片岡義男の「アップル・サイダーと彼女」を読み終えました。
短編の小説のような、エッセイのような、そんな本でした。
3ページとか、4ページの短編ばかりなので
移動中の、ちょっとした時間に読めるのがいいです。
その中で、
ひと夏かけて、きままに東北、常磐、奥羽、信越を自動車で
一人旅をした話が出てきます。
大好きな夏の、素晴らしい天気の中で、
上越から長野までの国道18号線、長野から塩尻の19号線、
塩尻から大月までの20号線を走っていきます。
季節は夏ではないけれど、私が最近、ツーリングで走った道です。
主人公は、あまりにも素晴らしかったのであくる年の夏にも
同じことを試みます。
彼は恐らく強い「晴れ男」なのでしょう。
またしても素晴らしい天気に恵まれ、自動車の調子もよく快適。
でも、彼は、走っていて、ときたま、退屈をおぼえます。
昨年と何かが違っていることに気が付き始めます。
二度目だから何となく慣れてしまったのか?
正面の窓の景色がテレビジョンの画面を見ながらテレビジョンの中を
走っているような感覚が起こってくる。
そんな中で、彼は、自分で一生忘れない光景を見る。
会津磐梯山のホテルから出ようと駐車場へ出てきたときに
メグロ・スタミナK2とカワサキ650W1が走ってきてホテルの駐車場に
入ってきたのだ。
真夏の青空の下で輝くフェンダー、2台の排気音。
彼は、依然乗っていた、オートバイという素晴らしい乗り物を
思い出す。
そうだ。この世の中には、オートバイというものがあったのだ!
と。
本当に久々にオートバイツーリングした
私も、全く同じ気持ちになりました。
短編の小説のような、エッセイのような、そんな本でした。
3ページとか、4ページの短編ばかりなので
移動中の、ちょっとした時間に読めるのがいいです。
その中で、
ひと夏かけて、きままに東北、常磐、奥羽、信越を自動車で
一人旅をした話が出てきます。
大好きな夏の、素晴らしい天気の中で、
上越から長野までの国道18号線、長野から塩尻の19号線、
塩尻から大月までの20号線を走っていきます。
季節は夏ではないけれど、私が最近、ツーリングで走った道です。
主人公は、あまりにも素晴らしかったのであくる年の夏にも
同じことを試みます。
彼は恐らく強い「晴れ男」なのでしょう。
またしても素晴らしい天気に恵まれ、自動車の調子もよく快適。
でも、彼は、走っていて、ときたま、退屈をおぼえます。
昨年と何かが違っていることに気が付き始めます。
二度目だから何となく慣れてしまったのか?
正面の窓の景色がテレビジョンの画面を見ながらテレビジョンの中を
走っているような感覚が起こってくる。
そんな中で、彼は、自分で一生忘れない光景を見る。
会津磐梯山のホテルから出ようと駐車場へ出てきたときに
メグロ・スタミナK2とカワサキ650W1が走ってきてホテルの駐車場に
入ってきたのだ。
真夏の青空の下で輝くフェンダー、2台の排気音。
彼は、依然乗っていた、オートバイという素晴らしい乗り物を
思い出す。
そうだ。この世の中には、オートバイというものがあったのだ!
と。
本当に久々にオートバイツーリングした
私も、全く同じ気持ちになりました。