岩見太市の老いを活きる語録集

 豊かな高齢社会を創造するNPO法人「シーズネット」の活動を日記風に紹介。2010年がんを発病し、その闘病も紹介。

川の博物館

2009年11月30日 | Weblog
 新年度予算に向けての事業の区分け作業が注目を浴びていますが、その議論を聞いていて先日飛び込みで見学した「川の博物館」のことを思い出しました。

 石狩新道を厚田方面にマイカーで走っていて石狩川に「川の博物館」の建物が目に入り、時間的余裕がありましたので、見学することにしました。
 しかし、日曜日なのに来客はゼロで受け付けではぼくと同世代位の男性が物憂げに座っておられるだけ。
 建物内は静まり返っていました。

 石狩川の歴史、治水事業の具体的な内容などさまざまな展示やゲームコーナーなどもありましたが、市民にとって本当に必要な建物なのかどうか、とても疑問に感じました。
 国の事業であまり使われていない建物は他にもいろいろあるのではないでしょうか? 

60回達成

2009年11月29日 | Weblog
快晴で寒さが戻った今日の日曜日は完全休息の日として、ぼんやりと1日を過ごしています。

 昨日の昼過ぎ、藻岩山上空には青空が広がっていましたので長靴で山頂に向かいました。
 今回が今年60回目の記念すべき山登りのつもりでしたが、雪が少ない上に気温が高かったためほぼ全コース茶褐色のどろんこ道になっており、粘土質のためか長靴がズボッと土に中に入り込んでしまいます。
 今までの藻岩山登山で一番条件が悪く、山頂まで65分かかりました。

 途中出会う人も少なく、山頂は展望台の営業も休みのため静寂で2時過ぎに着きましたが他に人影はありませんでした。
 下山では吹雪かれて大変でしたが・・・。

 下山後久しぶりに極楽湯で汗を流してきました。

民生委員制度創設90周年記念誌

2009年11月28日 | Weblog
 マンションの自分の部屋からうっすらと雪化粧をした光景をぼんやりと眺めていると何か心が和みます。
 予定のない土曜日。水分を含んだ小雪が舞っています。

 北海道民生委員児童委員連盟から「しあわせ・応援・ネットワーク」と題する民生委員制度90周年記念誌が送られてきました。

 丁度1年くらい前同連盟から90周年記念誌の原稿を依頼され、民生委員制度の創設から今日までの変遷過程をまとめました。
 「福祉を買う時代」とのタイトルで約40ページに掲載されています。
 嬉しかったのは本の帯の言葉にぼくの書いた言葉が書かれていることです。
 
 その文章は・・・
 「民生委員制度が誕生して90年。さまざまな社会福祉制度の中で、戦前の慈善事業の時代から今日の自立支援の時代まで一貫して続いてきた制度は他にあるでしょうか・・・。
 今も脈々と地域ニーズに対応して生き続け、進化を続けている民生委員制度。
 そして今日の時代背景や生活環境はその必要性をますます高めています。」

 この記念誌は非売品です。
 お問い合わせは同連盟へ。

町内会のあり方

2009年11月27日 | Weblog
 最近市町村や社会福祉協議会からの要請で圧倒的に多いのが、小地域活動の振興、推進を進めるための市民向けの講演会や研修会です。
 その具体的な施策でいつもテーマになるのが、交流を目的としたサロンと安否確認の見守り活動に集約されます。

 確かに少子高齢社会では身近な地域、即ち町内会、またマンションでは管理組合による入居者同士のコミュニケーションが大変大きなニーズとしてクローズアップされていますが、市民意識は逆に町内会、即ち身近な人間関係を嫌う傾向にあります。

 その一見背反するニーズと市民意識を何とかコーディネートして、新たな価値観に基づく仕組みづくりが大きな小地域課題ではないかと痛感しています。

 サロンにせよ、見守りにせよ、その成否はヨコ型人間関係とコーディネーターの存在が大きいのですが・・・。

細胞検査

2009年11月26日 | Weblog
 紹介された消化器科専門の病院で改めて胃カメラでの検査を受けてきました。
 今日は鼻ではなく口からの検査でしたが、医師の技術が良かったのか、ミニ・プローグと呼ばれる検査でしたが、順調に終えることができました。

 これから病理検査のため詳しい結果は来週になりますが、それによって医師と対応を話し合って決めることになりました。

心を残す

2009年11月25日 | Weblog
 去る22日今年のNHK大河ドラマ「天地人」が最終回を迎えました。
 ぼくはニュース以外テレビに集中することはあまりありませんが、日曜日の夜のこの天地人は熱心に見ていたように思います。    

 上杉家に仕えた直江兼続の物語ですが、彼の生きた証はモノとか形ではなく「愛と義」という心であり、それこそまさに現代社会に必要なのではないか、という訴えだったのでしようか?

 生きた証・・・シーズネットの活動ではシニア人生における生きている証をどうつくっていくのか、と言うことに繋がるのではないでしょうか。

 今日はこれから日帰りで道北名寄市を往復してきます。

ワイワイガヤガヤ

2009年11月24日 | Weblog
 地域交流サロン「このはな」でのおしゃべり会。
 今日はどうしたことかスタッフを入れて20名近い参加者になり、全員がテーブルにつくこともできず、今までの最高の参加者になりました。

 しかも会員外の方が5名おられました。会員が連れて来られた友だち。会員にはなっていないが何回か来られている仲良しグループ。そして区役所の保健師さんが休暇をとってお母さんを連れて来られたケース等など。
 全くいつもの月とは違う雰囲気でした。

 自己紹介以外は集中したおしゃべり会にはならず、85歳から67歳までの18歳の格差のあるシニア層のワイワイガヤガヤとしたおしゃべり会になってしまいました。
 でも考えれば「サロン」とは、このような雰囲気を言うのかも知れません。


活字への集中力

2009年11月23日 | Weblog
 最近は本を読むことが以前に比べると少なくなり、また読んでいても何時間も平気で活字を追えることがなくなり、Ⅰ時間も読んでいると集中力がなくなって内容がつかめなくなってしまいます。

 介護職員の1、2級ヘルパーに変わる新しい資格制度として基礎研修課程ができたため、そのレジメや評価テストを作成するために、改めて150ページ近いテキストを精読しましたが、Ⅰ時間を超えるとなかなか内容が理解できずに困ってしまいました。

 これからは短時間の集中力を上手に活用した勉強の仕方が求められているのかも知れません。

日ハム優勝パレード

2009年11月22日 | Weblog
 今日も天気に誘われて藻岩山に登ったため、日ハムのリーグ優勝パレードは残念ながらテレビ観戦になってしまいました。

 北海道に来て24年になりますが、プロ野球に関しては藤本、別当時代からの阪神タイガースフアンでした。
 ところが最近では阪神のニュースを見る機会も少なくなり、またかつての巨人同様お金と人気を利用して他球団からの引き抜きが顕著になっているのが、フアン心理を冷やしています。
 金本、新井、そして今年は城島・・・。

 かつては北海道にプロ野球とは信じられませんでした。
 それが日ハムの登場、そしてリーグ優勝。
 北海道に粋でいると、自然に日ハムフアンになってきました。
 来年は日本一!

体力と気力

2009年11月21日 | Weblog
 朝カーテンを開けると雪が降り続いていて、路上も白い世界が広がっていましたので、やっと札幌にも冬景色かと思いましたが、理容店に行った帰りには雪もやんで、積もり始めて雪はたちまち溶けてしまいました。

 腰痛をはじめとした治療、旅行、土日の日程などの関係で18日間ブランクが開いていましたが、天気が回復してきましたので藻岩山に登ってきましたが体力の低下を実感させられました。
 雪はありましたがまだアイゼンは不要。長靴での登山でしたが、やたら足の重みを感じました。

 体力づくりと同時に前向きに生きる気力大切さも感じています。
 3連休は体力づくりと同時にサンシャイン総合学園の介護職員基礎研修課程の独自のテキストづくりと受講生へのレポート問題作成を一気につくり上げることを予定しています。