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地味鉄庵

鉄道趣味の果てしなく深い森の中にひっそりと (?) 佇む庵のようなブログです。

第五ジャカルタ炎鉄録 (27) 都営6000Lohan

2014-03-24 00:00:00 | インドネシアの鉄道


 ジャカルタにおける都営三田線ヘンテコ改造顔の3本目は、地元ファンから「Lohan=魚」の愛称を頂戴している6217 (6227) F。Rakitan→Espas→Lohanという改造の歴史をたどってみますと、着実に流線型の度合いを強め、かつ工作が手慣れて、丸みを帯びた造形の出来具合も良くなっている (?) ことが分かります。そしてEspasの現カラーリングと比較して興味深いのは、こちらLohanの場合東急8000系列に準じた翼状の意匠を採用していることでしょうか。そのようにする基準が一体何なのかは全く不明であり、もっぱらKAIお抱えデザイナーの気まぐれによるものと思われます (笑)。



 そんなLohan・6217 (6227) Fですが、この編成も6連時代はほとんどの場合タンゲラン・スルポン・ブカシ~タンジュンプリオク運用に入っていたわけで、余り撮る機会がなかったのを思い出します(ボゴール線の線路脇で待ち構えている際、デポックへの入庫を兼ねたボゴール線のデポック行としてこの編成たまにやって来ると驚喜&軽~い違和感 ^^;)。しかし今やこの編成も8連化により、すっかりボゴール線の主役としてガンガンやって来るのを目にしますと、やはりジャカルタでは時代があっという間に移り、昨日見た光景はあっという間に遥か彼方に去ってしまうということを痛感しますね……。