岩風呂

ラーメンを中心に食べ歩きとかレシピを乗せてます。そして時々猫が登場するブログです。

房総半島の旅~守谷海岸→小湊鯛の浦遊覧船~

2008-08-24 15:22:47 | 旅レポ
おはようございまふ。今朝は朝の4時45分起床。
(  ̄o ̄)ネム~ではありますが、「海から昇る日の出が見られる」という言葉に乗せられてついつい。

(クリックで擬似日の出が!)
ところが、早起きしたにもかかわらず、東の空はややどんより。
太陽が海から顔を出すところは見られませんでした。

再度布団にもぐって6時に再起床。

ちゅんを風呂に連れて行って目を覚ましましょう。

朝風呂を浴びたら朝食。



干物、サラダ、納豆や、海苔etc・・・と、ほどよく華やかな朝食は・・・朝から三杯飯。
そういえばこういうちゃんとした朝ごはんって久しぶりに食べた気がする。

さて、食べたら出発!
海岸沿いに北上すること20分ほど、着いた先は昨年もお世話になった守谷海岸。


この守谷海岸は「日本の渚 百選」に選ばれている海岸で、砂の白さ、海の透明度は抜群。
海岸の真ん中にちょっとした磯があり、そこでプチ磯遊びも楽しめます。
昨年は「おうち~かえる~」とグズッたちゅんの反応が楽しみです。

ところが・・・波が高いのが怖いのか海に近づこうともしません。
また無理やり浮き輪に乗せて沖に連れて行こうとしたのですが、ものすごい勢いでジタバタ。挙句には暴れた勢いでバランスを崩したところに波が来て逆さまに転覆。
泣きながら浜に上陸してその後は海に近づかず・・・ああ・・・。

仕方がないので、嫁と交互に子守をしながら泳ぎに出ると
「ママ~~!!ママが大変だよ~~」って、今度交代して私が行くと「とうちゃ~~ん!!」と号泣していたらしい。
自分の感じた危険さを父母にも適用して心配しているようです。

その後、一息ついたところで磯の波の来ないところに連れて行ってしばらく遊んで海水浴は終了。

溺れかかったのがショックだったのか、完全に放心してしまっているちゅんでありました。

その後は小湊に戻って、鯛の浦の海上遊覧船で鯛の餌付けを見に行きます。


ここ小湊はなんと日蓮聖人の出生の地でありまして、鯛の浦の鯛は日蓮聖人の化身であります。
あと水深30~150mという深い所を住処にして回遊する真鯛が、なぜかこの鯛の浦では水深20~30mくらいの浅瀬を住処にしているという、生物学的に珍しい生態であることから国の特別天然記念物に指定されています。


というわけで遊覧船の乗り場にやってきまして、チケットを買って船を待ちます。
船を待つ間、併設の資料館もチケットの半券を見せて入場可能。
生後2ヶ月の鯛の稚魚が泳いでおりました。
また3年~10年ものの真鯛も泳いでおりまして・・・3年ものを見てびっくり!まだ25cmくらいしかならないんですね。
5年もの位でようやく40cmで市場に出せるくらい。
鯛が高いのも解るし・・・やっぱり取りすぎてもいけないんだなと・・。
釣りをしているものとして、水産資源の大切さを感じました。
と、鯛と真摯に向かい合っている間に、

船が来たぞ~~~!!


早速船に乗り込みまして出発。
鯛の餌付けポイントに向かうまでは、鯛の浦の島々、そして海から見える山の頂上にある、日蓮聖人を祭った誕生寺の説明などをしてもらえます。

先ほどの海水浴ですっかり海に恐怖心を抱いてしまった長男ちゅんは・・・「かえろうよ~」のシュプレヒコール。
なんとかなだめすかして、とりあえず鯛の餌付けポイントまでやってきました。


船員さんが餌を撒くと、寄って来る寄って来る魚の群れ。
さすがのちゅんもこれを見て「うわ~~」と興奮。
鯛のほかにも、鯵、メジナなどが群れを成してやってきています。
それにしても・・・こちらではこんなに・・・こんな~~に鯛が群れているのに。
釣っちゃいけないんですよ。捕っちゃいけないんですよ。
うわ~~釣り野郎としてはものすごい生殺し・・・竿を出したい!網を突っ込んで掬いたい!。
そして船上でお刺身に・・・いやぶっ飛ばされるな。

というわけでいろいろな意味で盛り上がった、海上遊覧もこの餌付けを持って終了。
陸に帰ってまいりました。


最後は恵比寿様が奉ってあるお堂を参拝。
iwaYoh「もっと魚が釣れますように」
ちゅん「あkjsdfl(解読不能)」

船から上がってから昼食。
近くの磯料理のお店で刺身定食。


宗田鰹、かじき鮪、わらさ、地蛸、小鯵とどれも新鮮。
このラインナップで1500円でこのボリュームはなかなか立派。
ただ、非常に残念なのが・・・この刺身を食べる醤油が不味い・・・刺身定食でこれは致命的、次回は醤油持参か・・・。

ちなみにミミコ嫁は平目の煮魚定食。
壁に書いてあるその文字を見て

「平日の煮魚定食(へいじつのにざかなていしょく)下さい」

「へっ?」と目を丸くする店員さん。

いや~確かに木曜日だったよ(ワラ)平日だよ(ワラワラ)
ワタクシ笑い死にしそうになりました。

というわけでこの旅行もこの食事を持って閉幕。
後は帰るだけであります。

あっ・・そうそうイベントがもうひとつ残ってた。

ミミコ嫁帰りの運転お願いしますね。

行きと同じく「ひぃ~」と叫び声を上げながら運転する嫁の助手席であります。
お疲れ様でございました。

【小湊鯛の浦遊覧船】


■[千葉]鯛せんべい


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