
GWを前に山梨県にある今倉山に登ってきました。
標高1470mという低山ですが,魅力ある山です。
天気予報は晴だったのですが,中央道の上空は薄雲がかかっています。
晴れてくることを期待して都留ICで下りて道志の方面に向かいます。
登山口の駐車場は道坂峠のトンネル手前にあります。

駐車スペースは数台ですが,ここには綺麗なバイオトイレがありました。
いつ出来たんだろう。
以前からあったっけ?
この山は周遊ができるので,今日は旧道から登ります。
5分ほど車で登ってきた道を下りてゲートの閉まった林道を右に折れるとすぐ右手に登山口があります。

登山道脇の左手で大掛かりな工事?が行われていて登山道が判然としません。
このルートは沢沿いに造られているので大体の見当をつけて登っていくとしばらくしてピンクのリボンが見えてきました。
新緑には少し早い感じですが,山桜,ツツジ,ヒトリシズカ,マムシグサなどが登山道脇に咲いていました。




このコースは沢コースという名前が付いていますが,通常は沢は枯れています。
ただし雨が降ると鉄砲水となるようで,登山道はいつも荒れています。
1時間ちょっとで西ヶ原という尾根の鞍部に出ます。

左に折れて10分ほど登ると赤岩という展望台があります。

直進すれば二十六夜山ですが,我々はここでランチタイムです。
しかし正面に見えるはずの富士山が雲の中。
下界の街には陽が当たっているのがよく見えるのですが。
まあこんな日もあります。
しばらく粘ったのですが,諦めて本日目指すメインの山である今倉山に向かいましょう。
いったん西ヶ原まで戻って尾根道を登ります。
最初に現れるのが御座入山。

実はこの山の方が今倉山よりも10mほど標高が高いことに気づきました。
ここから15分ほどで今倉山に着くのですが,どちらの山も展望を臨むことができません。

ここを見正体山方面に右に折れて40分ほど進むと道坂への分岐があります。

この間ツツジがたくさん咲いていました。ここを右に下りていくと10分ほどでトンネル脇の登山口に戻ることができます。
お天気には恵まれなかったけど,春の花を愛でながら静かな山行を楽しむことができました。
きょうからの連休はにぎわっていることでしょう。