“闇色すなふきん”邪々丸の部屋

日々あったことを話のタネ、むしろネタに。
ネタにされた人は笑って許してやってください。

夜族

2005-08-12 21:53:37 | WordsOfDarkness/雑記
こんばんは、昨晩は予告どうりに肉喰って酒呑んださ、邪々丸です。

冒頭で言ったとうりに昨晩は血の滴る肉をビールで流し込むということをしたんですが…。
酒呑んだせいもあって朝まで血はとまらなかったさ!(←いばることか)

で、昨晩彼女がやってきたんですが…。

「ただいま~」
「おう、おかえり」
「…とりあえずウガイしてこい」
「ん?」
「口ン中、血まみれだって」
「おお、そうか」
「いや、ちょっと怖いから近寄るな」
「おびえることもあるまい」
「自分じゃ気がつかないだろうけど見た目とか臭いとかズゴイよ」
「そうか?」

>がらがら、ぺっ!

「どうだ?」
「ああ、うん。キレイになったよ」

……。

「…おにいさん?」
「ん?」
「血!右側から出てる、出てる!!」
「ふむ」(←ティッシュでふきふき)

……。

「ところで喉が渇いた」
「冷蔵庫にダカラあるじゃん」
「いや、酒」
「血出てるんだから呑むな!」
「じゃあ、すぐそこの自販機で烏龍茶でも買ってきてくれないか」
「自分で行ってこい」
「いや、な。自分で言うのもなんだが。口から血流して夜道歩いてたら怪しくないか?
「怪しいけどアンタらしいよ」
「さよか」

>てくてく

「?」
「??」

>てくてく

「おかえり」
「うむ」
「お茶どうしたの?」
「出てこなかった」
「はん?自販機の故障?」
「それで電話しようかと思ったんだが携帯持っていかなかったので取りに来た」
「はあ…」
「じゃあ、また自販機まで」
「先にウガイしてけ。あとティッシュも」

>てくてく

>自販機に書いてある番号にTEL

「はい。こちらペプシ・コーラ販売です」
「すいません。自販機の商品が出てこなかったんですが」
「ああ、申し訳ございません。ドコの自販機ですか」
「○○丁目の○○…ですね」
「他にですね。名前書いてあると思うんですが」
「ええと…。(じゅる)○○商店カッコFSって書いてあります(じゅる)
「? それで商品は何でした?」
「150円の烏龍茶のペットボトルです(じゅる)
「? それでは返金いたしますのでお名前とご住所は?」
「はい。○○○丁目の…。(じゅる)○○です(じゅる)

>てくてく

「済んだ?」
「口から血が出て話しづらかったがな」
「そう?じゃあウガイいっておいで
「うむ」

>今日。消毒しに歯医者に

「血ちゃんと止まりましたか?」
「なかなか止まらなかったですね」(←自業自得)
「そうですか。それじゃあ薬つけますので…」

……ふう。
今度から親知らず抜いた時は血が止まってから呑むことにしよう。

あ。
まだお金返ってきてないですよ、ペプシさん。