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あれこれ備忘録

色々と関心のある記事をメモ。
元記事がすぐに削除されるケースも多いですからね。

タツノオトシゴ、坊津で養殖中/千葉の建設業者

2005年07月19日 14時43分13秒 | 漁業[Good News]
健康食品化と観賞用に期待

 水産施設工事業の関東プラント建設(千葉県船橋市)は、坊津町でタツノオトシゴの養殖に乗り出し、今年に入り約1万匹を産卵させた。観賞用に加え、将来は健康食品化を目指している。
 タツノオトシゴ養殖は、金島博社長(60)が「人がやっていない事業に取り組もう」と長い間温めてきた。千葉など全国の海を調べ、水質や個体数の多さから坊津が最適と判断。地元漁協の協力も得られたため昨年3月、同町久志に「海馬事業所」約50平方メートルを建設、水槽30個ほどを設置した。
 産卵は6月から9月ごろまで。だが昨年は産卵後、えさのプランクトンを食べなかったため次々と死に、成長したのは500匹ほどにとどまった。えさの改良などを重ねた結果、今年は順調に成長。漢方薬の原料として知られているため、金島社長は「最終的には漢方を目指したい」と話している。
 海馬事業所では現在、高知大学大学院でタツノオトシゴを研究する加藤紳さん(33)ら4人が従事しているが、今後は事業を拡大し地元雇用を増やす方針。同事業所=0993(59)6208。ホームページ=http://kaiba-co.jp

南日本新聞 2005年7月16日

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バイオマス発電をウニ養殖に活用

2005年07月19日 14時40分43秒 | 漁業[Good News]
 八戸市は十月から、鶏ふん・豚ふんや間伐材といったバイオマス資源から取り出した熱電エネルギーを使ってウニとアワビを効率的に増養殖する事業の可能性を探る調査に着手する。十五日、経産省の「バイオマス等未活用エネルギー事業調査補助事業」に採択され、七百五十万円の補助金交付が決まった。

 同市の計画によると、ウニとアワビの増養殖を行っている八戸みなと漁協種苗センター(同市鮫町)に対し、エネルギー変換システムを使ってバイオマス資源から取り出した熱電エネルギーを供給。発電排熱は水槽の水温調節に、電力はポンプ動力や照明などに活用する。同種苗センターでは、くみ上げた海水をそのまま使っているが、水温調節によりウニの通年出荷やアワビの成育期間短縮が見込めるという。

東奥日報 2005年7月16日

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新潟市で岩ガキ漁が旬

2005年07月15日 10時36分41秒 | 漁業[Good News]
 新潟市で、夏が旬の岩ガキ漁が始まっている。同市万代島の新潟漁業協同組合では、水揚げされたばかりの新鮮な岩ガキを組合員らが1つ1つ丁寧に洗い、出荷に追われている。
 岩ガキ漁は、県内では山北町が有名で岩室でも盛ん。新潟市の旧市域で採れることはあまり知られていないが、同漁協では昨夏、約2万個を取り扱ったという。同漁協では今年、2人の組合員が漁に出ている。

新潟日報 2005年7月13日

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美保神社:“漁業の神様”に感謝、業者がホンマグロ奉納--松江 /島根

2005年07月15日 10時24分57秒 | 漁業[Good News]
 えびす様を祭る松江市美保関町の美保神社で7日、マグロの大漁を感謝し、ホンマグロ1匹(体長約1・4メートル、重さ約100キロ)が奉納された。

 “漁業の神様”に感謝するため、若葉漁業(鳥取県境港市)が毎年しており、今年で4回目。マグロは、若葉漁業の関係者ら8人に担がれて鳥居から拝殿までの約150メートルを進み、神社本殿に供えられた。

 今年はマグロが大漁で、重さは平均で約60キロ。中には200キロの大物もあがっているといい、若葉漁業の森脇寛社長は、「今年は初漁が早く、すでにわが社だけで4800匹があがっている。このままいけば去年以上の大漁が期待できそう」と笑顔を見せていた。

毎日新聞 2005年7月8日

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釧路でサンマの初競り やや安値、水揚げ好調

2005年07月15日 10時20分41秒 | 漁業[Good News]
 小型船の流し網漁による北海道東部沖のサンマ漁が解禁になり、主要水揚げ港の釧路港で9日、初競りが行われた。初日の水揚げ量は昨年の倍近くと好調で、競りの価格は例年並みよりやや安値。
 釧路港に入港した漁船は77隻で、水揚げされたサンマは計約50トン。競り値は、キロ当たり平均で800円から900円台と、昨年の1000円前後をやや下回った。重さも1匹160-180グラムと中型が多かった。
 釧路市漁業協同組合の阿部茂章事業部長は「まだ豊漁かどうか分からないが、はしりとしてはまあまあ」と話していた。
 8月からは中型船の棒受け網漁が始まり、道東に本格的なサンマ漁の季節が到来する。

河北新報 2005年7月9日

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かば焼きで「夏も元気に」

2005年07月15日 10時19分29秒 | 漁業[Good News]
一色の漁協、施設児童にうなぎ

 一色うなぎ漁業協同組合の若手でつくる一色うなぎ研究会の会員九人が八日、岡崎市洞町の児童福祉施設・米山寮を訪れ、子どもたちにかば焼きを振る舞った。

 施設内の一角で、コンクリートブロックの中に炭火を焚き、網で焼いた。たれの香ばしい香りが漂う中、会員と一緒に、子どもたち二十三人も代わる代わるうちわで風を送って参加した。

 研究会の石川泰広会長(31)が、食事前に子どもたちに「夏を元気に乗り切れるので、たくさん食べてね」と声を掛けた。このほか、同組合が販売している「うなぎTシャツ」の売上金の一部を施設に寄付した。

 子どもたちは「暑さに負けないぞ」と脂の乗った焼きたてのかば焼きを口いっぱいにほお張っていた。

中日新聞2005年7月9日

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家族そろって、気分は漁師──漁業体験ツアー、かご漁や刺し網など

2005年07月15日 10時18分32秒 | 漁業[Good News]
 京阪神近郊の漁場で、漁師の指導を受けながら一緒に網やかごを引く漁業体験ツアーが家族連れなどの間で人気を集めている。漁業というと地方の産業をイメージしがちだが、交通アクセスが良く、都市圏の在住者でも気軽に海の醍醐味(だいごみ)を味わえるのが魅力だ。潮風を受け、体験を通して新鮮な海の恵みに触れることは、ストレスの解消だけでなく、身近な自然に感謝する絶好の機会といえそうだ。

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 7月初めに訪れた大阪府田尻町はアナゴ漁で有名な港町。阪神間から車を利用する場合、阪神高速湾岸線を利用し、泉佐野南インターチェンジで降りる。所要時間は50―80分程度。水産振興の拠点施設「海洋交流センター」で長靴を履き、足元まである前掛けをかぶると、気分はもう“浪速の漁師”だ。

 大阪府岸和田市の会社員、弓野克彦さん(50)の一家4人と漁船「梵天丸」(約5トン)に乗り込み、午前10時にいざ出港。この日は雨模様のあいにくの天候だったが、晴天であれば、北は六甲の山並み、西は淡路島、南は友ケ島などが一望できる。

 潮風を体いっぱいに受けながら、まず向かったのはあらかじめ前日に沈めておいた「かご漁」のポイントだ。「それ引き揚げろ」。船長の馬野弘さん(72)の合図とともに網かごを引き揚げる。

 水深8メートルの海中から顔を出したのはタコ、アナゴ、石ガニ、シャコなど。西日本有数の工業地帯である堺市から約30キロしか離れていないのにこんなに豊富で多様な生き物がいる。15個の網かごが揚がるたびに甲板からは歓声が上がった。

 11月まで旬なのがタコ。まだ150グラムぐらいと小ぶりだが、これから2、3倍に成長し柔らかくてぷりぷりした食感が楽しめる。タコは雑食で、かごに入れた餌のイワシ目がけて入ってくるという。弓野さんの長男、紘平君(7)はタコがシャコや石ガニにへばりついて締め上げる姿に「すごい」と興味津々。

 北西へ向かい、対岸と関西国際空港を結ぶ連絡橋の真下へ。漁師用語で「まげ」と呼ばれる目印のブイを棒で手繰り寄せると、200メートルに渡って仕掛けた刺し網が姿を見せる。

 網の両端を手分けして引いていくが、力が弱いのか絡まってくる。「もっと強く顔の方まで引かなあかん」。再び馬野船長のげきが飛ぶ。

 網には体長約40センチの黒ダイや20センチのカレイなどが何匹もかかっている。網から外された魚はかごから飛び出るくらい跳ねる跳ねる。長女の菜月ちゃん(6)は「生きている魚に触ったのは初めて」と目を輝かせた。

 関空に着陸する飛行機を船から真上に眺めた後、1時間半後に帰港した。弓野さんは「おいしい魚が食卓に並ぶのも漁師さんの厳しい仕事ときれいな海のおかげ。子どもたちもそれがよく分かったのでは」と話していた。

 この日の水揚げは約7キロ。ツアーを申し込む際、「体験フルコース」を頼むと、魚介類バーベキューや、刺し身などの料理をとれたてのままセンターで味わうことができる。「タイの刺し身は、皮の部分だけサッと熱湯をかけた後、すぐに氷水で冷やすのがおいしく食べる秘訣」と田尻漁業協同組合の西浦栄一組合長が教えてくれた。

 田尻町の漁業体験ツアー事業は、漁獲高の低迷や関空の埋め立て工事に伴う漁場の減少などによって危機感を覚えた同組合が1996年に始めた。

 「漁師は捕ってなんぼの世界」と、漁業を観光業の一種にする振興策に逆風は強かったが、今では組合員収入の約4割を稼ぎ出す。漁業の新たな形を示したモデルケースとして全国の水産関係者が視察に訪れるほどだ。西浦さんは「漁師は口べたで頑固者が多いが、人を相手にしていかないと海が廃れるという意識は強い」と指摘する。

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 このほかにも、兵庫県赤穂市では、同市漁業協同組合が調理実習も含めて3時間のコースを用意。こちらは刺し網ではなく5メートル四方の定置網を数カ所に沈める。ガシラやメバルなどが捕れるとわっぱ汁や海水と梅干し、酒だけで煮た「塩梅煮」という魚料理を堪能できる。

 京都府宮津市の養老漁業は、春夏は午前4時半出港と早朝のコースを設定。水平線から顔を出す朝日を眺めながら定置網にチャレンジできる。マグロの養殖が盛んな和歌山県串本町では、直径30メートルの養殖いけすに船で横付けし餌やりなどを体験。300キロ級の大物が泳ぐ姿は迫力満点だ。

日経ネット関西版 2005年7月8日

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にぎわい 子が主役

2005年07月11日 19時49分50秒 | 漁業[Good News]
 桑名市の赤須賀漁港で9日、「赤須賀漁業まつり」が開かれ、名産のハマグリやシジミなどを求めて、多くの市民らが詰めかけた。

 子どもたちに漁業に興味を持ってもらおうと、赤須賀漁業協同組合(秋田清音組合長)が毎年開き、今年で6回目。

 地元の漁場でとれたハマグリやシジミが500グラムで千円~1500円の格安で販売され、早朝から家族連れでにぎわった。かごいっぱいに盛られた貝はあっという間に無くなった。

 「桑名の名産を次世代に伝えることが我々の使命」と秋田組合長。

 焼きハマグリやシジミ汁のコーナーには長蛇の列ができ、子どもたちが貝を片手に、おいしそうにほおばっていた。

朝日新聞 2005年7月11日

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天然のシマエビ人気~少量だが市場に並ぶ

2005年07月11日 19時41分27秒 | 漁業[Good News]
 「ホッカイシマエビ」と言えば、サロマ湖やコムケ湖など湖内養殖の魚種で知られているが、紋別港では外海のシマエビも水揚げされている。小定置網などに一隻当たり5キロ前後、混獲されているが、「天然もの美味」として高値を呼んでいる。ナマの「外海シマエビ」の取引価格は1キロ当たり650~1000円。湖内養殖ものはボイルして「煮エビ」として市場出荷されるが、天然ものはそのまま出荷されるため、黒褐色の体型が生々しい。刺身などで賞味すると美味だが、天ぷらにも料理できる。主力のボタンエビとはひと味異なる浜の味覚。天然ものは賞味できる期間が短い。

北海民友新聞 2005年7月10日

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実習で製造の水産加工品販売

2005年07月08日 19時04分48秒 | 漁業[Good News]
氷見で有磯高生

 有磯高校の生徒たちが実習で手がけた水産加工食品などを販売する「チャレンジA」が七日、氷見市中央町の氷見フィッシャーマンズワーフ海鮮館前であった。

 水産食品科の三年生七人が参加。実習授業で製造した缶詰やレトルト食品のほか、福井や岩手、熊本など全国の水産・海洋系の高校で製造された水産加工品も取り寄せ、販売した。農業科学科の生徒が育てたベゴニアなど花鉢も並べられた。

 午前中はあいにくの雨となったが「いらしゃいませ!」と生徒たちが掛ける元気な声に来館者らも足を止め、品物を手に取っていた。水産食品科三年の坂口大輔君(17)は「ホタテの売れ行きがすごく、売り切れになった品物もほかにあった。繁盛してよかった」と話していた。

中日新聞 2005年7月8日

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