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岩見太市の老いを活きる語録集

 豊かな高齢社会を創造するNPO法人「シーズネット」の活動を日記風に紹介。2010年がんを発病し、その闘病も紹介。

地域福祉の仲間たち

2013年02月16日 | Weblog
 体調が悪く、朝から全身の気だるさ、声かすれによる疲労に悩まされていました。
 
 ところが元渓仁会の親しい医療福祉の仲間と会う約束をしており、しかも体調を考慮して家の近くのコーヒーショップでしたので、何とか参加しました。過去にもキャンセルをしており、今回は小一時間でしたがお会いできて安堵しました。

 みんながぼくの辛そうな表情や声を心配してくれているのがよくわかり、何回も涙が出そうになりました。
 ゆっくり話せませんでしたが、とにかくかつての仲間の顔が見られて安心しました。
 心配してくれる心も通じて、ぼくも辛かったです。

 1時間ほどで我慢できなくなり帰宅して、横になって体を休め、今少し良くなったところです。

 ありがとう。

シーズネットのネットワーク

2013年02月15日 | Weblog
 札幌にしては温暖な気候で体調も良かったので10時から1時間ばかりシーズネット事務所に行きました。あまり話せませんが、やはり心がなごみます。

 今日介護新聞地域家族第2号が「地域家族とは」が出ましたが、昨年歌声喫茶を事業化した石澤佳子さんから第1号の感想で「岩見さんに言われて事業をはじめましたが、その輪がどんどん広がっています。岩見さんの影響で人と人との輪がドンドン広がっている影響力の大きさ地域家族の記事を読んでを感じました」とのメールで頂きました。

 今朝の北海道新聞にも清田区の中村則夫さんがNPOで助け合い事業をはじめたとの記事が載っていましたが、中村さんもシーズネットの会員であったことが影響して事業をはじめ、その輪を広げるべく努力されています。

 他にもシーズネットの影響で事業を始め、人の輪を広げて下さった方は会員も含めて大勢おられることを知り、とても嬉しい気持ちでした。

 本当はシーズネットでやってほしかったのですが・・・。

介護新聞連載反響

2013年02月14日 | Weblog
 地域家族の連載が始まって明日は第2号が発行され、「地域家族」の概念が示される重要な号になります。

①最初の反響で気になったのは「わかりやすい内容のようなので、じっくり読みたい」との言葉でした。ぼく自身紙面を広げて前面に記事が書いてあると文字数に圧倒されて、読むこと自体に相当のエネルギーを必要とします。内容より読むことが嫌になります。
 3回位に分けた方が読みやすいのでは、と思いました。

②人と人とのつながりの大切を肌で感じたとの人間関係の大切さを認識して下さった方が多いように思いました。
 特に虚弱者、病弱者との人間関係づくりの難しさと必要性を指摘して下さった方もおられました。

③ぼく自身読み直して文章は読みやすく淡々とした書き方むが特徴ですが、現実に死と向け合いながら生を考えることの難しさ、深さまで相手に伝わったかどうか・・・。いやぼく自身本当に認識しているのか、とても複雑な心境でした。
 そんな甘いものではないのではないか・・・という自己反省です。

 明日の2回目からは実践編なので読みやすくなると思います。
 是非ご一読下さり、感想をお寄せ下さい。
 そして「地域家族」がこれからの日本を救い、守る道であることを互いに悟りたいものです。

 何故か今日は体調極めて不良です。頭もクラクラしています。
 やっとの思いでこのブログを書いています。
 誤字脱字ご容赦下さい。
 苦しい1日です。

ブログの効用

2013年02月13日 | Weblog
 ご存じのようにぼくは毎日ブログを書くように心がけていますが、シーズネット事務局の大林さんが毎日文章をチェックして下さっています。
 事務所に毎日行っていた頃はメモや口頭で間違いを指摘して下さいましたが、事務所に行く回数が減ると電話で連絡が来るようになりました。

 ところがぼく自身が声かすれで満足に話せないため困っていたところ、今朝のメールを開けると大林さんがメールで間違いを指摘して下さっていました。
 これなら声を出す心配もなく、修正することができ、大林さんにお礼のメールをしました。

 今朝は札幌も春のような天気のため家内の運転で事務所に行きました。
 あまりしゃべることはできませんが、顔と顔を合わせて、久しぶりに会った喜びに浸ることができます。
 仲間の顔を見ることも嬉しいことです。

 言葉がなくても、顔の表情や心のこもったブログでコミュニケーションを図ることができます。

 ブログの有難みを感ずると同時に事務所で仲間の顔を見て、嬉しさが漂いました。

 今日は昼食後頑張って散歩をしてきましたので、これから1時間昼寝をさせて頂きます。

老いのかもしかの足

2013年02月12日 | Weblog
 ぼくは若い頃自他ともにカモシカの足と呼ばれていました。長距離、短距離、敏捷性など抜群で羨ましがられていました。
 30代まではリレー、マラソンと言えば岩見の固定席でした。

 ところががんに加齢がともない一気に足が弱くなり、家の中でも躓きそうになってしまうことがあります。
 あまりにも急激な変化にぼく自身びっくり
しています。

 走ることも長距離歩くことも、バスや地下鉄も乗れなくなりした。

 今日も30分程度歩きましたが、腹痛で持ちませんでした。
 あの敏捷なカモシカの足も加齢によって、こんなになるのでしょうか?
 我ながら情けなくなります。

税金の使い道

2013年02月11日 | Weblog
 今日は体調も良く、遠くに行くと腹痛に悩まされるのでマンション近くを何回も歩き、室内運動もして5千歩になりました。語録の文章も書いています。

 最近気になるのは景気を良くするために安倍総理が赤字国債を大量に発行して公共投資に投入し93兆円の補正予算を組んだこと。ぼくも行政に関わったことがありますが収入を考えないで支出のみを考えて予算化する不思議な世界。企業や家庭では収入に見合った予算を組むのにその発想がないのです。

 しかも国会で承認されれば政治家や官僚はその予算を使う巨大な権限を持ちながら、国債の返却ができなくても、また国債の利回りが高くなっても借金の積み増しになるだけで、その責任は一切政治家も官僚も負いません。

 反面大幅予算増をしながら生保や介護など社会保障は予算を削減し、これからの日本に必要な医療福祉介護など肝心なところは予算カットです。

 とにかくま夏の参議院選挙まで大量の借金で予算を積み込んで景気を上げ、選挙に勝った後はどうなるのか・・・との不安の声を聞かれます。

 政治家には国会という名のもとで権限はあっても責任は負わない仕組みなので、国債を返済する連帯保証を負う仕組みはつくれませんか?
 自分の金ならそんな無茶はできない筈です。

 大量の借金にさらに景気浮揚の美名のもとに大量の借金を重ねる日本の官僚政治の怖さと無神経を恐れます。日本が崩壊の道を辿っても誰も責任をとらないでしょう!

 今日は固い話になって申し訳ありません。
 団塊の世代が75歳を超える2025年を見通した政策が今回の予算なのでしょうか。

 でもこの大量借金予算で景気が良くなって国債が返済できるようになるとはとても思えないのです。今までの節減予算はどうなったのでしょうか?

2013年02月10日 | Weblog
 温暖な気候に誘われて散歩に出かけましたが20分程で下腹部の痛みが襲い、30分も歩けませんでした。追加の痛み止めの薬も持っていませんでしたので早々に引き上げました。

 今後の抗がん剤が効かないと数ケ月の余命と言われていますが、その間にどうしても行きたいところがあります。

 京都や上田は別にして・・・
・観光地・・・上高地
・乗り物・・・トワイライトエクスプレス(札幌~京都往復)
・ 山 ・・・藻岩山徒歩登山

 以上の3つは実現したいのですが、この体調ではどうしょうもありませんね。
 何とか実行したいものです。
 人生最後の思い出として・・・。

馴染みの歯科医

2013年02月09日 | Weblog
 年齢に関係なく歯の治療が好きな人はあまりいないと思います。歯科医に行くだけで勇気が入り、あの金属音やがりがりした音を聞くだけでも気分的に疲労感に襲われたり、苛立ったり、不快感に悩まされてしまいます。

 ところがぼくは抗がん剤治療を受けている今も歯は下歯は全て被せて何とかもっている状態で、昨日から歯槽膿漏で歯ぎくの一部が膿が出そうになっており、歯ブラシをあてると痛みが走ります。上の歯は部分入れ歯になっています。

 今のぼくにとって食事ができなくなるのはがんの病気にも関係してくるので、急遽今朝20年来通院している馴染みの牧口歯科医に行きました。

 牧口先生とは長年の付き合いでぼくの病気のことも全てご存じで、がんの状態もいつも報告しており、先生も気だるさや倦怠感を考慮して痛みや音を出さないようにして細心の気を使って治療して下さいます。

 今日も行くと待つのも大変だとの判断ですぐに治療して下さり、何回も来るのも大変とのことで歯ぎくへの塗り薬も頂きました。
 事実抗がん剤を投与しながら歯の治療をすると気だるさや疲れ、倦怠感も倍増します。

 全てを理解して下さる歯科医の存在も大きいですね。

介護新聞での地域家族連載はじまる

2013年02月08日 | Weblog
 北海道で週刊で発行されている介護新聞でいよいよ地域家族に関する連載リレーがはじまりました。

 全面1ページを使った大きなスペースで今回は地域家族の必要性の背景をまとめていますが、これから地域家族の具体的な中身、さらに地域での人間な関係、居場所、存在感づくりの内容に入って行きます。
 ボランティアも傾聴、生活支援、看取りなど新しい地域づくりに欠かせない新たなボランティア活動などについても、その実践家の方々が具体的な方法や内容を執筆して下さることになっています。

 新聞の連載だけで終わるのは欲しい、との声もあり連載内容を小冊子にして各市町村で実践の手引き書として活用できないかとの反響なども来ています。

 今日の札幌は雪が間断なく降り続いています。
 ぼくは事務所に行く予定でしたが、体調が今一芳しくないので家にいます。
 事務所に行きたかったのですが・・・。

 介護新聞のいろんな反響があり、メールに追われています。

 今日は1日家の中で、そんな1日になるのではないかと思っています。
 運動不足解消のために体操や室内ランニングなどで体は積極的に動かすようにしていますが・・・。

 是非各地域で介護新聞の地域家族の内容を手引書にして、地域のあり方を考える一助にして頂ければと思います。

腹痛の緩和

2013年02月07日 | Weblog
 ここ数日腹部の痛み止めの薬が変わってから、痛みが随分緩和されるょようになり気分的には大変助かっています。

 そのため今朝は事務所に行き、声のかすれは変わりませんが動きが取れましたので、事務局の仲間と話すことができ、かすれ声でも積極的に話したくなります。
 やはりシーズネットの存在はぼくにとって貴重な場です。

 介護新聞の連載は7日からはじまり、今日郵便物が届くのではないかと思っていましたが、夕方現在まだきていません。
 介護新聞社にお願いして京都、三重、庄内の各シーズネットにも送ってもらうことになりました。
 是非ご一読下さい。

 とにかくこれから気候も三寒四温になってきますので、できるだけシーズネットとの事務所に行くようにしたいものです。