ごじゃっぺ日記(旧、看悶日記)

京都生まれのにわか茨城県民による雑多な日記です。内容に一貫性はありませんが、どうかひとつ長~い目で見てください。

南九州の旅(8)特急を撮りつつ吉松経由、鹿児島中央へ 

2011-05-10 18:15:09 | 鉄道
5月2日、旅の3日目。前日が結構ハードな旅だったので、この日は少し軽めに。

宮崎駅は南国情緒あふれていますが、駅全体の撮影は難しい…

宮崎駅は2階が2面4線のホーム。1階が出札・改札・コンコース・商業スペース。高架下は幅が狭く左右に長く商業スペースを確保しています。
高架位置は比較的低く中2階の無い構造で、ホームから直接1階の改札に下られます。
しかし、ここに改札を設置すると高架下中央が改札スペースで占有されてしまい、高架下の商業スペースの動線を分断してしまう。
従って、高架下中央にコンコースを通し左右の動線を確保し、中央のコンコースを挟んで1・2番線専用改札と3・4番線専用を個別に配置。
改札を入ってしまうと、相互のホームの連絡は不可能で、出発番線によってどちらの改札口に入るか確認する必要があります。
また、階段を介しての乗り換えの場合、一旦改札を出てコンコースを横断、反対側の改札を再度入場するということになります。

文章で書くとなかなか分かりづらいですが、要は珍しいレイアウトの駅ということです。
JR北海道の帯広が全く同構造で、2階は2面4線のホーム、1階の改札・コンコース・商業スペースが全くの同レイアウトです。

さて、8:47発鹿児島中央行きでまずは隼人に向かいます。

今回発の817系電車、転換式クロスシートはフレームが木製。革張りの座布団とクッションが付くという凝ったデザインの車両ですが…
意外と座布団が薄く長時間乗車だとお尻が痛くなりやすいという曲者でもあります。
隼人着は11:17。みっちり2時間半お付き合いです。この間、3本の特急とすれ違い、1本の特急に抜かれます。


青井岳でつばめ型787系使用の特急きりしま4号とすれ違い…
都城では、特急きりしま6号とすれ違い、特急きりしま7号に道を譲ります。

さらに、北永野田でハイパーサルーン783系使用の特急きりしま8号とすれ違い…、日豊本線は末端区間でも結構特急街道なのです。

ようやく隼人に到着!

凝った駅ですが、ここで肥薩線の乗り残し区間を乗車するため昨日も訪れた吉松まで往復します。
肥薩線吉松行きは11:45発、2つ目の表木山では約10分の停車、

すれ違うのは、昨日、吉松駅で発車を見送った特急はやとの風です。
この区間のハイライトは、嘉例川の古い駅舎が極めつきですが…、あまりにものブーム過熱になんか白けてしまいスルーです。
この後の折り返し列車では、自動車で来たとみられる撮影目当て観光客が、列車の発車を妨げるというマナー違反も。悲しい現実です。

吉松着は12:57分、折返しの隼人行き14:00発。約1時間を吉松でのんびり過ごします。

この時間は、いさぶろう/しんぺいも隼人の風も来ない時間帯なので観光客は皆無。昨日のお祭り騒ぎが嘘のような静かな駅です。

隼人に戻り、再び鹿児島中央行きに乗車。この区間のハイライトは、竜ヶ水付近から眺める錦江湾越しの桜島ですが…

あいにくの黄砂でうっすらとしか顔を見せてくれませんでした。

やっと着いた鹿児島中央。大きな駅で巨大観覧車まであるテーマパークのような駅で「はるばる来たぜ♪」的旅情には乏しい駅です。

にほんブログ村 鉄道ブログ 鉄道乗車記録へにほんブログ村 さて、これから枕崎まで移動ですが、バスにするか?指宿枕崎線にするか?思案のしどころです。