●癌性腹膜炎、手術後化学療法第6クール(トータル第10クール) 21日目。
2月3日(日) 吐き気と下痢がやっと収まってきたようだ。
外出し、二人でうどんを食べに行った。
だいぶお腹がすいていたようで、よく食べていた。
それもそのはずで、今は絶食中で水も飲んでいない。
いきなり食べて大丈夫か?、と思ったら、
病院へ着いた頃からお腹が痛い、と言い出した。
しばらく、車の中でじっとしていたら収まってきたようで、
病院へ戻っていった。
2月4日(月) 食事が置いてあったが、あまり食べていない。
おいしくない、と言っていた。
私がその食事をほおばった時、主治医が突然、カーテンから
顔を出した。
抗癌剤の悪影響があまりにも強すぎるので、
後一回治療する予定だったが中断することにする、
という説明をしに来られた。
このまま居ても良いし、退院しても良い、ということだった。
妻は迷わず、退院する、と言った。
主治医が立ち去ると、私の携帯で、
お父さんへ迎えに来るよう頼んでいた。
2月5日(火) 退院、というより、病院を出た。
ある意味、私は解放された。 病院通いを……
今までは19時頃しか帰宅できなかったのが、18時には帰宅できるようになった。
そして、妻の苦しい顔を見なくて良くなった。
が、…… …
さて、今日は私の健康診断。
午前中いっぱい、かかってしまった。
暫定的な結果は、まあまあ、特に悪いところ無し。
胃の内視鏡検診は初めてだった。
内視鏡が喉と食道を通る間、ものすごい吐き気が三回ほどあったが、何とか無事すごせた。
びっくりしたのは、十二指腸潰瘍の後がある、ということだった。
いつなったんだろう?。 昨年の5月まではプログラムを書いていたので、そのせいなのかなーー、なんて漠然と思っていた。
他に、胃の一部と食道の一部がただれている、ということだった。
後で、報告書が手元に届くようなので、その結果を持ってかかりつけの医者へ行こう……
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