先日、函館競馬場を会場に “近代競馬の誕生と函館競馬場” と題しての市民公開講座が開催さ
された...。 競馬場が会場とあって市民100人以上が、2階にあるパドックシートを埋め東京競
馬場内にあるJRA競馬博物館の学芸員の方が講師を務め、日本における近代競馬の成り立ち
や123年の歴史を有する函館競馬場の生い立ち、競馬場ゆかりの方々の功績を聴いてきた...
講座は、パドックにある大型スクリーンに競馬にまつわる映像や歴史的な資料が映しだされ、講
師から「日本での近代競馬は、イギリスで行われていた競馬が外国人の手によって開港地の函
館や横浜、神戸などで始まった」こと、また、函館での競馬は明治8年蓬莱町で招魂社の祭典競
馬が行われたのが始まりで、その後、明治29年に現在地・駒場町に移転したことなど紹介...
講座修了後、競馬開催中は入ることの出来ない馬主席やパドックなどの施設を見学をし、函館
に住んでいながらなかなか知る機会のない函館競馬場の歴史に触れ、競馬場がより身近に感
じることが出来た...。ところで、この講座に俳優の山本學さんが雑誌の取材の途中にサプライ
ズで会場に訪れ、連載中の競馬史の一端を紹介したあと市民と一緒に最後まで聴講していた..
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