散歩道で自然観察

自宅周辺の散歩道で出会った動物、野鳥、昆虫、植物の写真を撮っています。

悲報!(´;ω;`) 「ツミ」育雛終了

2021年06月11日 | 野鳥

実は今年も3月から見守ってきた「ツミ」

昨年は6月9日前後にハシブトカラスの攻撃によって営巣放棄。

三月の末にやって来たツミのカップルは

なんと昨年襲撃された同じ巣を立派に修復して

営巣、産卵、孵化と順調に子育てに向かっておりましたが・・・

 

5月23日抱卵中の雌を見守る「ツミ♂」

4月30日ころから雌の抱卵が始まって約1か月

 

5月28日、巣から顔だけ出して抱卵中の「ツミ♀」

かなり警戒しています

実は昨年同様ハシブトガラスの巣が30mほどのところにあって、

カラスのほうは雛が孵ってにぎやかです。

ツミにとってはかなりやばい状況です

オスとともに、カラス迎撃に向かう

 

巣の中ではメスが良く動くようになっており、

孵化が近いか、孵化したように見えました。

 

6月5日 ツミの幼鳥が確認できました(^▽^)/

食欲旺盛で、メスがオスから受け取った餌を

ものすごい勢いで食べているのが見えました。

 

かわええ・・・

 

観察していると三羽の雛がいるように見えました。

巣も補強されてさらに立派になっております。

今後はオスから雌への餌の受け渡しが頻繁にみられる。

雛の成長も楽しみ

今年は何とかここまでこぎつけたねえ・・・

 

ところが(´;ω;`)

翌日は悪天候で見に行けず

翌々日にツミのお宅を見に行くと

賑やかなはずの巣の中は静まり返っています??

あーっ!

雛がハシブトガラスに持って行かれたのだと思います。

あちらは孵化してから時間が経っており食欲も半端ない。

多分ですけど、ツミが孵化するのを待っていたのだ( ゚Д゚)

昨年と全く同じタイミングでここでのツミの育雛は終了

本当に残念でした(´;ω;`)

自然界では体が大きい方が強く、かないません。

どんなに気が強いツミでもハシブト相手では歯が立ちません。

5年ほど前だったか、共生していたオナガを襲って

雛に与えて以来、翌年からオナガも共生しなくなりました。

共にカラスと闘ってくれる仲間がいなくなった。

以来、ここではツミの育雛は上手くいっていません・・・

あきらめきれず、

何度も巣を見に行きましたが確定したのでアップしました。