日本共産党いわき市議団

日本共産党いわき市議団に所属する伊藤浩之・溝口民子・渡辺博之・坂本康一各議員の日々の活動や市政情報などをお知らせします。

いわき市議会11月定例会  一般質問の主な内容

2014-12-08 14:23:27 | 議員だより
 いわき市議会11月定例会は27日開会し、清水敏男市長は条例制定案や一般会計補正予算案など議案47件を提案しました。今議会の一般質問は12月1日から4日まで行われます。主な内容を紹介します。 

溝口民子議員 (40分)
2日(火)午前10時予定

■学校図書館について 平成5年に文部科学省が示した学校図書館の蔵書の達成や来年度の取り組みと、学校図書館司書の来年度の配置についてただします。
■医療・介護総合推進法について
 この法律の内容は多くの高齢者を介護サービス対象から外し、入院患者追い出しをさらに強化するなどの大改悪です。介護保険の見直しで、介護予防、日常生活支援総合事業となり、その受け皿の住民主体をどう構築するのかただします。


渡辺博之議員 (50分)
3日(水)午後1時50分予定

■コールセンターオペレーター人材育成事業について
 電話代行業務などを行っている㈱DIOジャパンは、全国で15ヶ所の子会社コールセンターを立ち上げ、人材育成の委託事業で補助金を受けた後、次々と縮小・閉鎖し、自らも民事再生の手続きをしています。子会社では数々の補助金の不正使用が指摘されており、㈱いわきコールセンターもその一つです。
 宮城県美里町は、補助金の不正使用があったとして、㈱みやぎ美里コールセンターに4千万円の返還請求をしました。いわき市も毅然とした態度で徹底調査し返還請求することを求めます。また、市のチェック体制が甘かったことをただします。
■市職員定数について
 公務員のバッシングが強くなる中、市職員数は減少し、長期の病気休暇を取得している職員が増えています。 市職員の定数を増やし労働環境を改善させながら、市民サービスの向上を求めます。 

伊藤浩之議員 (50分)
4日(木)午前10時50分予定

■道徳教育について
 道徳を正式の教科とするよう中央教育審議会が答申しました。
 道徳教育の歴史を振り返りながら、本市の道徳教育に関して、留意すべき点についてただします。
■総合教育会議について
 首長と教育委員で作る総合教育会議が設置されます。首長の意向で教育が左右されかねないなどの指摘があります。中立・公正な教育行政の推進に関してただします。
■出産支援金について
 少子化対策であることから、妊娠に着目した支援制度とし、死産の場合でも支援対象とすることを求めます。   

高橋明子議員 (40分)
4日(木)午後1時50分予定

■就学援助について
 生活保護の所得基準に一定の係数をかけて就学援助の認定をしている自治体が大半です。就学援助は、経済的な理由により子どもの就学が困難な家庭に対し、小・中学校で必要な費用の一部を援助する制度です。平成25年8月に生活保護基準が引き下げられたことに伴う就学援助制度への対応をただします。
 また、就学援助を利用している児童・生徒が全国平均からみてとても低い割合です。もっと気軽に利用できる制度にするよう求めます。


全ての小学校に図書館司書を


 19日、毎年実施している市長への予算要望書を提出し、市長と懇談しました。
 市長は「多岐にわたる要望ですが、できること、できないこと精査しながらすすめたい。持続可能ないわき市のためにも教育と子育てに力を注いでいかなければならないと思っている」としました。
 また、学校図書館司書について「来年、すべての小学校に週1回は行くことができるように配置する準備をすすめています」とし、中学校ではその効果を見極めたいとしました。

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