ノンバリアフリー

世の中、バリアフリーですね。

４年後の東京オリンピックに向けて、さらにバリアフリー化が進むと
テレビで熱くかたっておられます。

しかし

先日、実家に帰った時に思ったのです。

段差だらけの家の中を行き来することが、父のリハビリとなり、
自然と鍛えられているのだと。

もし、実家がバリアフリーで、車いすで自由に行き来できる環境だったなら

父の足は、今頃もう力をなくしていたかもしれない。

ここからさらに年を重ね、やがて本当に動けなくなると、
バリアフリーが必要と思う時がくるのかもしれないけれど

できればそのスピードはゆっくりがいい。

一方母はすごく元気で、先日のグランドゴルフで優勝したと
賞状を見せてくれました。

両親がいつまでも元気でいられるために、家の中を過ごしやすくするのか
段差で足腰を鍛えるか、私は後者に一票入れたいです。