残しておきたい今日の1枚

函館近郊で撮影した写真、その中のお気に入りや思い出となるもの1枚を残しておきたい

ヒグマの影に怯えながら“檜沢の滝”へ...

2023年05月21日 | 北斗市

( 05/20 撮影 )

北斗市大中山に聳える標高750mの毛無山、その登山道の途中に位置する“檜沢の滝”(ひのき
ざわのたき)..。一度眺めてみたいと思っていたが、友人等から「ヒグマの居住区域だから
気をつけて!!」といわれ躊躇していた。この時期、登山道は花の季節でもあり、朝から青空の広
がりを見て「行くなら今だ!!」と毛無山登山道入口の向けて車を走らせる。駐車場には7,8台
の車が止められ、登山客が入っていそうなので、取り敢えずはヒグマの心配はなさそう...

  

登山道に入りほどなくすると、大野川にかかる赤い吊り橋「檜沢橋」を渡る..。昔は丸木橋
と聞いた記憶があるが、立派な鉄骨で何の心配もなく、橋を渡ると「檜沢の滝まで770m」
の看板が登山道に横たわっている。途中、結構きつい坂もあったが、登山道沿いに咲く山野草
をカメラに収め楽しみながら登る。渓流沿いでは「サンカヨウ」の花見つけた。フキのような
大きな葉の上に2cmほどの純白の花で、雨に濡れるとガラス細工のように透明な花びらが見ら
れるという貴重な植物とのこと。ただ、見頃は過ぎたようで来年もう一度来てみたい...

  
    (サンカヨウ)       (タネツケバナ?)        (ナガハシスミレ)

小鳥の囀りと渓流の音を聞きながら、新緑に囲まれた登山道を「熊よけの鈴」を鳴らしながら
進む..。渓流を10カ所ほど丸太橋で渡り、適度な冒険心を揺さぶられながら登山道入口か
ら4分分ほどで目的の “檜沢の滝” に到着。滝は高さ15m、幅12mで3段で落ちる大きな滝
だが、轟音とともに流れ落ちるイメージで訪ねたのだが残念ながら水量が少なく白糸の滝。そ
れでも、ヒグマの影に怯えながらも新緑の中森林浴と山野草を愛でながら楽しめ、少し自信め
いたものも付いた。この勢いで次回は滝の水量の多いとき、ついでに山頂を目指そうかな..

 

( ※ 小さな写真8枚は左クリックで拡大する。)

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