ごじゃっぺ日記(旧、看悶日記)

京都生まれのにわか茨城県民による雑多な日記です。内容に一貫性はありませんが、どうかひとつ長~い目で見てください。

南九州の旅(3)青ガエルが現役、熊本電鉄

2011-05-05 18:37:25 | 鉄道
南九州旅報告、依然として日付は4月30日のまま。
お城を出て、熊本電気鉄道の始発駅・藤崎宮前に向かいます。
熊本電気鉄道は、北熊本で接続の2路線からなります。

菊池線(上熊本~北熊本~御代志)と藤崎線(藤崎宮前~北熊本)の2路線からなりますが、
実際の運転系統は、藤崎宮~北熊本~御代志が本線、上熊本~北熊本が支線的な位置づけです。

30分間隔の運転なので乗り遅れると大変、ビルの下で知っていないと発見が難しい藤崎宮前に着いたのは発車間際。

大急ぎで、電車撮影。すこしぶれてしまった…
電車は北熊本付近までは、市街地を走り併用軌道も残りますが、

菊池線に入ると一気に郊外の趣き。丘陵地を抜ける街道沿いにアップダウンのある路線です。電車はワンマン運転です。

終点の御代志までは25分ほど。改めて車両を撮影。

車両は意外と近代的ですが、都営地下鉄三田線のお古ですね。秩父鉄道でも同型車が使用されています。
4ドアのステンレス製大型車。経営が厳しい地方の小私鉄にしては状態の良い車両をゲットしたと言えるでしょう。
しかし、この原色塗装といかついスカート。何となくインドネシアあたりに譲渡された車両を彷彿させます。

さて菊池線、かつては文字通り菊池まで延びていたのですが、御代志から先は廃止されてしまいました。

その名残か、御代志の駅はホーム片面のみ使用し、ホーム上で直接バスに乗り換えられるように工夫されています。
しかし、熊本中心街側の藤崎宮前が若干不便な場所のためか、電車~バス連絡という使い方はあまりされていないような。
がら空きの電車を横目に、熊本中心部直通のバスが先に発車していきました。

押し返し待ちの間に外は雷、強い雨に。帰りは北熊本で上熊本行きに乗り換え。

北熊本駅は車庫併設で旧型車両も眠っているので、撮影したいと思いつつも…
乗り換え時間はわずか、外は雷雨なので30分待つのもちょっと厳しい。すぐに電車に乗り込みます。
電車は、鉄道ファンなら誰でも知っている元東急5000系「青ガエル」。昭和の高性能電車のはしりともいえる名車。
東急車両昭和32年の銘板が付いていました、54歳いまだ現役です。

吊皮も東急時代のまま。

きれいな電車が行き来する藤崎宮前方面にくらべると何となくタイムスリップしたような趣です…
ファンにはたまらないものがありますが、毎日の利用者はどういう思いなのでしょう?

それでも雨に濡れる青ガエル、なんか絵になりますねぇ。
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南九州の旅(2)熊本城はワンダーランド・後編~忍者も出ます

2011-05-05 10:25:10 | 名所旧蹟の話
熊本城後篇です。昨日、「何となく気さくなおじさん風」と書いた清正公ですが…

きりっと引き締まった武将風になり、嫁さんと記念撮影!

さて、天守閣に登ります。先に書いたように本来の天守閣は西南戦争時に焼失しているので鉄筋コンクリートのお城です。
残念ながら?大阪城のようなエレベーター付きではありません(笑)

天守閣の最上階からは熊本市内が一望!

いい眺めです!
天守閣の次は本丸御殿に。現在様々な施設を復元中のようです。そして様々なサービスも。
この本丸御殿では、殿様が召上った食事が再現されていて、どうやらお昼お戴いた料理店が供食しているようです。
さて、本丸御殿は殿様や家来が詰めていた屋敷。

この広い部屋の上に殿様が、そして下に家老はじめ要職に付く家来が…
殿様:近こう寄れ

家来:ははぁっ。サササッ・・・。て感じだったのでしょうか。

そのほか、様々な部屋も再現され、

細川家54万石の栄華が、美しく再現されています。

さて本丸御殿を出たら…忍者が!

右のくノ一はちょっと頼りなさげ。

GWだからか様々なイベントが催されていて、実に楽しいお城見学でした。
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