと思った。
聞いた話では、九州の有名な大きな輸送会社が一斉に引き受けたらしいので下関の田舎業者には目もくれなかったのだとか…。
「赤信号みんなで渡れば怖くない。」みたいにこれだけの大集団で堂々と走り回れば「凄いなぁ」で終わるのだろう。 悔しいけど、確かに車両はどれも立派なものばかりだった。
九州運輸局
介護タクシー(福祉輸送限定)の営業区域
営 業 区 域
(1)原則として、都道府県単位とする。
ただし、 都道府県の境界に接する市町村に営業所を設置する場合にあっては 山岳河川、海峡等地形・地勢的要因による隔たりがなく、経済事情等に鑑み同一地域と認められる隣接都道府県の隣接する市町村政令指定都市であって、九州運輸局長が適当と認める場合には、隣接市町村を含む区域を営業区域とすることができる。なお、隣接市町村を含む区域を設定した後に、合併等により、当該市町村の区域が変更された場合は、従前の区域を営業区域とする。
(2)営業区域内に営業所を設置するものであること。