JAHPON LAND( Pucci )

スケートファニチャーやステンドグラス作品などJAHPON.comとして活躍する作家 土屋隆亮(プチ)のメッセージ!

生産的キャンバスの発見

2007年09月13日 | Weblog
続いては、スケートに関わる輝ける変態のご紹介!ステンシルアートと呼ばれる 型抜きシートの上からスプレーを噴いて絵を描くスケーターアーティストR-1君です。スケートスポットを中心に度々見かけていたのですが、ど肝を抜かれたのがデッキテープと呼ばれるスケートボードの上面に貼る滑り止めの黒い長方形シートにステンシルアートを施し販売しているのです!大胆なモチーフに繊細な技術でカラフル!好みの和テイストも最高!見えなかったグラフィティの出口がピカァーっと光った様にぴったりはまっているのです。全て手作りの一点もので、新しくスケートボードを組む時にお店で選んで貼る仕組で ボードにはみ出す様に貼ってからボードの形からはみ出た部分をカッターを沿わせて切るのが一般的です。用途のある物ですが感動してポスターや絵の様に四角いまま部屋に飾ってあります。完全にカスタムアートとプロダクトを融合させた商品で狭い分野のたった一つのアイテムを突き抜かせたスタイルは、おれ好みのネジ屋!グラインドキング社的な愛情に溢れたスタイルです。グラインドキング社とはスケートの車軸をコンクリートに当ててゴリゴリ削る技により 中心に立っているボルトが折れたり痛むのを解消する 硬くて強いボルト1本だけで起きた変態会社です。スケートボードもデッキテープも無ければ成り立たない隙間に付加価値をつけた、誰も傷つけず侵略や搾取も無い!逆に隣近所が活性化して喜ばれる程のはまり具合です。これこそ活きているのです!流れの途中に自分流のカスタムを加え左へ受け流す。重要な事は金に変換され生産性が有るという事で「金に変換される事とは隣近所と関係が生まれ社会と繋がる素晴しい活動」で決してやみくもに金儲け 全てを批難するのは間違っているのです。奇麗事ばかり言って働かない奴なんかより立派な社会人こそが道路を堂々とスケート出来て おれは好きです。とは言え素晴しい道に出会えた彼は特別に幸せな人で、自分だけの道を探して さまよったまま終わる人生が現実には殆どです。「理想を追って双眼鏡を覗き続けていたけど足下に道がある灯台下暗し」という現実も多いでしょう?身近な足下のデッキテープだ!「受入れる力というのは発信する力以上にパワーが要るけど発信する力が倍増する素でもあるのです!」