「ホッカイシマエビ」と言えば、サロマ湖やコムケ湖など湖内養殖の魚種で知られているが、紋別港では外海のシマエビも水揚げされている。小定置網などに一隻当たり5キロ前後、混獲されているが、「天然もの美味」として高値を呼んでいる。ナマの「外海シマエビ」の取引価格は1キロ当たり650~1000円。湖内養殖ものはボイルして「煮エビ」として市場出荷されるが、天然ものはそのまま出荷されるため、黒褐色の体型が生々しい。刺身などで賞味すると美味だが、天ぷらにも料理できる。主力のボタンエビとはひと味異なる浜の味覚。天然ものは賞味できる期間が短い。
北海民友新聞 2005年7月10日
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北海民友新聞 2005年7月10日
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