岩風呂

ラーメンを中心に食べ歩きとかレシピを乗せてます。そして時々猫が登場するブログです。

まつたけご飯&お吸い物

2008-11-01 15:06:37 | レシピ


ヤッホ~♪ヤッホッホ~♪マツタケヤッホ~♪(もえやんの「ノーブラヤッホー」風に)
・・・あっ、失礼・・・はしゃぎすぎてしまいました。

もう、季節は遅いのですがマツタケですなあ。高い高いとは言うものの、年に1度は食べたいものです。
というわけで、カナダ産で結構大き目のマツタケを1980円で購入しました。
カナダやアメリカ産のまつたけは実は遺伝子的には違うきのこである可能性が高いそうですが、香りは紛れも無くまつたけであります。
というわけで、このマ~ツタケ~フロムカナ~ダ~(Loveletter from Canadaの節で)でまつたけ御飯とお吸い物を作りました。
というわけで、久しぶりにレシピの公開です。

■まつたけ御飯



★★材料(2人前)★★
 大き目のまつたけ・・・・2/3本(傘側を吸い物用に少し残す)
 米・・・・・・・・・・・1.5合
 だし汁・・・・・・・・・米と同分量
  ├水
  ├昆布
  ├煮きり酒
  ├薄口醤油
  └塩
   ※このだし汁はお吸い物にも使うので、多めに作っておく。

★★作り方★★
 1.鍋に水を張り、昆布を10分以上(出来れば3時間)漬けて水出しする

 2.昆布を入れた鍋を弱火でゆっくり加熱し、沸騰直前に昆布を取り出す

 3.薄口醤油、煮切り酒を少量づつ加える。最後に塩で味を調え。一度だし汁を沸騰させてから冷ましておく

 4.米を良く研いでザルにあけ水を切る

 5.土鍋に米と冷ましただし汁、薄切りにしたまつたけを入れそのまま30分以上吸水させる

 6.土鍋を強火にかける。沸騰したら火を弱め10分。火を止めてから10分蒸らして完成!

■まつたけのお吸い物



★★材料(2人前)★★
 あまったまつたけ・・・・傘のとこを残してありますよね!
 だし汁・・・・・・・・・300ml※余ってますよね
 酢橘・・・・・・・・・・1個

★★作り方★★
 1.まつたけの傘のところを薄切りにする

 2.冷ましただし汁に入れる(加熱しない)

 3.酢橘を半分に切る

 4.食卓に出す直前に沸騰しない程度まで加熱して完成。巣立ちを添えて出す

★★ポイント★★
御飯、お吸い物の両方ともだし汁が出てきます。
昆布だけのだしは少々弱く感じるかもしれませんが、そこでわざと一味引くことでまつたけの風味を生かしています。
お吸い物の酢橘は、個人的には欠かせません。
まつたけの森の香りとはまた別の爽やかさを加えられるので、これは出会いのものでしょう。
皆さんもたまには思い切ってまつたけ、どっすか?
ではでは。


■秋の味覚がこのお値段!この香がたまらない!マツタケ カナダ産 100g


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【福岡出張記】おまけとまとめとからすみ

2008-11-01 15:01:05 | 飲食レポ
そうなの~♪
からすみ買っちゃったの~♪


見てこのツヤツヤ。
これは、例の鯔の卵巣を塩漬けして→塩抜き→天日干しという工程から生まれてくる、海鼠腸、塩雲丹と並び三大珍味と呼ばれるもので、江戸時代徳川将軍に献上されたと言うこと。
からすみという名前は漢字で書くと唐墨で、中国は唐の墨に形が似ているからだとか、諸説あります。


「からすみは金気を入れず手で裂いて食べるのが一番うまい」なんて、聖書「酒のほそ道」に書いてあったのですが、食べ易さをとり薄切りにしてみました。


ここ10年くらい愛用している、寄木細工のぐい飲みで。頂きましょう。
魚卵特有のねっとりと舌に絡むような旨味があり、独特の癖がお酒に合いますね。
今回のお酒は菊水の純米、いたずらに辛い酒ではこの旨味に負けてしまいますが、この菊水は値段、味共になかなか優等生だと思います。

それでは、お酒を呑みながらでも今回の出張を振り返ってみましょうか?


■出発

■博多ラーメン しばらく 西陣本店

■ラーメン 新月

■居酒屋 中洲亭

■BAR b.y

■まるきゅうらあめん 福岡市博多店

■春吉ラーメン(屋台)

■ウエスト うどん屋天神店

■麺劇場 玄瑛

■柳橋連合市場

■中洲屋台ラーメン 一竜

■いきなり団子(なりきり日記)

よく食ったなあ・・・しかも中洲亭辺りからいきなり団子までは24時間以内ですからね。
アキレタ胃袋です。
でも行きたかった店も、歩きたかったところも一杯ありますねえ。
仕事柄出張が多いのですが、博多は地元の人も優しくて大好きな街であります。
博多の皆様お世話になりました。
ではでは。

■福岡の歴史的町並み


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【福岡出張記】いきなり団子(なりきり日記)

2008-11-01 14:51:34 | 飲食レポ
ケ~~ロケロケロケロケロリ。
博多空港にやってきたのであります。

搭乗手続きを済ませまして、お土産コーナーに向かいますと・・・ケロ~~!!


我輩の大好物、いきなり団子が売っていたのであります!

なに?「いきなり団子を知りません」とぉ!
ケロ~~ッ!!冬樹殿!!あんなこと言っているでありますよ!
・・・疲れたので普通に戻ります。

とりあえず敬愛するケロロ軍曹の大好物を見つけたので買ってみました。


とりあえず1個買ってみて1枚。
なんか薄皮饅頭のごついやつ・・・みたいな感じですね。


次に一口。
見えます?黄色いの?これ薩摩芋なんですよ。
いきなり団子って生の薩摩芋とあんこを小麦粉を練った薄皮で包んで、蒸し上げる非常に単純な料理です。
ゆえに軍曹は大量生産で一攫千金を試みて常に在庫の山を抱えるわけですが・・・。

まあ基本酒飲みなので甘いものは避けて通っているのですが、これはドラえもんの好物どら焼きにも匹敵する、自分的にはずせない食品だったので、ついついレポートまで残してしまいました。
ごちそうさまでした。
ではでは。

--以下引用--
いきなり団子(いきなりだんご)とは、熊本県の郷土菓子であり、輪切りにした生のサツマイモを、小麦粉を練って平たく伸ばした生地(団子)で、覆い隠す様に包んでいき、蒸し器等で蒸かして、そのまま食べる菓子である。地元の方言では「いきなりだご」とも言われている。
(中略)
地元出身の漫画家・吉崎観音作の漫画作品。主人公・ケロロの好物と設定されており、作品内にもしばしば登場する。
(後略)
--引用ここまで(いきなり団子 - Wikipediaより)--


■熊本の郷土菓子!くま純 熊本名物いきなり団子(20個入)


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【福岡出張記】中洲屋台ラーメン 一竜

2008-11-01 14:46:12 | ラーメンレポ
・・・キャナルシティあんまり面白くなかった・・・。
ラーメンスタジアムっていう、ラーメンコンプレックスがあったのですが、なんか今一で、直ぐに帰ってきてしまいました。

というわけでそのキャナルシティから中洲を通って、どっかでラーメンでも食べて、そろそろ空港に行こうかな?
ところが、中洲は夜の街・・・午後3~4時くらいはすっかり夜営業の準備タイム。そりゃそうですな。

最後にどっかで博多の一口餃子とか食べたかったのですが、ソレも叶いそうにないと思っていたら・・・。
昨日呑んだ春吉ラーメンの向かいあたりに、一竜を発見。


こちらのお店は、中洲で屋台から始まって、その後店舗を構えたお店だそうです。
「ラーメン屋さんなら餃子もあるだろう」という非常に適当な認識で吸い込まれるように店内へ。
・・・まあ「餃子」っていうより「ビール呑みたい」というのが本音であります。


というわけでまずビール。
紅生姜を当てにするのは自分的に博多系ラーメン店の基本です(ほめられたことではありません)


しばらくの後に運ばれてきた餃子。
餃子は具のブレンド具合によって、ニンニクの餃子と肉餃子があるのですが、こちらは肉餃子の方。
博多の餃子らしく、小ぶりで羽が大きめ。
なかなかジューシーで肉汁がほとばしるのですが、ちょっと中身が寂しいのが残念。


もちろんニンニク餃子も頼んでます。
ハーフも出来るということでしたので、それで頼みました。
にんにくのが強烈に効いた餃子で、スタミナを付けたいときは良いかもしれませんが、デートの前には控えた方がよいでしょう。
においの問題もありますが、いらない弾を込めてしまう可能性があります・・・下世話ですみません。

さて一杯やっていい気分になったところで(まだ午後4時だけどな)ラーメン頼みましょうか。




これぞ博多ラーメンの王道中の王道という感じのフォルム。
白濁した豚骨スープは洗練されてなくて、むしろ荒々しさを感じます。
麺は普通の茹で加減で頼んでもポキポキのあの麺。
チャーシューも味付け控えめのバラ肉、きくらげに青ねぎ、それに胡麻が最初から降りかかってきます。
それにしてもこのスープにこそこの紅生姜が映えますな。

昨夜からまるきゅうらあめん玄瑛等新しいタイプのラーメン屋さんが続きましたが、こういう伝統的なラーメンもやっぱり美味しいですね。
ごちそうさまでした。

それではこれから空港に向かいまして、東京に戻ります。
着いた時には延泊することなど考えていなかったので、地味な出張記になるかと思いましたが、かなりボリュームのあるものになってしまいましたな。
博多中心部でのレポートはこれで終わりですが、もうちょっとだけ続きます。
ではでは。

【本場の味!福岡屈指のとんこつラーメン 一竜(いちりゅう)】
【地図】福岡県福岡市中央区西中洲1-14


■親不孝通りディテクティブ


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【福岡出張記】柳橋連合市場

2008-11-01 14:37:00 | 旅レポ
天神でうどん薬院でラーメンときまして、もう腹具合は限界であります。
ということで、腹ごなしの為テクテクと渡辺通りまで歩いてきました。
東京で言うなら秋葉原→上野間をアメ横を見ながら歩いてしまった感じでしょうか?・・・今一土地勘が悪いので表現に意義ある方はご一報願います。

そういえば昨日乗ったタクシーの運ちゃんに「昼間で博多で遊べるところ」って聞いたらキャナルシティって帰ってきたな・・・。
と思いながら、橋の上で道行く人に「キャナルシティはどっちですか?」って聞くと「歩いては遠いですよ・・・」って言われてしまいまして・・・。
「いやしかし、腹ごなしをしてもう一杯くらいラーメンを食べるためにはここでのカロリー消費は重要なのです」
なんて正直な意見を言えるわけもなし、
「とりあえず方向を教えてください」
ということで、橋の上からかなり遠いあっちの方を指差して言います。
「バスで・・・」から先は聞いてませんでした。ごみんなさい。
そんな感じでキャナルシティに向かおうとしたところ、

「柳橋連合市場」の文字。
「市場」と聞いては黙ってられませんよ!
ということで、キャナルシティはとりあえず放っておいて、市場見学です。


平日の昼過ぎだというのに活気がありますねえ・・・。
そういえばこの市場って、多分、福岡は博多あたりを舞台にした料理漫画、クッキングパパに登場する市場のモデルだと思われます。



まずは魚屋さん。
新鮮な魚が並んでいてしかも安い。
関東圏では結構高級魚として高く扱われているかさご(こちらでは「あらかぶ」)やのどぐろもなかなか無造作に置かれていて、興味をそそります。


こちらは名物辛子明太子を中心にした塩乾物のお店。
鯨肉も扱ってます。


こちらも鯨肉の店舗。
結構身近に、しかも安く鯨肉を扱っています。
正に自分にとっては天国の様なところですな。


こちらは貝の専門店。
中程度のあわびが2個一皿で1200円はお値打ち!
つか、買いたい・・・っていうか、「もう買って帰っちゃえ
」って真面目に思いました。
殻付きの牡蠣もお値打ちです。


おでんの盛んな地だけあって練り物屋さんも盛況。
奥の厨房で作っているんでしょうか?今朝食べた丸天も売ってました。


海産物ばかり続きましたが、こちらは八百屋さん。
大阪泉州の水茄子や松茸に・・・そして天然まいたけ!!
京都の錦市場にも無かった天然まいたけが無造作に・・・でもこれ値札がついてませんねえ。
いくらなんだろう?


別店舗の八百屋さんにも・・・写真が見づらくてすみませんが、先ほどの天然まいたけの3倍はあろうかというシャア専用。
右手の剥き栗も大粒で気になりますな。



こちらがお茶&乾物屋さん。
昆布に焼きあご(とびうおの焼き干)にとありまして・・・。
まあ乾物だったら買えるかな?
ということで、写真の手前側にある干し竹の子をお土産にいたしました。
以前、これをメンマ代わりにして出しているラーメン屋さんがあったので、興味があったのですよ。
今後のラーメンレシピに使ってゆきましょう。


そしてこの黄色いの?判ります?
鯔の卵・・・そうですからすみの元になる鯔の卵なのです。
こういう状態で売っているのははじめてみました。
でも、これってからすみを作っている業者以外の人が買うんでしょうか?
これを一腹分買って、自分でからすみを作ってみたい衝動に駆られましたが、流石にやめておきました。
その代わり・・・


このお店で作った自家製のからすみを買っちゃいました。
これが1500円。
片腹で3000円以上するものも珍しくないので、これはお値打ちといえるでしょう。
今夜、自宅に戻ったらこれで一杯やろうと思います。

このほかにもかなとふぐや関鯖、鰹節屋さんなどなど楽しそうなお店がたくさんありまして、ほんと飽きない市場でありました。
今度こういうところでごっそり買い込んで、自宅で料理してみたいものです。
ではでは。

【「博多の台所」 柳橋連合市場】


■呼子のイカはなぜ美味い?


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