中国人民銀行第3四半期貨幣政策執行報告に関する概要の紹介として、田中修氏の研究レポートの最新版が日中産学官交流機構HPにアップされた。本稿では、11月8日に公表された第3四半期(7-9月期)中国貨幣政策執行報告についてのものである。
「今回の国際金融危機以来、世界経済は深い調整期に入り、構造調整を主要な内容とする世界経済のリバランスはなおかなり長いプロセスを経ることになる。発展途上の大国として、 . . . 本文を読む
この投稿は「日中比較」にはならず、もちろん「一考」までにもなっていないが、念のためのメモ程度。
先日、日本のメディアは掲題のことを報道している。すなわち、財務省は、中国、ブラジル、メキシコ、タイ、マレーシアの5カ国について、途上国支援のために輸入関税を低くする「特恵関税制度」の対象国から外す方針を固めた。中国など5カ国は急速な経済成長で輸出競争力を上げている。欧州連合(EU)やカナダはすでに同様 . . . 本文を読む
去る11月21日午後、中国重慶にて、世界初の新エネによるモノレール(中国では「空鉄」というが、空中鉄道との意。)にての試運転が実施された。車両の表面はパンダのイメージを想起させるデザインとなっており、地上から5メートル以上の空中線路で60キロ/1時間の速度で1万キロほど走るという。そこでいう「世界初」というのは、同車両を牽引する動力はリチウム電池だそうである。
記事出所(写真も) 世界首条新能源 . . . 本文を読む
諸報道では「会談」と言われているが、急いで次期米国大統領のトランプ氏に挨拶に行く必要があるのか、ないのか、また、会った成果があったのか、なかっのか、見解が多様のようである。ところで、いきなりではあるが、以下はトランプ氏の経営者としての商標意識はどれほど強いか?を知る話。
中国北京青年新聞の報道によると、トランプ氏は2005年から、中国で商標登録を出願しはじめて、いままでなんと82件の出願も。出願 . . . 本文を読む
ジェトロでは、特許庁委託事業の一環として、
11月30日(水)に下記の通りセミナーを開催予定ですのでご案内いたします。
【開催概要(予定)】
日時:2016年11月30日(水)14:00-17:15(受付13:30~)
場所:ジェトロ本部5階展示場
東京都港区赤坂1丁目12-32 アーク森ビル
https://www.jetro.go.jp/jetro/profile/map.h . . . 本文を読む
11月11日は、中国では通称「独身の日」と呼ばれるショッピングの日。アリババグループは同社のインターネットショッピングモール上で大規模セールを行っており、2016年も開催した。11月11日24時間で流通総額は1,207億元(約1.9兆円)、前年比約32%増となった。オーダー数は6.57億回、決済取引数は10億回と、同社比過去最高とのことである。
ちなみに、中国への越境ECを行っている国別に流通総 . . . 本文を読む
■ 日時:2016年11月21日(月) 10:00~11:30(受付時間9:30~)
■ 場所:ジェトロ5階展示場(東京都港区赤坂1-12-32 アーク森ビル5階)
■ 主催:黒竜江省政府、ジェトロ
■ 内容:講演1 「中国経済の現状と進出日系企業の動向」
ジェトロ海外調査部中国北アジア課長 箱崎 大
〈映像〉「黒竜江省の概況紹介」
講演2 「黒竜江省の有望産業と . . . 本文を読む
日本で最も多い名前は佐藤、2位は鈴木、3位は高橋。 東京で最も多い名前は鈴木、大阪で最も多い名前は田中、と言われるが、中国で最も多い名前は何だろう。中国では昔から「張三李四」という言い方があるが、これは「張」は3位、李は4位、という意味。しかし、今現在、中国で最も多い名前は「李」、2位は王、3位は張、だそうである http://tech.ifeng.com/a/20161110/44489859_ . . . 本文を読む
中国住房城郷建設部(前日本建設省に相当)は先日、認定した第1回目「中国特色小鎮」(中国における特色のある町)として、127箇所を公表した。2020年まで、1000箇所を目指しているが、レジャー観光、商業物流、現代的製造、教育や科学技術、伝統的文化、美しい居住などの町建設を牽引させようというのが目的である。ちなみに、浙江省には最も多く8箇所、続いて山東省、江蘇省、四川省には7箇所、広東省には6箇所が . . . 本文を読む
日本では、2000年からビジネススクールの設立ラッシュが進み、「ビジネススクール・ブーム」を引き起こした、といわれることと同様か、中国でも、1991年に、MBA(中国では一般に「工商管理碩士」」と訳される)の学位を発行できる大学院、すなわちMBA教育を行える大学院に関する第1回の認定が中国教育部(日本旧文科省に相当)によって行われ、9校であった。現在、その数が230校も超えている。そこで、
第一 . . . 本文を読む