日本共産党松原市会議員団のブログ

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日本共産党議員団-話題の佐賀県武雄市図書館を見学(7月24・25日)

2013-07-30 13:24:09 | 活動
図書館が商業施設に乗っ取られ!?

売り物やレンタルのTSUTAYAが前面に!貸し出し図書は奥や2階のバルコニーに!

武雄市は今年4月からCCC(TSUTAYAの運営会社でスターバックスのライセンス提供を受けている会社)を指定管理者にして図書館をリニューアルオープン。

以前は、子どもたちや高齢者にやさしい、気軽に日常的に行ける、使いやすい美しい静かな図書館であったそうです。由緒ある流鏑馬(やぶさめ)の的をデザインした天窓も、天然の明かりが効果抜群であったものが単なる飾りになり、せっかくの建築物は台無し。一番のメインステージにスターバックス(以前は子どもが本に出会う読み聞かせの部屋)、蔦屋の販売用の図書コーナーが配置されており、図書館の大切な部分が追いやられ、まさに商業スペースに乗っ取られた施設と化していました。一見おしゃれでスタイリッシュな図書館は幼児や高齢者がほとんど見られず「真に社会が求めることに逆行するのでは」とも感じられるものでした。

一方、お隣の伊万里図書館では、「市民とともに良い図書館を」めざし、乳幼児のための場所の確保や福祉団体による飲食コーナー・自習室の設置、絵本は子どもの手の届く位置であったり、障がい者の方も利用しやすい工夫が随所にほどこされていました。実際、小さな子ども連れのお母さんや高齢者も多く訪れゆったりと過ごす姿をみることができました。


入ってすぐ目に入る右側がスターバックス、左は蔦屋販売用図書


松原の図書館はどうなる?

「明日の松原の図書館を考える会(仮称)」考えるつどいを開催

松原市の図書館適正化委員会が出した答申では、図書館のあり方を根本から変えていく内容が示されていました。「松原市の図書館が大きく変わる」「分館の図書を中央館に集中」この内容に危機的状況を感じた市民が呼びかけ『明日の松原の図書館を考える会』準備会を立ち上げ、28日につどいを開催しました。講師には、大阪経済大学講師の黒田充氏が答申の内容を分析し、報告しました。その後、会場から活発な意見が相次ぎ、図書館の情報なども語られ、主催者側も含めて新たな実態に驚かされる場面も見られました。

『考える会』では今後、多くの市民に呼びかけ、より良い図書館をつくるために力を合わせるために、会への賛同入会を募集しています。詳しくは、下記へお問い合わせください。

メールアドレス matsutosyokan@yahoo.co.jp

ブログ     http://matsutosyokan.cocolog-nifty.com/
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