おれのジャガー

10. Jahrestag "Mein Jaguar"

ボーカル談義

2005-09-20 00:53:00 | バンド・サークル
今はギターボーカルやってるけど、
元々おれはボーカル一本でやっていた。
だから今日はボーカルの話を。
といってもトレーニングとかは専門書で見た方がきっといいだろうし
おれも今はやってないからもっとこう、
明日すぐ使えるトリビア的なお話を。
カラオケとかでも使えるような。

おれはライブで女性ボーカルのを歌ったりハードロック歌ったりと
比較的高音が出る方らしいので、高い声を出したいときはどうするか、
という話題で。

まぁ、一般的に出せないくらいの高音にぶち当たったときの声の出し方は
喉をキュッと絞めて絞り出すってのだと思うけど
こいつはあまりよろしくない。
喉を痛めるし持続力がない。
そして声も細くなる。
理想は喉は音が低いときよりもさらに開いて歌うこと。
イメージ的には欠伸をするときのような感じね。
で、その状態で腹から声を出す。
腹から声を出すってのはなかなか掴みにくい表現だけど、
分からない場合はとにかく腹筋に力を入れまくって歌う。
そうやって歌ってると何かがある日突然掴めるはず。

あともう一つ注意すべきは頭の角度。
高音出すときは頭が上がってしまうもんだけど、
実はなるべく下の方を向いて声を出す方がいい(らしい)。
頭が上がるとやっぱり疲れやすくなったり声が細くなったりしてしまうから。
きついときこそ下を向いてみると
意外と歌いやすかったりする。

あと、確か脇の下か胸筋のあたりに声帯を司る筋肉があったと思うから
疲れたらそこをほぐすのも効果的な気がする。
気分的な問題かもしれんが。

まぁ、かく言うおれもどうしても声が出ないときなんかは
喉を絞めたり頭が上向いたりしてしまうけど
こういう歌い方をしたときは大抵歌ったあとに声がおかしくなったりしてしまう。
本番一発用とかほんとの最終手段なわけです。

まぁ、おれの感覚の話だからもしかしたら間違ってるかもしれませんが(笑)
高音を出してみたい!って人は参考程度に意識してみて下さいな。