今年で4回目となる伊勢丹ミキモトフェアの司会でした。
新年を飾るにふさわしいジュエリーの数々。
そして高価なお買い物の後には、特別なお客様にお料理を振る舞うという新年の恒例行事。
デパートの外商は未知の世界ですが、まさに夢のような空間です。
さて、
今回はフレンチの鉄人坂井シェフと、築地田村さんとのコラボレーション。
毎回、本当に勉強になるのですが今回もまた、鍛えられました。
何がって
舞台に上がる前の過ごし方には二通りあって、ギリギリまで意識を集中し、コメントを整理しながら準備に余念がないタイプと、
全く別の話で盛り上がり、一切原稿などには触れず、本番ギリギリまで何にもしないタイプ
私は完全に前者です。
が、坂井シェフと田村さんは後者です。
なので、ほとんどぶっつけですが、これがまた本当に鍛えられます。
始まってしまえば本番前の雑談が生きてくるのですが、瞬発力と洞察力と頭の回転、
アスリートのようなトークが展開されるわけです。
料理を作る方というのは、本当にバイタリティ豊かです。
田村さんは、人生経験と話題が豊富な上に、トークがハンパなく面白いので、話の中で泣いたり笑ったり、びっくりしたり、まるで、ジェットコースターに乗っているような展開の速さです。
そんな中にも、人生訓みたいなものがしっかりあって、立ち話の雑談でさえ全て録音したいぐらいの貴重な時間でした。
そんなこんなで、楽しく盛り上がったあとには、心からホッとしました。
田村さんからはお店で作ったお出汁をたくさん頂き、坂井シェフは手土産にローストビーフを持たせて下さいました。
感謝しかありません😭
貴重なサイン入りのメニュー表。
これに書き込んだメモは普通の方にはほとんど読めない私の速記です。