岩風呂

ラーメンを中心に食べ歩きとかレシピを乗せてます。そして時々猫が登場するブログです。

鯵鯖鱚石持レシピ集

2008-07-21 23:11:04 | 釣り魚レシピ
さ~て釣ってきましたよ!
例によって釣り魚が食材になった今は例によってお魚さん達を漢字表記で参りますのでよろしくです。
ここからは食べ手として印西鳥男氏&O俣氏も参加。
地方出張が重なり参加できなかった腹君(仮名)の欠席が残念でありません。


まずは刺身盛り!
手前右から時計回りに、鯖の刺身、しめ鯖、鯵のたたき、鯵の刺身。
新鮮だからこそ出来る鯖の刺身。
刺身で食べられる新鮮なサバなんて魚河岸に勤めているか、こうやって釣りにでも出ないと食べられませんからね。
そしてしめ鯖は定番中の定番ですな。
しかし、「新鮮なサバを使うとこんなに違うのか!」と驚くほどに美味い一品。
刺身も美味しかったのですが、鯖をなんでしめ鯖にするのか?身にしみて知りました。
鯵と言えばやっぱりたたきでしょう。
生姜、茗荷、葱を一緒にして身が細かくなるまで叩くのが本式ですが、今回は新鮮なので、小さめに切った身を盛り付け、その上に、千切りやみじん切りにした生姜、紫蘇、茗荷、葱を乗せています。
最後は鯵の刺身。
「黄色身がかった体色の鯵は美味い」と聞いたことはあるのですが、正直ここまで美味いとは・・・。
やはり物事を体で覚えることは重要ですね。



これは釣り雑誌に載っていた鯖料理。
鯖の皮目を強火で焼いて、紫蘇、葱、生姜、茗荷の薬味をたっぷり乗せてポン酢でいただく「鯖の土佐造り」
焼くことで皮目にある脂が溶け出して鯖の味が活性化。
新鮮な鯖が手に入ったらぜひやってみたい一品であります。


これはuz氏の発案で作ったごま鯖。
醤油とみりんの甘辛いたれに、練りごまとすりごまを混ぜて、鯖の刺身に和えるもので、さっぱりした鯖に絶妙なこってり感が加わります。
これをご飯の上に乗せて食べたら美味しいでしょうねえ。


uz氏プレゼンツが続きます。
鱚のから揚げ。
いつもは開いて、天ぷらにするところですが、こう魚種が多いと手が回りませんで、簡単にから揚げにしてはどうだろうというのはuz氏のアイディアで、そのまんま作ってもらいましたが、これはなかなかビールに合います。
塩胡椒を強めに振っているのも味にメリハリが出来て良いです。


さてターンがiwaYohに帰ってこれは鯖の竜田揚げ。
醤油、酒、生姜の搾り汁に浸して下味をつけた鯖を、薄めに片栗粉の衣をつけてカラリと揚げた一品。


続いての定番は鯖味噌煮。
筒切りした鯖を、一度湯通しして、だし汁、味噌、醤油、みりん、酒、砂糖で作った濃いめの煮汁で煮詰める一品。
甘味を中和するのに鷹の爪、そして臭みを防ぐのに梅干しを使いました。
この梅干しが、なぜか鯖の旨味も吸っていてうまかったりするんですよね。
鯖自体は、やや煮込みすぎたのかちょっとパサパサになってしまい反省。


さてさて、外道の石持君ですが、立派な酒蒸しになりました。
浅めの鍋か良く洗ったフライパンに日本酒を張って塩を振り、葱を置き、その上に腸とエラを抜いた石持を乗せて、鍋に蓋をして火にかけ、蒸し煮にする一品。
淡白な石持の身がホロホロとしていけます。
やっぱり石持は火を通した方が美味しいなあ。


と言っている横から、昆布締めの登場は鱚と石持。
シロギスは淡白なため、石持は身に水分が多いため刺身は昆布締めにしました。
鱚はなかなか楽しめたのですが、やはり石持は酒蒸しの方に軍配が上がるかな、でも個人の好みもあるようで、ミミコ嫁は石持の昆布締めにはまっていました。


最後はuz氏が釣り雑誌の釣り魚料理のコーナーを見て作った鱚の風干し。
背開きにした鱚を、塩水に7~8分漬けこんだ後、2~3時間干したものです。
これは料理して、いる間に漬けておいて、呑み始めたころに扇風機を当てて干しました。
風に干すことで、鱚の淡白な旨みが凝縮されています。
思ったよりも簡単で、これはまた作りたい料理ですね。

というわけで、これをいただいた後くらいから、印西鳥男氏が寝落ち、続いてuz氏が・・・という感じで全員が泥酔地獄に・・・自分が目が覚めた時には、鳥男氏、O俣氏が帰った後でした。
後片付けしていただいたミミコ嫁に感謝であります。
みなさまおつかれさまでした。


■釣り魚のさばき方


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東京湾 ビシアジ釣り

2008-07-21 20:37:37 | 釣りレポ
本日は東京湾奥は浦安橋の船宿、昨年もお世話になった吉久さんでビシアジをやらせていただこうかと。
ビシアジというのは、大きなテンビンにアンドンビシというオモリとサビキカゴが合体した道具を片方にハリスを付けて底の方にいるアジを狙う釣りであります。(下図参照)

(資料提供 船宿 吉久)

メンツは友人uz氏と私の2名。朝6時半に船宿に集合して。
船宿さんに釣りものを告げ、その料金を払って今度は乗船名簿を書きます。
道具もひと揃えして、船に乗り込みます。
ちなみに本日のビシアジ船は参加5名だそうで、ゆったり釣りができそうですね。

ところが7時の出船時間を過ぎても船がなかなか出発しない・・・。
どうもシロギス船の船が故障してしまって出発できないようです。
朝のいい時間を逃してしまうので、さっさと出発してほしいところなのですが・・・。
しばらくして、ビシアジの船長さんが・・・。
「シロギスの人も乗せてもらってもいいですか?」
とビシアジのお客さんたちに聞いて回っています。
話を聞くと、シロギスの仕掛けも貸してもらえ、最初はビシアジ、次にシロギスを狙うというリレーができるという話!
いやいや、こちらとしても願ったりかなったりです。
これでアジ、サバ、シロギスが楽しめそうですよ!


しかし、その準備や何やらで結局8時にようやく出発!
行くであります!!


それにしても目が痛くなるくらいの快晴!
焼けそうですな。


これは途中通った東京湾アクアラインの空気抜き。
ってことは今は川崎沖あたりにいるのか。

さて出発から1時間程、ここはもはや横須賀沖くらいまで来ました。

水深14~5メートル、アジはこの底から1メートルくらいの所を回遊しているらしいですな。
早速アンドンビシにコマセを詰めて、針にはイソメを引っ掛け、仕掛けを落っことします。
1メートルくらい巻き上げて、10秒に1度くらいの割合でコマセをばら撒くために竿を振ります。
4~5回繰り返したら仕掛けを上げて、コマセを詰めなおす。
これを何回か繰り返していると!


来ました!まず1尾目のアジ。
もう少し大きい型を期待していたのですが、まあまあ、贅沢は言わない。


そのアジのタナのちょっと上を泳いでいるのがサバ。
仕掛けが少しでも上にあがあると猛攻です。
このビシアジ船、あくまで本命はアジでありまして、サバは走る、重い、簡単に釣れる。
ということであんまり歓迎されておりません。
確かに見たところサバが釣れて喜んでいるのは自分たちだけだったかもしれません。
さて、サバは釣れたらすぐに首を折って締めます。
ハサミも持ってきたので腹を裂き、腸やエラも取り出ししばらく塩水につけて血抜きをします。
こうしておくことで、腸や血の臭みが回って、身が不味くなることを防いでくれます。
それにしても今回、自前の小型両軸リールとカットウフグ用の竿での挑戦でしたが、竿はいいとして、やはりリールにパワーがないのがなんとも・・・。
次はもう少し大きなリールで挑戦することを心に誓いました。

さて、そろそろシロギスタイム。
丁度アジの食いも渋ってきたところですし、ここで竿を持ちかえます。

シロギスポイントに移動して早速ギロロ伍長・・・失礼友人uz氏が25cmオーバーの良型。
シロギスメインで来ていた人の視線がちょっと痛かったりして・・・。
その後も順調にシロギスを追加。
やっぱりシロギスは外れがありませんなあ。


時々イシモチ(グチ)も外道で来まして、充実の釣果!
こんな感じで午後2時過ぎに納竿となりました。

そして自宅に帰って個人成績の発表です。




まずはuz氏。
サバ4尾、アジ4尾、シロギス12尾(特大サイズ含む)、そしてイシモチ2尾という絶好調な内容。



続いてiwaYohは・・・。
サバ2尾、アジ4尾、シロギス7尾にイシモチ1尾と全体的にやや控え目な成績。
とはいえ、これだけ釣れたのなら、夕飯のおかずには困りません。
さて、釣果報告が終わったところで、続きはこのお魚さん達をおいしく料理しちゃいますよ。

【船宿 吉久】


■間違いだらけの釣り道具選び(海釣り編)


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