
日本では南西諸島(奄美大島以南)に自生する,サガリバナ科の常緑高木です。

一夜限りの短命の花で,芳香を放ち開花翌日の朝には雌しべを残して散ります。

西表島ではマングローブ地帯の自生地に咲くことが有名ですね。
翌朝に水辺に落ちた花をカヌーに乗って観賞したいと思っていたのですが,なんと宮古島でもこの花が群生する場所があることを知り夕食後に出かけました。
「添道」というところで期間限定で行われている「夜のお花見」です。

300mほどの小路に沿ってサガリバナが植えられ,ライトに照らされたお花が見事です。
この企画を主催する「宮古島環境クラブ」が無料で行っているんです。
お花の管理,ライトアップ,駐車場の整理など大変なご苦労があると思い,協力金として1000円を寄付しました。
素晴らしいお花見を楽しませていただきありがとうございました。

あまり大規模にならずにひっそりと続けてほしいと思いました。
宮古島に台風が近づいていますが,被害が出ないことをお祈りします。