売らない。

渋谷にある帽子屋さん。



比較的ベーシックなものがありそう。

中に入ると、目に飛び込んできたのは壁一面に貼られた
芸能人の方の色紙たち。

映画フーテンの寅さんの帽子もこちらの帽子屋さんで
提供されていたみたい。

名だたる方々がこちらで帽子を購入されている様子。

日頃からお世話になっている方へのお誕生日プレゼントに
ぴったりだわと確信して、お店の方に声をかけました。

すると、

「サイズのわからない方の帽子をお売りできません」

えーーーーー。

「そこはなんとか、一般的サイズっていうぐらいのカンジでー」

と、食い下がるも、サイズの合わない帽子を売る事について
お店のプライドが許さないらしく、プロの商売人は違うねぇ～。

でもそこはなんとか融通を・・・

結果的には私のわがままを聞いてくださって、無事気に入った
新色の帽子を購入することができました。

お店に行って、「お売りできません」と言われたのは生涯でも
初めての体験だったので、驚きとともに、ひと山越えて手に入れる
喜び・・・

じゃあ、ほかの店に行きます　とはならず、どうしてもここで
手に入れたくなるこのカンジ。

なるほど、私も「一度は断る」という手法をあらたに取り入れてみよう。


・・・

いや、それを使うには持っておくべき武器が私には足りない（涙）

人生何事も勉強だわー。