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岩見太市の老いを活きる語録集

 豊かな高齢社会を創造するNPO法人「シーズネット」の活動を日記風に紹介。2010年がんを発病し、その闘病も紹介。

文章を書くエネルギー

2013年02月06日 | Weblog
 いよいよ7日から介護新聞の地域家族に関する連載が12回にわたり始まりますが、ぼくは地域家族と住まい方の問題に気付き、あわてて追加原稿を書きました。
 介護新聞は週刊発行ですので、約3ケ月近く続くことになるのでしょうか。

 体調が良かったので全精力を傾注して、久しぶりに一気に書き上げましたが、さすがに終わった後の疲労感が強く、午後は布団にもぐりこみました。

 文書をかくエネルギーの必要性を痛感しました。

 ぼくに残されている文章力を一気に吐き出した感じです。
 1時間半程度かかりましたが・・・。

 昨日からの雪まつり、関心ありません。
 原稿を送ってホッとしています。

 介護新聞の連載が楽しみです。
 感想などお寄せ下さい。

シニア人生の友

2013年02月05日 | Weblog
 昨日シーズネットのある会員さんが、肺炎で入院されたとのことを聞き、大きなショックを受け、一瞬頭が真っ白になりました。
 
 彼もがんだけではなくさまざまな病気を持っていながら、シーズネットの活動をして下さっていますが、ぼくにとっては病気の命綱とも言える大切な方です。。

 がんの発病以来、病気の内容、特徴、苦しみなどいろんなことに相談に乗って頂き、かれの自己体験からくるアドバイスにどれだけ救われたか知れません。

 出会いには必ず別れがあると言われますが、ぼく自身の病気も含めて見送る側も見送られる側にとっても、シニア人生で親しい友をつくりなさい、と言いながらいつの日かそんな別れの悲劇が待ちうけていることを実感すると現実は辛すぎます!

 幸い本人は軽快に向かっているとのことで安堵しましたが・・・。

 ぼく自身腹痛を感じながら、シーズネットでのそんな悲しい必然性を感じました。昨年も何人かとの別れがありましたが・・・。

僅かの時間でも・・・

2013年02月04日 | Weblog
 今朝は途中から体調が良くなりましたので、孤立死の講演会に行くだけの元気はありませんでしたが、書類がありましたので事務所に行きました。

 僅か30分程度ですが、いつものスタッフの方々の顔をみてかすれ声でも話すと落ち着きます。
 やはりぼくにとっては貴重な居場所であり、時間のたつのも早く感じます。

 しかも公私ともに今一番お世話になっている奥田副理事長がおられましたので来客中なのに呼び出してお願いや相談、打ち合わせをさせて頂きました。
 副理事長としてぼく以上の仕事をこなして頂いているので、ぼくも安心して治療に専念できています。
 私的にもこれからいろいろお世話になると思います。

 来客の方は高齢者向け賃貸住宅を経営されている中央区のろく舎の天野さんだったのですが、すっかりお名前を失念していました。
 いつもお世話になっているのに、天野さんごめんなさい。

 丁度孤立死の講演会が終わる時間です。
 盛会裏に終わったことと思います。

孤立問題と介護新聞の連載

2013年02月03日 | Weblog
 腹痛の痛み止めが強くなった副作用で下痢に悩まされています。
 嫌なものですね。
 札幌も小雪でシバレル気候のため外に出られません。体調不良の状態です。

 明日2月4日札幌の教文会館で13時半から孤立死に関する講演とシンポジウムが札幌市とシーズネットの共催で開催されますが、320名の参加申し込みがあるとか・・・市民の関心度は相変わらず高いのですね。
 ぼくが元気なら話したい、訴えたいことが一杯あるのに・・・。

 孤立しない地域づくりとそのために必要なサービスを北海道の介護新聞の連載でいよいよ7日から始まりますが、タイトルなどは下記の通りです。
・タイトル・・・地域家族~新たな共同社会に向けた提案~
・内  容・・・少子高齢人口減の地域社会を孤立しないで、連帯感を高める新たな価値観の地域社会づくりとそのためのさまざまな具体的なサービスの提案。具体的なサービスは各サービスの実践者が執筆されます。

 12回にわたる各項目の内容は後日紹介しますが、是非ご一読頂いて皆様方の地域を自己チェックして頂きたいと思います。
 
 明日の講演も参考にして頂いて新たな地域づくりに挑戦したいものです。

・回  数・・・12回

日1日を生きる

2013年02月02日 | Weblog
 今日から痛み止めの薬が強くなったこともあり、今までのような腹部の痛みや張りは消えて、多少の重みを感ずる程度に緩和されています。勿論違和感はありますが・・・。
 今までは5分歩けば下腹部が痛くて歩けませんでしたが、今朝は何とか15分歩くことができました。たつた15分ですが、今のぼくにとっては歩ける喜びです。

 勿論痛み止めは治療薬ではなく緩和されるだけの対処療法で、昨日書いた腹水、或いは腸閉塞は必ず終末期の症状として出ることははっきり言われました。
 抗がん剤の効き目はまだ不明ですが、3回目の2月22日には今回の腫瘍マーカーの数値はでます。効果があれば症状の出現は遅くなるようです。

 ぼくは腹水の時点で治療ではなく痛み止めの緩和ケアを主治医の加藤貴司先生にして頂いて、今の北海道消化器科病院で加藤先生に看取ってもらおうと思っています。
 腹水が出て、数ケ月のようですが・・・。

 加藤先生のお父さんである前渓仁会の故加藤隆正理事長に誘われて北海道に来て、息子さんに看取られる、という宿命を感じます。

 今はとにかく緩和ケアを大切にして1日1日を生きている実感が味わえるような、何か一寸したことでも良いからやっていきたい・・・それが念願です。

 今日はケアマネのコラムの原稿をストック用として書きあげ、また先ほど述べたように散歩にも挑戦しました。
 体調のこともありますが、とにかく1日1日を大切に生きる!

 ぼくのことを心配して下さっている方々へのせめてもの恩返しのためにも。

腹水への不安

2013年02月01日 | Weblog
 何とか今日2回目の抗がん剤を行い点滴を終えました。今夜から2週間の投薬がはじまります。

 腹部の痛み、張り、重みは消えていないため痛み止めは1ランク強い薬になりました。
腹膜播種で避けられない次の症状が終末期を示す腹水で、その出現は避けることができないそうです。
 いよいよ・・・。
 
 いつ出現するのか・・・何カ月の余命なのか・・・。

 気持ちがふらついています。
 明日また書ければ書きます。
 フラフラしていますので布団に横になります。

 

励み・共感に支えられて

2013年01月31日 | Weblog
 ブログのコメントを読むと胸が熱くなり、涙が滲んできます。余命告知を受けたがんと言う病気と向き合うことは辛いことです。そんな中で心配してくれ、一緒に苦しんで下さっている友の存在はとてつもなく大きい励みです。
 心底ありがとう・・・。

 書類を届けに事務所に行くつもりが腹痛で鎮痛剤を飲み、家内も体調があまり良くない為車を運転することができず外には出られませんでした。

 そのためマンションの近くを散歩したり、家の中で体操やストレッチ、ジョギングなど、とにかく体を動かせています。
 1時間の昼寝を除いて横にならないよう、努力しています。
 少しでも体力を維持するために。

 皆さんの励ましや共感して下さる方々のことを思うと、少しでも努力したい・・・そんな心境です。

 明日は2回目の抗がん剤の投与の日です。点滴を受け、2週間の服薬が始まります。
 病院行きを休む訳にはいきません。

行けなかったクリニック

2013年01月30日 | Weblog
今日は西円山クリニックの受診日でしたが、体調不良と風雪の強さで行くことができず、代わりに家内に行ってもらいました。
 薬の処方をもらいましたが、ぼく自身塙先生と話したかっただけに残念です。

 こんな時ひとり暮らしの方はどうされるのか、気になりました。
 シーズネットとしても考えてほしいテーマです。

 やはり腹膜播種は腹水が出るとがんの末期症状と言うことを聞いて、改めて精神的な不安感に襲われています。
 いつ、どんな形で・・・。
 その前に人生を全うできないのか・・・。

 声のかすれもひどく家族ともゆっくり話せない状態です。

 受診に行くのも難しい体調の時は辛いものです。
 暗いブログになりました。

話すことと書くこと

2013年01月29日 | Weblog
 昨日のブログで少ししか話すことができない辛さを書きました。抗がん剤の副作用でそれが終われば改善されると信じていますが、それでも今までのように1時間も話すことはできなくなると思います。

 講演や研修の講師などは難しくなりますが、話せなくても自分の思いを文章にして訴え、発信することはできます。
 書くこともかなりの精神力とエネルギーを使いますが、これからは可能な限り書くことによって自己の想いを発信し続けたいと決意しています。

 日常的にはこのブログ、シーズネット通信の語録、札幌市ケアマネ連協のコラムの3つが継続しているぼくの書くとことによる現在の発信ツールです。

 その他に・・・
①雑誌「開発こうほう」2013年2月号が昨日発行され、ぼくの原稿「高齢社会におけ る安心安全の地域づくり~シーズネットの活動から~」が掲載されています。
 シーズネット事務所に多少予備がありますので、読みたい方はシーズネット事務局にご 連絡下さい。

②2月7日からいよいよ介護新聞(北海道)に地域家族の連載記事が掲載されます。ぼく 自身が本音で、かなりの精神力を使って書いているつもりです。
 連載の詳細は改めて連絡しますが、是非ご一読して今後の生き方の参考にして頂ければ と思います。

 今日は在宅でシーズネット通信の語録の記事を書いています。明日は西円山クリニックで高血圧など循環器系の診察です。

話せない辛さ

2013年01月28日 | Weblog
 体調がよく、天候にも恵まれましたので事務所に30分ばかり顔を出しました。
 10名以上のスタッフの方々がそれぞれ仕事をされているのに、ぼくは抗がん剤の副作用が強く出て、とにかく声のかすれがひどく、ゆっくり話すことができないのです。
 今は休薬期間なのに・・・。

 少し話すとお腹に力が入り、エネルギーが消耗して疲労感が出てしまいます。

 事務局の皆さん方も気を使って余計な話をしないようさりげなく対応して下さいますが、ぼくの本音ではいろんな話をしたり、自分の意見を述べたりしたいのに・・・悔し涙が出てきそうです。
 そして、結果的には皆さんにご迷惑をかけているのでは、と考えてしまいます。

 それでも体調の良い時は最高の居場所としてシーズネットの事務所に行きたいので、ご迷惑かも知れませんが今後ともよろしく!

 人と話せないことは辛いことですね!
 この副作用何とかならないものでしょうか?

 眼科は白内障の手術の検査日でしたが、抗がん剤の副作用が強い為緑内障の点眼のみを続けて、白内障はまだ酷くなっていないので抗がん剤の副作用が落ち着くまで延期することになりました。
 診察の時は予約にして待ち時間がないように配慮して下さることになりました。