「八幡さん」の愛称で親しまれている函館八幡宮...。春の足音が高まる中「八幡さん」には?、
と函館山へのドライブの帰り道ちょっと寄り道をしてきた...。函館山の陰に位置することもあ
り、まだ境内には雪の塊がみられたが、陽射しを受ける斜面にはフクジュソウやネコノメソウ、キ
バナノアマナ、キクザキイチゲなど春の花々が咲き始め「八幡さん」の境内もすっかり春の装い..
境内にある「勾玉(まがたま)の池」は、“エゾヒキガエル”の産卵場所として知られている..。
“エゾヒキガエル”の産卵期を迎え、池の中には多くのカエルが忙しそうに動き回り、卵塊が大き
くなってきた。社務所の巫女さんに「“エゾヒキガエル”忙しそうですね」と声をかけると、「本
殿の裏にある繁殖池は、もっと賑やかですよ」と教えていただき、その足で覗いてみると...
「“エゾヒキガエル”保護繁殖池」と立派な石碑が建つ「ロータリーの池」...。この池は、
函館ロータリークラブが“エゾヒキガエル”保護のため整備をした池で、池の真ん中にはカエル
の石像が置かれていた。この池には、既に産卵を終えたのか池の半分ほどを卵塊が埋め尽くし
ている。しかし、生息環境の変化が著しく悪化した為に絶滅寸前と懸念されている“エゾヒキ
ガエル”、クラブでは「カエルも人も暮らす街・函館」をテーマに保護活動を続けている...
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