おれのジャガー

10. Jahrestag "Mein Jaguar"

体調も戻ったようなので

2005-12-12 02:15:39 | 曲作りについて
曲作りをしている。
いっつも作っているときに何箇所か分岐点を見つける。

こっちのコード進行のがいいやろうか、あっちのがいいやろか・・・
ここではこっちのリフやろか、あっちのがいいやろか・・・。

はっきり言って曲の出来を左右しかねないとこだったりすると
結構迷う。
しかも大抵その日のコンディションっつーか、感性によって
選ぶ方が違う。
昨日はあっちの案を採用したのに今日はやっぱりこっちのがいい気がする、とか。

ま、メンバーに修正されて良くなることも多数。

とにかく迷うだけ迷ってそれでもどっちが良いかわからんときは寝ろ!!

それがおれの導き出した答えです。
別に投げ出せっていってるわけじゃないわけで。
やっぱそういうときって結構先入観やらなんやらが入り乱れて
冷静に出来、不出来を見極められなくなっていることが多いから
一回考えをリセットした方がいいよってことね。

次の日起きてから考えると意外とすんなり答えが出ることもある。

迷ったから寝よっかな・・・。

不眠

2005-10-10 03:30:26 | 曲作りについて
まいった。
眠りたいのに眠れない。
仕方ないからビールを片手にテレビ見てます。
明日は10時から練習なんだけどなぁ。
早く寝なくては。

ということで眠れないときの恒例のお話、曲作りについて。
曲の単調さをなくすにはどうしたらいいのだろうか?
まぁ、構成に凝るってのも手なんだけど、
こいつは結構みんな意識するであろうことだからあえて触れない。
それ以外で何かできることはあるだろうか?

そんなときに意識してるのが音の厚み。
一般に音は厚い方がいいんだろうけど
必ずしも曲中の音全てがそうとは限らない。
あえて音の薄い部分を作ることによって、音の厚い部分を引き立たせることができるからだ。

おれはギター弾きだからギターの話で言うと
例えばギターってのは弦を6本全部弾いたときと2本で弾いたときは
結構厚みが違う(エフェクターで音変えたりしないときの話ね)。
コード弾きのとこでもこうやることによって
だいぶパートのイメージをコントロールすることができる。
うちのバンドは3ピースだからそいつが特に必要だ。
おれの作る曲は単純さの中でどれだけおもしろい曲を作れるか、
といことをモットーとしているので
この方法が効果的だということが最近わかった。
これからも使っていきたい手法だ。

あと、当たり前のことだけど大事なのはメンバー間のコミュニケーションね。
この曲どう?とかそういうこと。
ささいな会話とか冗談の中にも、曲を良くする要素が含まれていることを忘れてはならない。
練習のちょっとしたミスの中にも、曲を良くする要素が詰まっている。
ちょっとはみだしたらよかったとか
ミスってつじつま合わせるために無理やり演奏したのがヒントになったりってのは
うちのバンドではよくある。
ま、要するに曲作るのは自分だけじゃないってことですな。
幸いおれはメンバーに恵まれ、いい曲作りができてる。

これが大事なんだなぁ、と思うわけですよ。

メロディ・ライン

2005-09-25 03:31:13 | 曲作りについて
今宵もまた・・・眠れない。
まぁ暑苦しいとか言いなさんなって、おれも熱い話がしたいのよ。
普段は自分の意見押し付けるのとか嫌いだからあんまし強く言わないけど
こういう場所でうっぷん晴らしたいわけよ。

で、今回はメロの話ね。
おれが曲作りするときに最もこだわる部分。
とにかく、曲作っても納得いくメロができるまでは発表しない。
メロってさ、大事だと思うんだよね。
どんなに良いコード進行で曲の構成が出来上がっても
どんなにかっこいいキメがあっても
メロがショボイとみんなの心には響かないわけで。
逆に構成はシンプルでもメロが良いために名曲となる曲は多いわけで。
ま、こいつは皆さん周知の通りですな。

で、おれがわりとしてることはコード進行通りにメロをつけないこと。
コードが上がったらメロを上げるってしたら
単調な曲になりやすい(必ずしもそうでないけど、「なりやすい」ってことね)。
だからドラム、ベースを聞いて感性に任せてコード進行に対するメロを崩す。
例えばコードはCからEに上がるけどメロの頭の音はCからBに下がる、みたいな。
意識的にするだけで単調さはかなりなくなる・・・と思う。
ちなみに「感性に任せて」ってのは、ところかまわず崩すわけではない、ってことね。

あと、コード進行は変わるのにメロの頭は変えない、ってのも
結構良い感じに仕上がったりする。
ま、うちのバンドで言ったら一番有名なアレですかね。
偶然にもおれは初めての曲でそういうことをしていました(笑)
完全にビギナーズラック。

で、メロを作った後の注意点としては、
歌詞を乗せるときにイントネーション的に違和感ないように歌詞をつけること。
イントネーション合わない歌詞をつけると、せっかく作ったメロが本当の意味で崩れます(笑)
おれもやってしまったことあるけど、結構ショックよ、アレ。
仕上がったと思ったら「あれ?」みたいな。

こんな感性でとかの話じゃなくてもっと法則とか教えて!
とか思うかもしれないが、それができないのがメロ作りの面白いとこなわけで。
もしも良いメロってやつの法則があったなら
そういう法則をまとめた本が出版されてベストセラーになったり
世に出る曲は全部名曲になったりするわけで。
それが未だにないってことはやっぱり
良いメロってのは機械的な法則じゃ出てこないもんなんだろうなぁ。
思うに現在の機械にはない「人間味」っていう誤差が、心に響くメロを生み出すのだと思う。
そういった意味で、今回の内容が「人間味」あるメロ作りのお手伝いになれば、
と思うのでした。

ということで今回はわかっているようで意外な落とし穴のあるメロ作りのについてでした。
結論は「感性に任せて崩せ!」ですね。

韻を踏む

2005-09-24 02:05:31 | 曲作りについて
夜、寂しさに絶えかねて酒を一人飲む。
ああ、なんだ、何か熱い話がしたい。
ということでバンドの話から今後も続きそうなネタ、曲作りについて書こうと思う。
十人十色という言葉があるが、曲作りに関しては十人十色どころではなく
百人いたら百通り、千人いたら千通りの方法があり
そしてポリシーがあると思う。
万人に共通することではないが、これまで3年くらいのおれの曲作りが
誰かのなんらかの参考になれば、と思い書くのである。

昔からずっと言いたかったこと。
始めはバンド活動のメインである作曲のことを書きたかったが
コレだけは言いたいということをまず先に。
韻についてである。

おれはラップはあまり聞かないが、ラップを聴くと、ごく稀にだが思うことがある。

韻を踏むことと駄洒落を勘違いしてねぇ?

もちろんプロでもアマでもラップで美しい韻を踏むミュージシャンはかなり多くいる。
しかしそうでもないのもいると思う。
売れている音楽の中でも、だ。
一番いけないのはそういうのをちやほやするリスナーだが
そういう音楽を聴くとはっきり言って興ざめする。

23のしかもアマチュアの小僧が何を言うかと思うかもしれないが
ここはブログであるので、思ったことを
特定のバンドの中傷ではなく個人の意見として書かせてもらう。
ヘボいのを韻と勘違いして使ってる者に声を大にして言いたい。
韻ってのはもっと美しいものだよ、と。

そもそも韻と駄洒落ってのはどうちがうのだろうか?

本来の意味とか人の意見とか無しにしておれが思うのは
韻と駄洒落には仕組みや文法的な違いは全くなく、
カッコよければ韻、笑えるのは駄洒落。
韻を踏むのがかっこいい、じゃなくて
かっこいいのが韻、である。
逆転の発想としては、芸人のネタでも美しい、と思える駄洒落があったなら
それは立派な「韻」だと思うんだよね。
やっぱね、韻ってのは要所要所で効果的に踏むのがいいと思うんですよ。
メロディの盛り上がりとかに伴って言葉のリズムや響きが活きるから。
だからいたるところで韻踏むことだけ目的に踏んだり連発するのはさ、
違うと思うんだよね・・・。

辛味ばっかりで味のないのカレーはおいしくないっしょ?
カレーの味のなかに辛味ってパンチがあるからおいしんじゃん。

韻ってのはコレと一緒だと思うんだけどなぁ。

ま、いろいろ話が脱線したけど
そう思うわけですよ。

あ、ちなみに辛味ばっかりだけど味もあるカレーは
おれもおいしく食べられそうです。