--Katabatic Wind-- ずっと南の、白い大地をわたる風

応援していた第47次南極地域観測隊は、すべての活動を終了しました。
本当にお疲れさまでした。

貯水槽への雪入れ

2005-09-20 | 昭和基地NOW!!
今日、昭和基地NOW!!が更新されました。
前に「雪と氷と海に囲まれた昭和基地の水事情」を読んだ時に「130キロリットルの大きな融雪槽を建物の風下側に設置し、飛んできた雪がこのなかに自然に入りとけるようにした」という部分に、何で風下で雪がたまるのだ?風上の間違いかな?とぼんやり思ったことがありました。
最近はすっかりそんなことも忘れ去っていましたが、今日の昭和基地NOW!!を読んで疑問が解けました!
思い起こせば雪の山に行くと北側より南側に雪がたくさんということはあるなぁと思い出します。
私は雪国育ちではないので、ほんのたまに遊びに行くだけですが、片側にくぼみがあって片側に雪がたまっているのも見かけます。
でも、それと風の方向までよく気をつけて見ていませんでした。
ぼんやりしていてはいけませんね。
この冬、雪の山に行ったら木や建物の周りをよく見てみようと思います。
南極までとはいかなくても同じような現象が見られるかもしれないですね。

この円い大きな水槽、ブルーシートとガムテープでなんて原始的な!と思ったけれど、科学的にきちんと考えられて作られているのですね。
作業はとっても大変そうですが、職種の違いを超えてみんなでやる作業はお互いをつなぐものであることは私も仕事の中で実感しています。
特に観測隊は生活も共にしているのでなおさらだと思います。
大変な作業なのに、とっても充実して楽しそうに作業をする渡井さんの顔が目に浮かびます(渡井さんしか知らないので、他の隊員さんたちは後姿しか思い浮かべられないのです・・)。

第47次日本南極地域観測隊員出発まで、あと69日

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