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地味鉄庵

鉄道趣味の果てしなく深い森の中にひっそりと (?) 佇む庵のようなブログです。

何でもスカ色に塗ってみよう (2) 南海1521

2014-10-04 00:00:00 | 超へっぽこ模型製作


 先月、忙しいくせに一瞬の気晴らしと称して秋葉原に出向き、GMストアでちまちまと買い物をしたついでに超久々でポポも冷やかしてみたところ、地下の中古売り場で鉄コレ第7弾専用ケース同梱の南海1521形・白ボディが吊されているのを発見。ここを訪れるヒマな高校生に散々品定めでいじられた挙げ句、包装のビニール袋がかなりヘタレているあたり、如何にこの白ボディ単品に人気がないかを物語っており、自ずとあはれを感じました。もし南海色に塗られていれば、衝撃の南海完成品ということで発売当時は引く手あまただったはずでしょうに (弘南移籍後の白帯は叩き売りアイテムでしたが ^^;)、たまたま全く塗られなかったばっかりに……。
 そこで、ある妄想をひらめきました。そうだ、これにスカ色塗ってみよう!



 というわけで、ようやく夜中に模型いじりする時間が出来た先日、まずは念入りに車体を洗い(袋の中に入っていたにもかかわらず結構な汚れ……@_@)、お約束通りにバラしてスカ色を塗り、屋根のベンチレータはGMクモハ73キット付属のロクサン用グロベンに換装し……こんな作業を数日間夜な夜な進め、再び組んで完成~! 寝る時間も削って何やってんだ……という感じですが (汗)。
 一応基本的なイメージとしては、「関西のクモハ30(モハ42を戦時に4扉化)にもし、今でいうN40にあたるような延命保全工事を、1960~70年代テイストで施してみたらどうなるか」という感じでしょうか (^^;)。当時の国鉄にはロクにカネがなかったため、鉄道管理局・工場ごとの創意工夫で半鋼製車両の大幅延命工事が推進され、ノーシルヘッダー化・窓割り調整・張り上げ屋根化・ライト埋め込み等々が推進されたという妄想ストーリーで……。そして、台車はDT17に換装したものの、何故かベンチレータは廃車にしたクモハ73やサハ78あたりから略奪しました、という感じで (笑)。
 しかし……やっぱ似合ってないですね (滝汗)。どうしても南海テイストは抜けきらないようです。う~む、塗る車両の選択にも慎重を要するのがスカ色の奥深さでしょうか (汗)。