松岡徹の「一生懸命」

日本共産党・熊本県議「松岡徹」の日々の体験・活動、「県政だより」などを発信します。

費用弁償、一部改善

2012-06-05 11:10:11 | 日記

 6月県議会から、費用弁償の支給について一部改善されました。費用弁償の「定額、一日5000円」の支給が、議会の休会の日、欠席の日については支給しないということになりました。

 私は、費用弁償については全額受け取らず、法務局供託の措置をとっています。また議会改革・議会費用削減の申し入れを議長にしてきました。下記をご参照ください。

県議会改革を―議長に申し入れ

     5月25日、馬場成志県議会議長に対して、「県議会改革等について」申し入れました。

県民に開かれ、県民のために働く県議会を

「申し入れ」の趣旨

   県民の苦しみ、痛みに心を寄せ、県民の声と願いがとどく県議会、住民の意思を無視した行政や無駄づかいや非効率、利権や特権などをチェックできる力量と清潔さをもった県議会、活発に議論し、県民に開かれ、県民要求実現のために働く県議会をめざし、弛みない改革を議長のリーダーシップのもと推進されることを期待します。

 改革及び具体化すべきこと

1、議員報酬について、県民の納得、合意を得られる額への引き下げを検討すること。

2、応招費(5000円+1キロ当たり37円)については、熊本市及び近隣については廃止すること。

3、選挙区の半分が無投票という状況を打開するために、1・2人区を解消し、合区により3・4人区とすること。

4、県民の要求、声を反映し、県政についての多面的で掘り下げた論議ができるよう、一般質問の時間延長(質問だけで60分)、あるいは、一般質問機会(現行6回)を増加すること。

5、常任任委員会・特別委員会の公開度を高めるために傍聴席を増やすこと。

6、6月定例県議会において、「原発問題を含む地域防災についての特別委員会」を設置すること。


6月県議会、今日開会。

2012-06-05 10:38:16 | 日記

 6月定例熊本県議会が今日開会しました。27日までの会期です。18日午前10時から一般質問を行います。気軽に傍聴においでください。

一般質問項目については下記をご覧ください。

 今回の質問「テーマ」は、「いのち(命)」です。

<子ども「いのち」>

〇「放射能」副読本

福島原発事故が終息せず、多くの人が避難しています。「安全神話」が完全に崩れました。ところが学校(小・中・高校)では、「放射能は大丈夫」との内容が、電力会社幹部が役員をつとめる「原子力文化振興財団」がつくった「副読本」で全児童・生徒対象に教えられようとしています。

〇子ども医療費

  全国(道府県)のなかで最低レベルの医療費補助。6万筆の署名が寄せられても、多くの市町村長の要請があっても、「お金がかかる」「市町村がやっている」などを言って、今年度も年齢引き上げを見送っています。

<白川の治水>

  白川の治水対策は、熊本市民の安全・安心のかなめのひとつ。市中心部(下通りなど)一帯の堤防が2メートルも低く、未整備。工事を急がせなければなりません。白川の自然、阿蘇の自然と環境を守り、住民のいのちと財産を守る治水対策は可能です

<水俣病問題>

  多くの命が奪われ、今なお多くの人たちが苦しんでいる水俣病。その被害の広がりは「原爆級」です。いま行政が指定している地域外でも、年齢以下でも水俣病患者が広くいることが明らかになっています。ところが国・県は救済申請を7月末でうち切ることを決めています。繰り返される加害者(チッソ・国・県)による被害者の切り捨て。

<原発問題>