( 09/01 撮影 )
函館海上保安部所属の“巡視船 つがる”による体験航海..。「一度は乗ってみたい」とお願いし
たものの、海には余り強くなく「荒れたら大丈夫かなあ」と心配したが、青空に恵まれ絶好の航
海日和。午前10時、約300人の市民を乗せ函館港中央ふ頭を出航し函館山南端の立待岬付近
までの1時間30分、船上から雄大な景色を眺めたり、船内見学など楽しませてもらった...
航海の途中、函館山沖合の穴間付近で巡視艇「すずらん」とヘリコプター「くまたか」による救
助者吊り上げ訓練が行われる..。要救助者を乗せた巡視艇に上空でホバリングするヘリコプタ
ーから機動救難士がロープを使って船に降下、船上から救難者を吊り上げあげる素早い行動には
“巡視船 つがる”の甲板で見学する乗船者から拍手と歓声が湧く。保安部の職員の方も「こんな天
気ばかりならいいけど」とつい本音も聞かせてくれたが、荒れた海での業務は苦労が多い...
“巡視船 つがる”は、総トン数3,100トン、全長約105mで昭和54年(1975)4月就役、就役当
時から函館海上保安部に配属され、現在乗組員40名でうち女性乗組員は5名..。建造50
年近くになるが、延命・機能向上工事を行っておりまだ4,5年は現役を続けるとのこと。ま
た、“巡視船 つがる”は6月に東南アジア周辺海域で出没が相次ぐ海賊に対応する任務にあたり
また、日本・フィリピン・インドネシア三国合同油防除訓練に参加して7月に帰港した...
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