TPPに参加すれば農産物が壊滅的な被害を受けます。熊本県の試算では、牛乳・乳製品100%、小麦99%、豚肉79%、牛肉70%、米505%等となっています。「何も対策をとらなかった場合の試算」ということですが、これまで、牛肉・オレンジの輸入自由化化、コメ自由化等の時、いろいろやったが、結果がどんどん厳しくなってきました。食料自給率39%は先進国では最低です。
熊本県議会では,「TPP参加反対」の決議をあげてきましたが、自民党が政権につき、安倍首相が参加に前のめりになる中、「交渉参加を前提に、交渉の中で、日本の利益を守る」という立場に立った意見書案が出されました。私(共産党・松岡徹)と新社会党岩中伸司議員だけが,「TPP交渉参加は断固反対」と反対しました。