残しておきたい今日の1枚

函館近郊で撮影した写真、その中のお気に入りや思い出となるもの1枚を残しておきたい

北へ帰る“オオハクチョウ”の群れ...

2022年04月07日 | 大沼公園

毎年この時期、本州各地で越冬していた “オオハクチョウ” が生息地シベリアに戻る「北帰
行」の途中、大沼湖畔で羽を休めるのだが...。今年は、大沼の氷の溶けるのが遅かった
せいか、なかなか姿を現したという情報が届かない。痺れを切らし春探しを兼ねて大沼公園
に車を走らせた。何時も“オオハクチョウ”塒としている宿野辺川河口付近には姿はなかった
が、湖の奥の方から時折「グワッ、グワッ」と“オオハクチョウ”の鳴き声が聞こえてくる..

  

少し氷が残る銚子口のキャンプ場近くに、その数500羽、いや6,700羽を超えるほどの“オ
オハクチョウ”の群れが羽を休めている。...。これほどの数が揃うとまさしくここは「白鳥の
湖」、疲れて身体に顔を埋め寝ているものや水面に顔を突っ込んで餌を啄むもの、また、羽を広
ろげて毛繕いするものなど様々仕草を見せ、中には愛嬌を振りまき近づいてくるものも...

 

陽が高くなると「グウア、グウア...」と大きな鳴き声ととも10~20羽、多いものは
50羽ほどの群れつくりながら次から次と飛び立ち、V字の編隊を組み大沼の上空駒ヶ岳を
背に一回りして姿を消す。飛んでいく方向は大沼から北ではなく、東に行くようだが“オオ
ハクチョウ”の群れは鹿部町の海岸に出て、噴火湾沿いに海岸線沿いに北上するらしい...

( ※ 小さな写真4枚は左クリックで拡大する。)

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