日本企業の給与水準はアジア企業に比べて低い、と耳にすることが多くなった。
「中国版Industry4.0」とも言える国策が強化される中国では、建国100周年までに世界トップクラスの製造強国になることを目標とする「中国製造2025」が実施されている。こうした国策強化にもよって2018年、中国本土の海外投資や技術革新は加速度的に伸び、日経オンラインの記事(2月7日「IT転職 日本の給与、アジアに見劣 . . . 本文を読む
2019年2月19日、中国科学院が研究開発中の2階建て「高鉄動車」(新幹線)の概念モデルが報道された。一方、数10年前から2階建ての新幹線を設計製造し、運行してきた日本では、現在運行中の2階建て新幹線が引退させられている、とも伝えられている。研究開発や設計製造の時代的な背景が異なり、素材を含めた技術の進化も多様にある中で、中国はなぜ今か、どのような課題に直面しているのか、日本は現在運行しているのを . . . 本文を読む
ちょっとした雑談。「え~と、どこで切ってもらえるかなぁ・・・」と、だいぶ昔、日本に来て3ケ月を経った私が日本語学校の先生に対し、自分の頭を指しながら、手振り身振りで聞いた。先生はまだ日本語の不自由な筆者に対し、丁寧に字を大きく書いた紙を筆者に渡した。それを見て、筆者は「え、本当?」という不信の表情。「なにかおかしいでしょうか」と先生は私に尋ねたが、私は聞き返す力もなかった。
先生は紙に書いたのは . . . 本文を読む
ハイテク産業ではなく、ハイテクの関連動向という意味で記すメモ。2019年2月12日の報道によると、中国情報通信科学技術グループは、光ファイバー1芯で、中国においてはじめて、伝送することができる伝送容量は1.06Pbit/sになり、中国初の最大伝送容量の実験に成功したと。これは300億人近くが同時に通話可能だというのを意味する出来事である(詳細はこちら)。
一方、昨年の2018年に、KDDI総合研 . . . 本文を読む
周知のとおり、AED(自動体外式除細動器)とは、心臓がけいれんし血液を流すポンプ機能を失った状態(心室細動)になった心臓に対して、電気ショックを与え、正常なリズムに戻すための医療機器である(出所)。CCTV(中国中央テレビ)の報道によると、AED関連でいえば、日米より中国はだいぶ遅れている現状である。中国における現状はどうなっているのか、日米はどうして進んでいるのか、中国はなぜ遅れているのか、何が . . . 本文を読む
ダイヤモンドオンラインに、ジャーナリストの姫田氏による記事「『すごいぞ、中国』という自画自賛映画を日本は笑っていられない」を、一読して如何でしょう。http://diamond.jp/articles/-/164417 . . . 本文を読む
米国ニュースジャーナル「U.S. News World Report」による「世界で最も良い国2017ランキング」によれば、トップはドイツではなく、スイスとなり、中国は20位で入選された。ちなみに、日本は5位で入選。これは前年同期の17位に比べ3位ほど下げられたのは確かであるが、国の実力、イノベーション/起業環境及び世界的影響力という要目のランキングでいえば、中国の実態は依然高く評価されたという。 . . . 本文を読む
この投稿は「日中比較」にはならず、もちろん「一考」までにもなっていないが、念のためのメモ程度。
先日、日本のメディアは掲題のことを報道している。すなわち、財務省は、中国、ブラジル、メキシコ、タイ、マレーシアの5カ国について、途上国支援のために輸入関税を低くする「特恵関税制度」の対象国から外す方針を固めた。中国など5カ国は急速な経済成長で輸出競争力を上げている。欧州連合(EU)やカナダはすでに同様 . . . 本文を読む
日本で最も多い名前は佐藤、2位は鈴木、3位は高橋。 東京で最も多い名前は鈴木、大阪で最も多い名前は田中、と言われるが、中国で最も多い名前は何だろう。中国では昔から「張三李四」という言い方があるが、これは「張」は3位、李は4位、という意味。しかし、今現在、中国で最も多い名前は「李」、2位は王、3位は張、だそうである http://tech.ifeng.com/a/20161110/44489859_ . . . 本文を読む